夢の自宅BBQやお庭キャンプもできる“ウッドデッキ”のある庭
間取りのポイントや施工事例を徹底解説

ウッドデッキ 日建ホーム

梅雨が明けると本格的に外でのアクティビティが楽しめる季節が到来します。

ご自宅のウッドデッキでゆったり過ごすことに憧れを抱いている方は少なくないはずです。

一方で。「作っても使うかどうか分からない」「費用をかけてまで作る意味があるの?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、最近は「アウトドアリビング」という言葉が広まっていることからも、ウッドデッキをご自宅に作る方が増えています。

そこで、今回はウッドデッキの魅力から、デザインやレイアウトのポイントを詳しく解説します。

当社で手がけた施工事例も併せて紹介しますので、ご自宅の新築やリノベーションの際にウッドデッキを作ろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント
●ウッドデッキは単なる屋外空間ではなく、リビングと一体の中間領域的な役割も果たします。
●どこにどのような形で設置するかによって、ポイントが異なります。
●日建ホームでは、お客さまのご要望をしっかり耳を傾け、理想の住まい・お庭づくりをお手伝いさせていただきます。




狭い庭でも実現可能なウッドデッキ

木質感あふれるウッドデッキは家族のいこいの場

限られたスペースの庭をおしゃれ且つ快適に活用したいと考えた時に、ウッドデッキを作ろうかどうか迷う方も多いはずです。

確かに、ウッドデッキを作ったことで自由度が減ることもありますし、施工費や材料費もそれなりにかかります。

しかし、ウッドデッキがあることで、外部空間の使い方が大きく広がり、連結する室内空間の活用方法までも豊かになります。

「我が家の庭は狭いから」と諦める方も少なくありませんが、限られたお庭でも設計次第で開放感のある快適なアウトドアリビングができますので、ぜひまずは一度ウッドデッキを検討してみてください。

〈関連コラム〉
下記コラムでは、狭い庭に作るウッドデッキにフォーカスして解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

日建ホーム|コラム|狭い庭でも便利に!ウッドデッキがおすすめ|活用方法や施工事例を紹介




ずばりウッドデッキの魅力とは?

ウッドデッキ
BBQも楽しめる広々としたウッドデッキ

ウッドデッキというと、「おしゃれ」「開放的」などという漠然としたイメージを持つ方が多いですが、実は実用的なメリットがいくつもあります。

ここでは、ウッドデッキのある庭の魅力を紹介します。

その① 庭が「使われないスペース」にならない

戸建住宅を建てる際に、大抵の方は「庭が欲しい」「庭は広くないと」と考えますが、実際に住み始めてみると意外と庭を使わないといケースは決して少なくありません。

それは、庭を広く確保しても使い方が分からない方が多いから。

家庭菜園をしたりお子さんを遊ばせたりしない限り、土のままでは椅子などが置きづらく、意外とお庭でゆっくり過ごすことは難しいです。

しかし、ウッドデッキを作れば室内との空間的繋がりが生まれ、自然と足が庭の方に向かいます。

そのため、屋外空間もくまなく使いたい方にウッドデッキはおすすめです。

その② 庭の手入れが楽になる

憧れの広々とした庭を手に入れたとしても、その後それをきれいに維持しようとすると雑草の処理などかなり手間がかかります。

忙しい方の場合は特に管理が手間になり、草だらけの庭になってしまうことも多いでしょう。

そんな方にもウッドデッキはおすすめです。

ウッドデッキ下には日光があまり当たらないため、雑草なども育ちにくく、草むしりの手間が大きく削減できます。

ただし、その代わりにデッキの塗装メンテナンスなど、長持ちさせるためのお手入れはしなくてはいけないため、その点には留意してください。

その③ 子どもの遊び場・ペットのくつろぎスペースとしても活用できる

住宅地では、敷地の前の道路などでお子さんだけを遊ばせるのは危険な場所がほとんどでしょう。

また、ペットが日向ぼっこをしながらのんびりできるスペースをなかなか確保できないお宅も多いはずです。

ウッドデッキはお子さんを安心して遊ばせられて、さらにペットの体が汚れることなくリラックスさせてあげられる場所としても活用できます。

特に、小さいお子さんがいる場合は、リビングやキッチンからウッドデッキの様子が自然と目に入る間取りにすると良いでしょう。

その④ 物干しスペースとして使える

2階以上のベランダですと、なかなか大きな物を干せなかったり、間取りによってはランドリースペースから重い洗濯物を階段を上がって運ばなくてはいけないこともあるでしょう。

