【ルイスポールセン実例6選】ダイニング照明特集
「ダイニング照明」の選び方・インテリアコーディネート
家の中で、家族が一番集まる場所はどこでしょうか。
多くの方にとってダイニングテーブルが挙げられると思います。食事はもちろん、仕事、勉強、家族の団らんなど・・。暮らしの中で一番大事な場所の一つであり、生活の中心となる「ダイニングテーブル」。そこにフォーカルポイントとなるような照明をセレクトしてみるのはいかがでしょうか。照明一つで素敵な場所にすることができます。
ではどんなものを、どのようにセレクトすればいいのでしょうか。
<ダイニング照明を選ぶ際のポイント>
1.ダイニングテーブルの形や大きさにあう照明を選ぶ
ダイニングテーブルの形が長方形か円形か、長方形でもテーブルの長さによって器具の種類や灯数が変わってきます。
円形のテーブルなら、テーブルの中央に円形の照明器具か1灯のペンダントライトを選ぶのが一般的です。長方形の場合はテーブルの長さにあわせて、照明器具の灯数を調整するとよいでしょう。
人数や食事以外の使用シーンを想像してみましょう。
2.つくりたい雰囲気にあう光の出方の照明器具を選ぶ
ダイニング照明にはペンダントライトが多く使われますが、大きく分けて2種類あります。全体を照らすもの、部分的に照らすものです。
光が拡散しないタイプのペンダントライトはシェードの照明器具の下は照らしますが上方には光がいきません。ダイニングテーブルの上は明るくなるものの、天井面やダイニングルーム全体には光が回らないということになります。
このタイプの照明器具は、レストランやバーのような雰囲気のある食卓をつくることができます。
また、ペンダントライトを吊るす高さによってもテーブル上の明かりの雰囲気が異なります。高い位置から照らせばテーブルの上を広い範囲で照らしますし、低い位置なら狭い範囲が明るくなります。
逆に照明器具自体が明るく光るタイプや、天井に光が回るタイプの照明器具の場合はダイニングルーム全体が明るくなります。
このように照明器具から出る光の範囲と方向でダイニングルームの雰囲気が異なってきますので、目指したいイメージに近い光が出る照明器具を選ぶようにしましょう。
3.インテリアとのバランスを考える
リビングからダイニングやキッチンが見えるLDKなら特に、全体のインテリアテイストにあった照明器具を選ぶことが重要です。
北欧やモダンなどのテイストだけでなく、見える照明器具すべてのデザインがちぐはぐにならないように色や素材に共通点をつくってコーディネートすることも大切になります。
<近年人気の北欧インテリア>
北欧デザインのインテリアが日本でも人気があるのはなぜでしょうか。
それは北欧と日本の住宅に共通点があるからです。どちらも素朴な機能性を重視し、自然素材を用いてストレスのない雰囲気を作り出しています。ほっと一息つけるような清潔で静かな環境を作ってくれるので、忙しい現代のライフスタイルに合っているのが理由の一つです。
自然素材を多く使うナチュラルな雰囲気は北欧インテリアととても相性がいいのです。
「ストレスフリー」を追求しているルイスポールセンの照明
ルイスポールセンとは、照明が人々にもたらす安心感・幸福感に取り組み続け、建築家に尊敬されるデンマークの照明メーカーです。
デザイナーのポール・ヘニングセンは「照明器具は眩しくあってはならない」と、徹底した「人への優しさ」を追求しており、そこで誕生したのが誰もが一度は目にしたことのあるダイニング用のペンダント照明「PH5」です。
1958年にデンマークで発売されると、「国民的ランプ」と称されるほどの圧倒的な支持をうけ、海外で知られる最初のデンマーク製品のひとつとなりました。以来60年以上経った現代でも世界中で愛されています。
このように、ルイスポールセンは単にランプをデザインするだけではなく、屋内そして屋外で人々が心地よいと感じる雰囲気を生みだす光をかたちづくってきました。機能美を備え、どんなスタイルの空間とも調和を保ち、魅力的で優しい光を発します。
「ストレスフリー」を追求しているルイスポールセンの照明は、木材など自然素材を多く取り入れている日本の住宅にぴったりと言えるのではないでしょうか。デザイン性・機能性のある照明器具が沢山ある中で、世界中で愛される「ルイスポールセンの照明」の魅力を実例とともにご紹介いたします。
<ルイスポールセンの照明を採用したインテリア実例>
PH 5-4½
高い位置での使用を想定したPHランプ。大きなトップシェードは水平方向に広く光を向けるためのものです。点光源を持つクリア電球のためにデザインされており、光源を適正な位置にあわせることで4枚のシェードがきちんと光を受け、グレア(眩しい光)が完全になくなります。スタンダードな3枚シェードランプよりも周囲の壁面や棚を明るく照らすようにしたものです。
