一番判りやすい耐震基準S56とH12☆

このところ地震の発生回数が増えている・・・
そんなふうに思うことはありませんか?
日本は地震大国です。
ガラスの国土・・・などと呼ばれることもあります。
江戸時代から現代までの約400年の間に
大地震が70回近くも発生しているのだそうです。
ですから家造りには「耐震=耐久」が不可欠です。
「住まい」の耐震を考えるとき
一番目安になるのは<昭和56年>と<平成12年>です。
昭和56年に「新耐震基準」と呼ばれる建築基準法が施行され
耐震性は格段にあがりました。
しかしこの「新耐震基準」ではまだ建物の耐震性は不十分
であることがわかり平成12年に阪神・淡路大震災での
実態調査もふまえた上でさらに
○耐力壁配置バランスの数量化
○引き抜き金物の規定
○地盤の強さに応じた基礎形状の規定
が新たに設けられ耐震性能はさらにアップしました。
このことから<昭和56年>以前に建てられた建物は
建て替えたほうがよく<昭和56年>から<平成12年>までに
建てられた建物は「耐震診断」をし、
必要なら「耐震補強」をしたほうがよいのです。
13年前の画像になりますが
阪神・淡路大震災が発生した三ヶ月後に
今後の住まい造りに活かすべく現地に赴きました。

阪神・淡路大震災発生後約三ヶ月経過の神戸の様子です。
直下型地震のすごさに震撼した眼前の現実・・・
住まい造りに携わる者として耐震・耐久力ある家造り
を目指さなければとあらためて痛感した瞬間です。
  by shioke
耐震性能もしっかり追求していきたい
【外断熱(外張り断熱)の家・地熱(地中熱)利用の家・自然素材の家】
日建ホーム株式会社