近いもの遠いもの
先日、埋蔵文化財の試掘調査に立ち会ってまいりました。
市の職員の方が、
地面をざっくりざっくりと削っては、
じっくりじっくり確認して
そしてまたざっくり・・・・、
「ここまでが富士山の火山灰です。」とか
「これは縄文時代の地層です。」とか
地層の説明や縄文時代の暮らしなどのお話を聞きながら
だいたい50cmほど削って何も現れず終了となりました。
意外に近くにあった歴史への驚きと
太古の暮らしが意外に近くに埋蔵されていること、
その暮らしが脈々と受け継がれ現在の暮らしがあること
きっと現在の暮らしを遠い未来の子孫も同じように発掘すること・・・
近いこと遠いことを同時に感じた不思議な感覚になりました。
by Kato