三つの家族の
家づくりストーリー

「つながる家」をかなえる。 千葉県我孫子市 J様のお家

 ひとり目のお子さんの成長に合わせて、マンション住まいから一戸建ての新築を決められたJ様ご夫妻。
あせらず、じっくり良い家を建てようと考えたおふたりは、お子さんとの暮らしを重視した具体的なプランを描き始めました。
「子どもがアトピーだったので、家全体に天然の無垢材を使いたいと考えていました。それに、家のどこに子どもがいてもわかることが理想でした」
子どもたちは部屋にこもらず、勉強も遊びも目の届くところで。あたらしいお家のルールができました。

「見学会に参加して何軒かのお宅を拝見しましたが、どの家もすばらしくて。なかでも、工夫を凝らした空間設計が印象的でした」
オリジナリティに惹かれたおふたりは、さっそく日建ホームに設計を依頼。
「見学会のあとには、最後までお願いすると決めていました。ここなら希望どおりの家にしてくれると、夫婦ともに感じられたからです。細かい部分の微調整まで、よくつきあっていただきました」

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 はしりまわる3人のおんなの子。おにごっこかなと思えば、今度はトランポリン。公園ではしゃぐ姿そのままに、でもそこは、ソファの上。ときおりパパの肩によじのぼり、ママの腕の下からは、2つの顔がのぞき出る。ふだんよりおとなしいほうですよ、と、奥様。
「子どもが遊べる家にしたかったので、怒ることもしないんです。子どもたちも怒られずに遊べるから、お互いに気持ちがラクになったと思います(笑)」

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J様のお家 7つのポイント

1
大きな1部屋が、3部屋にもなる子ども部屋。上にあるロフトは“屋根裏部屋”のよう。それぞれのスペースが独立性を確保しながらもつながっていることで、子どもたちは“公園”のように動き回れます。

2
2階の通路は、子どもたちの図書室です。

3
リビング階段の段差が勉強机と椅子に。お子さんたちが「いちばんすき」という場所は、階段以外の機能も果たしつつ、見た目の“ちがい”を演出するアクセントに。

4
子どもたちがお手伝いにきても窮屈さを感じないキッチン。後ろには大きな食器棚。奥は「工事監督さんが提案してくれた」(奥様)というニッチを活用した収納スペース。

5
和室の障子は、閉じても圧迫感のない吊り鴨居に。

6
南側一面からやわらかい日射しが入る、吹き抜けのリビング。しぜんと家族が集まる場所です。

7
左)玄関に置かれた家族の手形は、日建ホームからの贈り物。
右)設計時はちょっとした空間くらいだと思っていたシューズクローク。「実際住んでみると、何でも詰め込めて使い勝手がいいです」(ご主人様)