和室を考える

日本人であれば畳に惹かれるのは当然と思います。

家を作る時に必ず迷うのが和室を作るかどうかだと思います。予算にも影響します。最近は和室の代りにリビングに面して畳スペースを設けるプランも良く見かけます。

そこで参考までに我が家のケースを紹介します。

子育て時期に購入したマンションは、3LDKでリビングに面して6畳の和室がありましたが、個室は4人の子供たちに優先され、和室は夫婦の寝室(兼ユーティリティ)として使用していました。

マンションを出て現在の戸建を計画する際には、夫婦の寝室は2階にベッドの洋室、1階に設ける和室は床の間のある客室とするが、将来親を引き取る場合の予備の部屋として、または自分たちが老後に1階で寝起きすることも考えて独立したゆとりのあるプラン(6畳+縁側)にしました。

子育ても終わり熟年期に入った現在、子供たちの家族が遊びに来る機会が増えて、リビングと廊下を隔てた和室は、障子は穴だらけにはなりましたが子供たち夫婦と孫たちが気兼ねせずに泊まれる部屋として大いに活躍しています。

これからも家族の成長に応じて和室の使い方は変わると思いますが、当初の思惑通りに多目的に利用されています。

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by Hira