モデルハウスに行ったらココを見ようメリットやチェックポイント・事前準備について徹底解説
マイホーム建設を検討する際に、皆さんはまず何から始めますか?多くの人がハウスメーカーなどの施工会社探しから始めるでしょう。しかし、どの情報を見て決めればいいか分からないという人は少なくないはずです。そこでおすすめなのが、「モデルハウス見学」です。
そこで、今回はモデルハウスを見学するメリットについてや、チェックすべきポイント、事前準備について解説します。これからマイホーム計画を始める方や、ご自宅のリノベーションのヒントを探している方は、ぜひモデルルームへ一度足を運んでみてください。
・モデルハウスを見学する際は、ポイントを押さえて効率よく見ることが重要。
・無駄足にならないよう、事前準備をしておくと良い。
モデルハウスを見るべき理由やメリットは?
モデルハウスとは、主に新築住宅のハウスメーカーや施工会社が自社の施工事例とし建てた住宅のことで、設計会社や施工会社を探している方や、どんな家にしようかと迷っている方が見学に訪れます。では、モデルハウスを見るべき理由やメリットはあるのでしょうか?
近年は住宅情報サイトや各ハウスメーカーのホームページが充実しており、さらには会社によってはバーチャルや動画で住宅を見学できるサービスを設けているところもあります。ですから、忙しい方は「いちいちモデルハウスへ行くのは面倒」と感じるかもしれません。
しかし、実際に見学することで得られるメリットはたくさんあります。主な利点は以下の3点です。
- 紙面や画面からは分からない広さや明るさなどを実感できる
- 専門家に具体的な相談ができる
- 担当者とより深いコミュニケーションが図れる
まず、モデルハウスは実寸で建てられた本物の住宅なので、部屋の広さや明るさなどを体感できます。逆に、写真では広く見えるような角度から撮影されていたり、明るく感じられるように加工されていることもあるため、実際の状態は分かりません。
そして、事前に連絡してから訪問すれば、各専門家と具体的な相談ができるという点も大きなメリットです。会社によって相談できる内容は異なりますが、関連する資料を持参すれば、ホームページに掲載している以上の情報が得られます。
何よりも理想のマイホームづくりを成功に導くのが、「担当者との密なコミュニケーション」です。施工会社の担当者と早い段階から十分なコミュニケーションを取っておくことで、曖昧な部分や疑問点が解消できるため、失敗するリスクが軽減します。
これらのメリットに加えて、モデルハウスを見ることで、その会社の得意としているデザインテイストや強みが分かる点というポイントです。こちらは動画などでも見ることができますので、「まずは色々な会社について知りたい」という方は、ぜひ活用してみましょう。
モデルハウスを見学する際のポイント7つ
いざモデルルームを見学することになった際に、気を付けなくてはいけないことがあります。それは「見るべきところをしっかりと見る」ということです。ポイントを押さえずにその場の空気に流されて舞い上がってしまうと、帰宅してからチェックしたかったところを全然チェックできていなかったということになりかねません。そこで、ここでは確認すべきポイントを7つ紹介します。
① 各空間の広さ感覚をつかむ
モデルハウスのいいところは、図面ではなく実物を見られるという点です。一般の方は、図面などの紙面からでは広さ感覚を得ることは難しいでしょう。ですから、モデルハウスに行ったら各空間ごとにどれくらいの広さなのかを担当者に確認し、広さの感覚を掴んでください。
また、モデルハウスの広さを参考に「これより広くしたい」「こんなに広くなくていい」などのデータも得られます。
② 方角の感覚をつかむ
広さ感覚と同じくらい大事なのが、「方角感覚」です。間取りがいくら理想的であっても、配置された方角次第では日当たりの良し悪しに大きく影響します。モデルハウスを見学する際は、常に「どの方角に窓が付いているか」や「庭はどの方角にあるか」などを意識しましょう。また、あなたの理想的な空間を実現させるためには、どこにどの空間を配置すればいいかの参考にもなります。
③ 間取りのレパートリーを知る
各社モデルハウスには、おすすめの間取りやトレンドを押さえた間取りを採用しているため、今まで知らなかった空間の作り方を見つけることができるかもしれません。大抵の方は、今まで住んだことのある家や訪れたことのある家を元に“理想の間取り”を考えますが、モデルハウスで固定概念に捉われない間取りを見ることで、間取りアイデアのレパートリーが増え、より満足度の高い住まいに近づけます。
