4年半で形がなくなった?
4年ぶりにこの『健康快適住宅の注文住宅』の世界に戻ってきました。
以前は20数年健康住宅の世界に身を置いていた私ですが、
この4年間は高気密、高断熱住宅の世界を経験し
やはり大好きな健康快適住宅に戻ってきました。
そこで以前に知った驚きの情報を定期的にのせてみたいと思います。
・・・4年半で形がなくなった?・・・
まずは下の写真をご覧ください!! これは木材業界のあるグループが、
木材の樹種ごとの「耐朽性」の違いを調べるために行なった試験の結果です。
左から、国産ヒノキ、国産スギ、米ツガ(カナダ産)、ホワイトウッド(フィンランド産)
の順で屋外に並べられています。
実験開始から1年が経過するとホワイトウッドは腐朽菌に犯され始めてしまい
なんと4年半が経つ頃には、写真のように完全に朽ち果ててしまっています。
国産のヒノキ、スギは日光や風雨による変色はあるものの
形状はまったくそのまま。日本で輸入材として長年使われ比較的腐りや
シロアリに弱いと言われてきた米ツガも下部は腐り始めているが
なんとかギリギリ大崩壊はまぬがれている状態ですね。
同じ条件で、同じ歳月を経た木材が、その種類によって
これほどの違いが出てくる事がこの実験でもお分かり頂けると思います。
やはりマイホームはまずは工法や構造材が大切ですね!!
by yu