朝夕の通勤時に高齢者福祉施設の送迎車をよく見かけます。

WHO(世界保健機構)が2018年に発表した統計によると、世界の平均寿命の1位は日本で男女の平均寿命84.2歳、2位がスイスで僅差だったようです。驚きですね。

我が家でも高齢の親父を迎え入れて介護することになり、昨年6月に小規模住宅改修の制度を利用して隣の古家をリフォームしました。

リフォームのポイントは「車椅子でも快適に生活できること」で、主な改修内容はトイレの拡充、廊下と居室の段差解消、及び手摺の設置でした。

リフォーム後に親父が入居してもうすぐ1年が経ちますが、日常生活を介助する中で改めて思ったことを以下に示しました。

・部屋の出入り…車椅子でも開閉できる引き戸は必須です。居室はドアを外して後付けの引き戸に、トイレは簡易なアコーディオンドアにしています。

・トイレのレイアウト…車椅子が回転できるだけでなく介助するスペースも必要です。

・衣食住はワンルーム…部屋に余裕があれば介護ベッドと家族で食事ができるテーブルを設置することをお薦めします。

・快適な室内環境…冷暖房共にエアコンを利用していますが、古家のため冬には車椅子でも入れるこたつ(兼テーブル)と加湿器を追加しました。

・適所に手摺…車椅子の生活ではトイレや玄関で車椅子から立ち上がる際の長い縦の手摺は必須です。

写真左は玄関へのアプローチ、右はトイレです。僅か4段の階段を登るために約3mのスロープが必要でした。

長寿大国の日本、夢のマイホームを計画する際には、長く住み続けることが出来るように遠い先のことも考えておいた方が良いでしょう。

By Hira

  

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