バラの夏休み

 夏本番になって、ようやくバラの季節も終わりになりました。

 バラには四季咲きの品種もありますが、やはり春と秋に咲くバラが色、容姿共に一番ですね。バラにも夏休みが必要です。夏の蕾は早めに切除し葉は残して秋に向けて株を充実させることをお薦めします。

 バラに魅せられた人は多いと思います。私もその一人ですでに十数年が経ちますが、途中仕事や家庭の事情で数年間家を留守にしたため、地植えしていた殆どのバラが無残な状態になってしまい、かろうじて生き残ったバラを植木鉢に移植したり、挿し木して再生したり、苦労の末にようやく十数株が生き残り今年の春には見事な花を咲かせてくれました。

 バラの魅力は、色の多彩、容姿、香りなどですが、育種の歴史が古く、品種名に有名な女優やプリンセスの名前を冠した魅力的なものが多く(マリアカラス、オードリーヘップバーン、プリンセミチコなど)、名前に惹かれてついつい新し苗を購入してしまいます。日本で品種改良されたバラにも、「禅」「しのぶれど」「天津乙女」など風情のある品種が多数あります。(写真左は「禅」、右は「マダムヴィオレ」)

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 我が家のバラはホームセンターで購入したものが殆どで、新苗や売れ残った安い苗から育てたものですが、先日また気になるバラの苗を買ってしまいました。その名は「ブラック・ティー」、日本で育種された世界的にも有名なバラです。秋の開花がこれから楽しみです。

By Hira