間取りの変更

現在、耐震工事を含めたリフォーム工事をしています。

お客様のご要望で、間取りの変更をしたい箇所がありました。

柱は簡単に抜けるものではありませんので、

現場調査のときは、押入れの天井からのぞいて、確認できるところはプランの段階でご提案。

確認できない場合は、解体してから確認し、

最良の方法で考えましょうということで話をしていました。

解体してみると、やはり抜けない柱がありました。

今回の場合は、梁を補強すること、引き戸で計画していたところを

柱を外さず引き戸に出来る、アウトセット引き戸に変更して工事をすることにしました。

 

写真は柱を抜いた後の写真です。(写真中央の柱を抜きました)

2階ということもあり梁に大きな荷重がかかっていません。

DSCF2231.JPG

これから、あと何年この家で暮らすのか考えたときに、

建替えも考えてはいるけど、今のお住まいに愛着がある方には、

耐震を含めたリフォームがお勧めです。

ただ、間仕切りの変更をするのではなく、同時に耐震診断をしているため、

ここの壁が弱くなった分、あっちの壁を強くしようと、家全体の強さのバランスを考えて工事が出来るので、リフォームをして快適になるだけでなく、地震への備えが出来ます。