洗濯物を屋外に干す方にとって、ウッドデッキは格好の物干しスペースになります。

折りたたみ式の物干し台を置いたり、壁に取り付けて折り畳めるタイプの竿かけを設置すれば、ウッドデッキでくつろいだりする際にも邪魔になりません。

その⑤ アウトドアリビングの機能が生まれる

皆さんは「アウトドアリビング」という言葉を聞いたことはありますか?

ウッドデッキをリビングと隣接させて屋外空間をセカンドリビングとして使う間取りの手法を指します。

リモートワークをする方が増えて自宅で過ごす時間が長くなったこともあり、自宅でのんびり過ごしたい方がウッドデッキをアウトドアリビングとして活用されています。

デッキに出る開口部を大きく取ることで、室内リビングが少々手狭でも、ウッドデッキと一体に感じられるため、十分開放感を感じられます。

〈関連コラム〉
日建ホーム|コラム|2021年のトレンド「アウトドアリビング」とは?メリットや間取りのアイデアを紹介



ウッドデッキを作るときのポイントは?

大開口サッシでウッドデッキに面したリビング

ウッドデッキは確かに暮らしを豊かにする空間ですが、ポイントを押さえなくてはどうしても使いにくくなってしまいます。

そこで、ウッドデッキを作るときのポイントを紹介します。

リビングと連結して配置する場合

2階以上にリビングがない限り、大抵の場合ウッドデッキとリビングは隣り合わせてレイアウトするお宅が多いでしょう。

その際にポイントとなるのが、「段差」と「開口部」です。

まず、できるだけリビングの床レベルとウッドデッキのレベルを同じ高さにしましょう。

そうすることで、より一体感が増します。

それに加えて、できるだけ大きな開口部を設置するのも重要です。

通常の引き違いサッシでもいいですが、広々と開け放したい場合には、引き分けサッシや折戸サッシもおすすめ。

ノンレールサッシやバリアフリーサッシにすれば、開口部下の微妙な段差も気になりません。

引用:LIXIL|全開口サッシ オープンウィン


インナーデッキにする場合

インナーデッキとは外壁面よりも内側に設置されたデッキのことで、二面以上が外壁に囲まれていて、屋根の下にある場合も多いため、プライバシーを確保しやすく雨の日でも使える点がメリットです。

プライベートな雰囲気を出しやすい反面、屋根の下にあるため暗くなりがちな点には注意しましょう。

少しでも長い時間日に当たるように、日当たりの良い南側に設置し、水捌けを良くして、建物の外壁に悪影響を及ぼさないように気をつけましょう。

水がデッキ先ではなく建物の方に流れないように緩やかな勾配をつけておくことで、ウッドデッキ自体の劣化も防げます。

縁側のように配置する場合

ウッドデッキというと、リビングと隣り合わせに配置するのが主流ですが、広縁(幅の広い縁側)にするのもおすすめです。

複数の部屋に渡るように設置すれば、屋外からも部屋と部屋の間を移動できますし、ベンチのように腰掛けてくつろぐこともできます。

ポイントは、できるだけ長くすることです。

リビング前など一部屋の前だけに作ってもあまり効果的に使えません。



施工事例|おしゃれなウッドデッキのある家

私たち日建ホームでは、今まで様々なお宅で魅力的なウッドデッキを製作してきました。

ここではそのうちのほんの一部を紹介します。


腰掛けてゆっくり語らう縁側風デッキ

縁側風に腰掛け出来るデッキ

こちらは、リビングからキッチンにかけて長い縁側風のウッドデッキを作った事例です。

移動しやすくゆったりと腰掛けられるほどの十分な奥行きがあり、庭を眺めてリラックスするのにもぴったりです。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|モノトーンナチュラルのZEHの家


外観
杉板張りの外観、窓は全てトリプルガラスに
ウッドデッキ
緑を愉しめる広々としたウッドデッキ

こちらは、家の長手方向の端から端までウッドデッキを通した事例です。

中央部分に人が溜まれる広いスペースを作ったことで、ウッドデッキの使い方が広がりました。

板張りの外壁との相性も抜群で、ナチュラルな印象を際立たせています。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|自然と暮らす薪ストーブのある家