卓上に置かれたものを美しくみせつつ、周囲の明るさも演出できる照明なので用途の広い照明ともいえるのではないでしょうか。より均質で快適な反射光を生むため、4枚のシェードはマットな白色塗装でインテリアになじむカラー。ナチュラルな優しい空間に溶け込んでいます。しかし特徴的なデザインは存在感がありインテリアのポイントとなっています。
夜はより上質で、エレガントな空間を演出します。料理も美しく照らし食卓を豊かにします。
PH 5
1958年に発表されて以来、長年にわたりロングセラーとなっている名作照明。100%グレアフリーの光を提供するそのデザインは、大部分の光を下方に向ける3枚シェードの光の反射原理に基づいています。下方と側面に光を放ち、それにより器具自体も照らします。
置かれた物に美しい陰影を落とす「PH5」の「黄昏時の光と調和するように考えられたやわらかな光」は、人の横顔や卓上に置かれたものに美しい陰影を映しだします。昼間の印象と夜の印象が照明ひとつでガラリと変わるのも醍醐味の一つです。
どんなインテリアにも組み合わせられる、13色の豊富なカラーバリエーションもPH5の魅力です。その中でも特に人気なのが、クラシック・ホワイトと、モダン・ホワイト。こちらのお家では、クールな濃紺タイルのキッチンと、クラシック・ホワイトの紫のアクセントが良く合い統一感が生まれています。
PHスノーボール
シェードの両面を光沢とマットに塗り分け、美しい光の効果を生み出すペンダント。日本の和と北欧が合わさったジャパンディスタイルです。光源の光はすべてのシェード内面に同じ角度であたり、グレア(眩しい光)をまったく生じさせないデザインです。
丸いフォルムと白色のマットな質感は和紙を貼った提灯を連想させます。障子を取り入れた和モダン空間に「PHスノーボール」を採用。和と洋の絶妙なバランスをとっています。
PH 3½-3 グラスペンダント
シェードにハンドメイドの吹きガラスを採用したバージョンです。乳白ガラスのシェードはランプ全体を柔らかく見せ、各シェードは三層の乳白吹きガラス製。その外側は光沢がありますが、電球から直接光を受ける内側はサンドブラスト加工をしてマット状になっており、目に心地よいソフトな光を反射して均等に拡散させます。
ライトな印象のカラー空間に映える、真鍮メタライズド。木と馴染むペンダントライトの真鍮の輝きは、高級感をプラスしてくれます。
一方、勾配天井から吊るされたソケットカバー・コードがブラックのペンダントは空間を引き締めるとともに、暖炉などの家具に負けないくらい存在感を出しています。同じデザインでも一部カラーが違うだけでこんなにも印象が違うところがまた魅力の一つと言えるのではないでしょうか。
PH 4/3 ペンダント
3枚シェードの曲線に対数螺旋を採用したクラシックなPHランプのメタルバージョン。柔らかい光を下方にたっぷりと集める機能美を備えたデザインで、1966年の発表以来、製造され続けているロングセラーモデルです。
PH5よりも一回り小さいため、PH5ほどの存在感はなくともルイスポールセンをインテリアに組み込みたいという方にもおすすめです。
トルボーグラスペンダント
シンプルで控えめ、上品なフォルムは、様々な場所で幅広いスタイルのインテリアに適応します。下方を重点的に照らし、三層吹きガラスを透過する柔らかい光が上方の空間へも広がります。
シンプルなフォルムに合わせて周囲のインテリアも、柔らかな色調のものにするのがポイントです。相乗効果でより洗練された空間になります。
単体でも美しいですが、複数並べるのもおすすめです。トルボ―グラスペンダントの大きさは二種類あり、Φ155(小)の場合は2つ、Φ220(大)は1つ使うのがダイニングでの定番の組み合わせです。
<照明器具を購入するタイミングはいつ?>
照明ひとつでこんなにも表情が変わるのでどの器具にするか選ぶのがすごく楽しい作業になると思います。
では、照明器具はいつ購入するのがいいのでしょうか。
照明器具は、ダクトレールや器具を取り付けるロ―ゼットが合えばいつでも取り付けができます。
しかし、それらの位置は一度取り付けると簡単には変えられません。せっかく素敵な照明器具に出会ったのに位置が合わずに断念せざるを得ない・・なんて悲しいですよね。
インテリアイメージにあう照明器具をつけるのにダイニング照明の位置を決めることはとても重要な事です。
また、いつかあこがれの照明器具をつけよう・・と思っても家を建てるという大きな買い物をする時でないと、この先子育てや学費などで二の次になってしまい中々憧れの照明も買えなくなるということも考えられます。
照明や家具も住宅の一部として住宅ローンに組み込めますので、住宅購入やリノベーションをするタイミングでのご購入をお勧めします。
人生の半分以上を過ごす家だからこそ、住宅も家具も一生ものに。展示場では、数多くの北欧のインテリアを展示しています。検討される方はインテリアもご相談ください。
※写真は全て日建ホームの施工実例です。
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