アクセントカラーでスタイリッシュでおしゃれな家に|メリットや失敗例&事例を紹介
「おしゃれでスタイリッシュな家にしたい」「インテリアに個性を出したい」そのように考える方も多いでしょう。しかし、内装材全てにこだわったり、高い家具を揃えるのには費用がかかります。そんな時におすすめなのがアクセントカラーという手法です。お部屋の壁一面だけを別の仕上げにすることで、一気に雰囲気が変わります。今回は、そんなアクセントカラーについてメリットや効果から後悔しないためのポイント、取り入れるのに適した場所などについて紹介します。新築はもちろんリノベーションでも取り入れられますので、ぜひ参考にしてください。
・場所や色柄を間違えると圧迫感のある空間になってしまう。
・本格派の方にはタイルやウッドパネルを取り入れたアクセントウォールもおすすめ。
アクセントクロスのメリットや効果は?
アクセントクロスとは、一部の壁面のみ壁紙を変えて視覚的に印象付ける手法です。元々内壁の色はほぼ100%に近い割合で白系の色が選ばれていましたが、10年ほど前から海外インテリアの影響でアクセントクロスが流行り始めてきました。今では一種の「トレンド」ではなく、「スタンダート」になりつつあります。
では、そのメリットはどのような点なのでしょうか。主なメリットは下の3点です。
- 低コストで個性的な空間にできる
- 部屋に奥行き感が増す
- 飽きたら比較的簡単に取り替えられる
まず、おしゃれな空間にするために家具などにこだわればそれなりの費用がかかってしまいますが、アクセントクロスなら少しの差額で雰囲気が変えられます。海外ブランドの壁紙は高価ですが、部屋全体に使うのではなく一部分のみに採用すればそれほど負担になりません。そして、アクセントクロスが視覚的に目につきやすいため、効果的に取り入れれば部屋の奥行き感が増して広く感じられます。万が一色柄に飽きたとしても、壁紙の一部張り替えだけで気軽に模様替えができるのも人気のポイントです。
「ダサい」「失敗」という感想はどうして?後悔しないためのポイントは?
アクセントクロスについてインターネットなどで調べてみると、「ダサい」「失敗」というキーワードが目立ちます。部屋をおしゃれにしてくれるはずなのにどうしてでしょうか?それにはいくつか原因があります。
- 色柄の選択を間違えると狭く感じる
- 欲張ってあちこちに採用しすぎると、煩雑な印象になってしまう
- 奇抜な色柄を選ぶとすぐに飽きる場合もある
壁紙などの見本帳を見ると様々な色柄があるため、お気に入りのものを張りたくなってしまいます。しかし、ポイントを押さえないと必ず後悔してしまうかもしれません。あとから、「ダサい」「失敗」と感じないためにも、以下のポイントに気をつけましょう。
- 配色比率を意識する
- サンプルブックだけで壁紙は選ばない
- その時の好みだけでは選ばない
まず、アクセントクロスを取り入れる際のセオリーとして重要なのが「色の配分」です。色彩学では「配色比率」という考え方があり、アクセントクロスを決める際もポイントになります。
ベースカラー:サブカラー:アクセントカラー
↓
70:25:5
この比率を部屋に当てはめると、ベースカラーが大半の壁の色、サブカラーが床・ドアなどの色、アクセントカラーがアクセントクロスの色にあたります。配色比率を意識しながらこれらの色を決めると、視覚的にバランスが良くなります。逆に、濃いアクセントカラーを多くしてしまうと圧迫感が出てしまうので気をつけましょう。
そして、よくあるのが「壁紙を貼ってみたらサンプルブックで見ていた印象と違う」という失敗です。壁紙は無数に色柄があるため、ついサンプルブックだけで選定してしまいがちです。しかし、小さいカットサンプルでは本当の印象は分かりません。また、小さいサンプルは実際よりも色が濃く見えるため、壁に貼ると想像よりも数トーン明るく感じます。ある程度候補が決まった段階で、施工会社にお願いして大きめの現物サンプルを取り寄せてもらいましょう。それを壁にあてて昼夜で色味を確認すると間違いないです。
また、いくら気に入った壁紙が見つかったからといって、その時の好みだけで決めてしまうのも後悔する原因となります。すぐに張り替えたくない方は、ぜひインテリアコーディネータや設計士などプロのアドバイスを受けて慎重に選んでください。
アクセントウォールが人気
インテリアにこだわる方の間では「アクセントウォール」が人気で、上質な空間を演出します。色柄を変えるだけではなく、下のように異なる素材を貼ります。
- ウッドパネル
- タイル
- 塗り壁
- 自然石
ウッドパネルは白木のような色の明るいものからヴィンテージ感のある古材風のものまであり、壁紙よりも温かみが増します。タイルは、色柄が豊富なだけではなく、防汚機能や調湿機能脱臭機能のあるものもあるため、デザイン性を高めるだけではなく性能を重視する場合もおすすめです。また、最近根強い人気のインダストリアルデザインやブルックリンデザインなど、無骨で男前なデザインが好きな方には自然石や塗り壁も人気が高まっています。