2方向アクセスできるL型デッキ

ウッドデッキ
デザインサッシとアウトドアリビングのL字型デッキ

こちらは、玄関ポーチの脇からリビング前までL字型のウッドデッキを設置した事例です。

玄関側のフロントヤードと建物の横の庭の両面に向いており、お子さんがお庭のどこで遊んでいても様子が窺えます。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|梨園を望むアウトドアリビングのある家

ウッドデッキ
洗面室とリビングをつなぐ家事ラク動線
洗面化粧台
デッキへ出れる家事ラクな造作の洗面室

L字型のウッドデッキもどの空間とどの空間を繋ぐかによって、使い方が変わります。

こちらはリビングと洗面室をつなげており、洗濯を干す際にも動線を短くできるため家事の負担を大きく軽減できます。

また、駐車場からや玄関ポーチからもアクセスしやすいため、トイレットペーパーなどのストック品を洗面室へ直接運び入れいることも可能です。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|筑波山を取り込む借景の家


限られた屋外スペースをウッドデッキに

こちらは、駐車場脇の限られたスペースを全面ウッドデッキにした事例です。

道路に面した場所で人目につきやすいため、全面ウッドフェンスで囲んでプライバシーに配慮しました。

ベンチも造作して広くないスペースでも無駄なく活用できる工夫を施し、隣接したリビングと一体で広々使えるアウトドアリビングとしてご活用いただいています。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|くつろぎデッキのある家

素材や色に統一感をもたせ、シンプルにまとめられた外観

こちらは家の外壁面が凹んだ部分をウッドデッキにして、うまく屋外空間を利用しているケースです。

中途半端な空間になりがちなこのような空間も、ウッドデッキにしてリビングと一体に使うことで、屋内外の中間領域的役割を果たします。

また、玄関ポーチ脇のスリットや木製フェンスと色調を揃えることで、外観のデザインアクセントにもなっています。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|暮らしの成長も大きく包む家

アウトドアリビングとして使える広々デッキ

シンプルで使い心地の良い北欧家具のダイニング

リビングとウッドデッキの間の開口部がなんともダイナミックな事例です。

吹き抜けにして大きなガラス設置したことで、視覚的にもウッドデッキとの一体感が強調されます。

バリアフレームサッシを設置して床レベルを揃えたのはもちろん、フローリングの板目とウッドデッキの板目を揃えたことで、より遠近感が際立ち、広々とした印象になりました。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|「集う」が楽しい家

千葉のおしゃれな平屋の建築実例 光と風の通る開放的なリビング

白い壁とナチュラルな印象の無垢フローリングが明るい印象の事例です。

全開口できるサッシを取り付けたため、開けっぱなしにするとリビングとウッドデッキがまるで一部屋のような印象になります。

このように、開口部サッシのタイプについてもじっくり検討することで、印象がかなり変わります。

ぜひ、色々なサッシを検討してみてください。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム| Works|平屋リゾートの家



まとめ|ウッドデッキを作って庭をフル活用しましょう

一戸建てとマンションの大きな違いはやはり“庭”。

せっかくなら、居心地が良く有効活用できるスペースにしたいですよね。

そんな時にはやはりウッドデッキがおすすめです。

室内空間との関係性や、設置場所、形状、開口部など…それぞれ住み始めてからの生活をイメージしながらじっくり検討しましょう。

私たち日建ホームは、お客様に安心していただける住まいづくりを徹底しています。土地探しや住宅ローンのご相談から、建築予定地の地盤調査、設計士・インテリアコーディネーターによるデザインのご提案など、各専門スタッフがチームでお手伝いさせていただきます。

ぜひお気軽にご相談ください。



千葉県でウッドデッキのある家の建築・リノベーションをご検討中の方は日建ホームへご相談ください

おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大事業ですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。

お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。

お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。

お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。

お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。

お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。



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TEL:04-7188-5222
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著者情報

日建ホーム編集部

日建ホーム編集部

私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」という気持ちで親身になって寄り添いながらお客様の家づくりに真摯に取り組んでまいります。
一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

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