幸せの木「ガジュマル」

観葉植物「ガジュマル」を知っていますか? 園芸店の観葉植物のコーナーで良く見かける、数本の太い根っこから光沢のある緑の葉が生えた姿が可愛い、卓上サイズの常緑の観葉植物です。
ガジュマルの花言葉は「健康」、沖縄県の伝承でガジュマルの古木には精霊キジムナーが宿る樹と言われていることから、「多幸の樹」と呼ばれており、別名で「幸福の木」や「長寿の木」の名でも売られているようです。
我が家の玄関先に並んだガジュマルの木は、鹿児島の実家から貰ってきたものですが、おそらく両親が敬老の日に長寿を祝ってプレゼントされたものだと思います。
それから10年近くが過ぎて今は両親も他界してしまいましたが、今年ひと回り大きな鉢に植え替えたガジュマルは、毎年枝を切り詰めているにも関わらず、猛暑の中元気に育っています。まさに「長寿の木」ですね。
「ガジュマル」は熱帯から亜熱帯に自生する常緑高木で樹高20m近くに育ちます。数年前に本土最南端にある佐多岬を旅した時に海に面した展望公園で見たガジュマルは、根元の周囲に太い幹から気根がロープのように垂れていてその姿は圧巻でした。
我が家のガジュマル、幸せを呼ぶ多幸の木でもあり、この先も大切に育てていくつもりです。

(補足:ガジュマルは冬季は温度5度以上の室内で管理します。)
By Hira

 

 根元の気根