このように、素材感やデザインにこだわりたい方にはアクセントウォールがおすすめです。ただし、壁紙を変えるだけのアクセントクロスと比べるとコストがかかるため、材料選びはより慎重になる必要があるでしょう。
アクセントカラーに適した場所
手軽にインテリアをおしゃれにできるアクセントクロスですが、間違った場所に取り入れてしまうとあまり効果的でないだけではなく、部屋が狭く感じたり違和感が出てしまう場合もあります。そこで、ここでは空間別にアクセントクロスやアクセントウォールにするのに適した場所を紹介します。
リビングダイニング
リビングダイニングなどの広い空間では一面ごとの壁面積が広いため、選ぶ場所によってはアクセントカラーが多めになってしまう場合もあります。また、逆に大きな開口部のある壁面にアクセントカラーを持ってきても、あまり意味がありません。そこでおすすめなのが、TVを設置する壁面や、部屋に入って突き当たりにあたる壁面を選ぶことです。これらの場所は目に入りやすく、アクセントカラーを取り入れることで部屋に奥行き感が生まれます。また、ニッチ(凹んでいる壁部分)も目に留まりやすいので、壁色を変えてみるのもおすすめです。
キッチン
最近はオープンキッチンが主流であるため、台所のインテリアデザインにもこだわる方が多いです。しかし、キッチンは水ハネや油汚れが気になる場所でもあります。そこで、アクセントクロスというよりも拭き掃除がしやすいアクセントウォールを取り入れてみましょう。オーブン棚のような“見せる収納”を取り付けた場合は、その面を強調してみるのも効果的です。
トイレ・洗面室
トイレや洗面室は、比較的小面積であるため高価な材料や大胆な色柄の材料にもチャレンジしやすい空間です。また、タイル張りにすれば水ハネや汚れも気になりません。さらに調湿・脱臭機能のある材料にすれば、いつでも気持ちよく使えます。ただし、原色に近いような濃い色は圧迫感が出て余計に狭く感じてしまうため避けましょう。
寝室
寝室はプライベートな空間なので、ご自分で気に入ったカラーを大胆に取り入れてみるのもいいでしょう。ゆっくりリラックスしたい場合には思い切って濃い色を選んでみてもいいですし、壁や天井にも北欧柄やボタニカル柄で個性を出すのもおすすめです。また、カラーによっては流行りのホテルライクな空間にも仕上がります。
和室
和室においては、床の間にアクセントカラーを配置するがおすすめです。空間が締まり、床の間全体が絵のような雰囲気になります。塗壁調クロスや和紙クロスを張るのもいいですし、板張りや網代壁(薄くスライスした木を編んだ壁)は本格的で格式高い和室にしたい方におすすめです。また、押入れ襖や戸襖にアクセントカラーを入れるのも流行しているため、合わせて検討してみましょう。
施工事例
ここでは、アクセントクロスやアクセントウォールの効果をうまく活かしている事例を紹介します。これらの事例をヒントに、ぜひあなたの家にも取り入れてみてください。
オープンキッチンをシックに演出
こちらは、リビングダイニングからキッチンを見たときに、アクセントウォールが正面に見える例です。カウンター周りのタイルとダークグレーの壁面が落ち着いた印象を演出しています。こちらで採用したようなグレー系のアクセントウォールは人気が高く、どのインテリアデザインとも合わせやすいのでおすすめです。
オープン棚を際立たせるアクセントウォール
こちらは、キッチンにご夫婦がお気に入りのキッチンツールや雑貨をディスプレイするオープン棚が付いている事例です。周囲の白い壁紙とアクセントウォールの石目調タイルのメリハリあるコントラストが大人っぽい印象を与えてくれます。
随所にアクセントカラーを取り入れて個性的に
こちらはキッチンやトイレ、和室、リビングなど各所にアクセントクロスやアクセントウォールを取り入れた事例です。どこもタイルや壁紙、襖紙にお客様こだわりを感じれられ、個性豊かな空間に仕上がっています。
ご家族用のトイレなら、あまり深いことを考えずに気に入った可愛らしいクロスなどを張るのも良いでしょう。後悔しないためにポイントを押さえることも重要ですが、ご家族だけのスペースや小さい面積の壁には思い切って感性のまま好きな材料を張ってみるのもおすすめです。
まとめ|アクセントカラーで家の印象は大きく変わります
今回は、手軽にお部屋の印象を変えられるアクセントウォールについて詳しくお話ししました。壁の色柄を一部変えるだけで、デザイン性が上がっておしゃれな家になります。ただし、後悔しないためにも壁紙や素材の選び方には注意しましょう。ポイントさえ押さえれば、大失敗することはありません。新築住宅だけではなく既存住宅にもリノベーションで採用できますので、ぜひ日々の家事が大変という方は検討してみてください。私たち日建ホームでは建築士やコーディネーターなどの専門家がが様々な角度からあなたの素敵なマイホーム作りをお手伝いします。ぜひお気軽にご相談ください。
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