地震の建物震度階級、その時あなたは・・

平成30年北海道胆振東部地震で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今年は夏の暑さも厳しく次々と自然災害が発生し、大変な年となってしまいました。改めて日本は地震国であることを痛切に感じます。

20180908035002.png気象庁HPより

今回の地震は震度7。ですが震度が同じでも地震の振幅・周期・継続時間・建物の構造・地盤の状況によってもの被害は異なります。

実際に東日本大震災の際に我孫子市青山台で弊社が建築させていただいたK様邸の建物に被害はなかったのですが、その隣のお住まいは居住できないほど家が傾き、即刻移転しなければならないという状況に置かれてしまいました。

K様邸は地盤調査をし地盤を補強した上で建築したのでびくともしなかったのではと思われ、いかに地盤の状態が地震被害に大きく影響するのかを目の当たりにした体験でした。

上記の表にもあるように「ぐらっときたら身の安全」・・これがまず第一です。あわてると怪我のもと。特に足裏に割れたガラスなどがささらないように気を付けるための工夫は重要です。寝室にスリッパを置いておくなどして備えておきたいものです。水と缶詰・カセットコンロとボンベ・乾電池・懐中電灯は準備しておきたいものです。

東日本大震災の際はガソリンスタンドに長蛇の列ができ大変でしたので、それ以来私はガソリンが半分以下にならないようにしています。

お風呂のお湯もなるべく流してしまわずにおいておき、断水時に備えてトイレが流せるようにしています。携帯簡易トイレ用品もあるといいですね。

持病のある方は薬のストックも必要になります。乳児には紙おむつやミルクの準備も大切。衛生用品のストックも見直しておきたいものです。

そして何よりも身近な人と声を掛け合って気持ちを強く持つことが大切なのでしょう。

朝の来ない夜はないのですから・・・・

by coyuka