築33年の古家でも快適!「なんちゃって全館空調」で夏を涼しく過ごす方法

実体験で検証!築33年の古い家でもエアコンつけっぱなし&ドア全開で「なんちゃって全館空調」。赤ちゃんも快適で節電効果も期待できる方法を紹介します。

今年の夏も本当に暑いですね。
最近は高断熱・高気密の省エネ住宅が当たり前ですが、我が家は築33年。 住宅金融公庫仕様を満たすだけの断熱材しか入れておらず、当時は「特別なことは節約(笑)」して建てた家です。

とはいえ、2年ほど前に内窓を取り付け、夏場に約68%の熱が入る窓対策だけは済ませました。

赤ちゃんの里帰りをきっかけに

この夏、娘が出産し、赤ちゃんと一緒に里帰りしてきました。 そこで、National製の古いエアコンを3台取り替え、家中をできるだけ快適にする「なんちゃって全館空調」を考えてみたんです。

そもそも「全館空調」とは、家全体を常時冷暖房して快適な温度を保つシステムのこと。 でも我が家には壁掛けエアコンしかないので、次の2つのルールを決めました。

 

 

我が家流「なんちゃって全館空調」

  • エアコンはつけっぱなし(27~28℃・自動運転)
  • 家中のドアはすべて開放(1階・2階・廊下・トイレ・洗面・浴室も!)

試してみると、
・玄関を開けた瞬間から涼しい
・着替え時にムッと暑くて汗が噴き出すことが減った

…など、予想以上に快適!特に赤ちゃんや産後の娘にとって、ストレスの少ない環境になりました。

「ドアを開けっ放し」には抵抗も…

ただ、長年の習慣を変えるのは簡単ではなく、つい使わない部屋のエアコンを切ったり、ドアを閉めてしまいがちです。 特にトイレは「閉めるのが常識」という意識が強いので戸惑いますが、 ムッと暑いトイレと涼しいトイレでは、天国と地獄ほどの違いですね(笑)。

電気代はどうなる?

里帰りはひと月ほどですが、その後もこの快適さを続けるかはまだ未定です。 ただ、エアコンはこまめにON/OFFするよりも、つけっぱなしのほうが消費電力を抑えられる場合もあるとのこと。 やがて届く電気代の明細が、ちょっと楽しみです。(^^)

まとめ

高額な全館空調システムがなくても、エアコンの使い方次第で家中が快適になることを実感しました。 「築古住宅でも、ちょっとした工夫で夏を快適に過ごせる」というのは嬉しい発見です。