簡単そうだけど出来ない「工務店」
省エネ住宅に取り組む工務店でなかなか出来ない5項目とは
工務店が省エネ住宅に取り組む際にどこがネックになって達成出来ていないかを分析!!
1.窓の性能が低すぎる
サッシメーカーにて高性能な商品が開発されているので常に情報入手を心掛ける。
2.屋根の断熱性能が低すぎる
壁と同じくらいの厚さにしている住宅が多い 同じ断熱材なら壁の2倍は必要
3.床の気密が取れていない
床暖熱だと気密施工が難しいので基礎断熱が優れている
4.夏の日射遮弊、冬の日射取得が出来ていない
東西南北面のサッシの大きさ、ガラスの選択、大庇、小庇、アウターシェード
5.最適な冷暖房計画が出来ていない
夏、冬共に使用出来る家庭用電気エアコンがお勧めですが家全体や部屋の大きさに対して適切な容量選定、設置位置の説明
(資料:松井設計室 松井和也)
弊社では常に改善を心掛け上記5項目に対応しています。
- 全て樹脂サッシか木製サッシを採用、日射取得面と日射遮蔽面を区別しています。
- 壁の2倍をクリアしています。
- 25年も前から基礎断熱を採用、現在は全棟気密検査を実施しています。C値は0.1~0.5がほとんどです。
- 南側の窓は大きくし、屋根や軒の出が少ない場合は庇にて日射遮蔽に対応しています。
- 冬は床下エアコンを推奨、夏は暮らし方に合った取付位置をご提案しています。
塩毛康弐