④ その会社の得意分野を知る
実は、ハウスメーカーや施工会社によって得意不得意とする分野は多少異なります。モデルハウスを見学すれば、それがより明確になるため、会社選びのポイントとなります。また、デザインテイストも会社によって異なるため、持っているイメージに一番近い会社と出会える確率も高まるでしょう。
モデルハウスを見学する際は、担当者のセールストークに耳を傾けて、その会社が家づくりのどこに重点を置いているかや強みをしっかりと理解するようにしてください。
⑤ その会社がおすすめする建材・設備機器を知る
基本的には、どの会社も多種多様な建材・設備メーカーの商品を取り扱っていますが、モデルハウスに行くとおすすめの商材やメーカーが分かる場合があります。担当者にモデルハウスで使われている建材のメーカーや商品名を聞いてみてもいいでしょう。また、大抵のモデルハウスには、使用している商品のカタログが置いてあるので、それらを見せてもらうこともおすすめです。
モデルハウスに使っているということは、その会社がプロ目線でいいと思った商品であるということです。特に費用の比率が大きいシステムキッチンやシステムバスなどの設備機器は、ぜひ参考にしてみましょう。
⑥ 施工会社との相性を知る
家づくりは何も設計や施工のクオリティだけが大事という訳ではありません。その会社との相性もとても大切です。これらはなかなかホームページや電話口からは感じ取れないため、ぜひモデルハウスに行って実感してみてください。実際に行ってみると、その会社の社風や社員の方の雰囲気が伝わってきます。「この会社と長い付き合いができそうか」という観点から施工会社を選ぶことも、とても重要です。
⑦ 構造についても確認する
モデルハウスに行くと、つい間取りやデザインに目が向いてしまいますが、忘れてはいけないのが「構造」についてです。施工会社によって得意とする構造の種類は異なりますし、独自の構造システムを持っている会社もあります。
家を長持ちさせるためには構造の耐震性能は大きな要素となるため、その会社の建てる住宅にはどのような構造が取り入れられているのかも、必ず確認しましょう。
モデルハウスに行く際の事前準備や持ち物は?
ここでは、モデルハウスを見学に行く際の事前準備や持ち物についてお話します。
まず、事前に用意しておくことは、ずばり「ある程度希望をまとめておく」ということです。もちろん、イメージを膨らませるために敢えて事前準備はせずにモデルハウスに行くことは悪いことではありません。しかし、ある程度家を建てる意思が固まっている状態で見に行く場合には、次のことについてご家族と話し合っておくといいでしょう。
- どのくらいの部屋数が欲しいか
- どんな雰囲気(デザイン)の家にしたいか
- 建物にかけられる予算もしくは、土地・建物の総額予算はどのくらいか
- 住まいに最も求める点は何か
まず、どれくらいの部屋数が必要かや、希望の間取りがあるか等について検討してみてください。また、お好みのデザインテイストがある場合には、イメージ写真などを用意しておくと良いでしょう。理想がある程度固まっていると、現地でも見るポイントが定まります。また、担当者と急に打ち合わせができることになった際にも、有意義な時間になるでしょう。
予算に限りがある場合には、そちらについての資料も準備しておくことをおすすめします。事前に連絡をしておけば、担当のファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーを用意してくれる会社もあります。
そして、最も重要なのが「要望に優先順位をつけておくこと」です。モデルハウスに行って「これもいい!あれもいい!」となってしまっては、帰ってから何を参考にしていいか分からなくなってしまうからです。
万が一、既に聞きたいことが明確になっている場合には、必ずリストアップしておくことをおすすめします。モデルハウスに行くと、空間の雰囲気に飲まれてしまって、聞きたいことを忘れてしまう方も少なくありません。
ちなみに、コロナ禍の影響もあり、大体のモデルハウスの見学には予約が必要な場合がほとんどです。予約が不要の場合でも、事前に連絡を入れて聞きたいことや相談したいことを伝えておけば、専門スタッフを揃えてくれる場合もありますので、どちらにしても一度問い合わせてみてください。
見学当日には、以下のものを持っていくことをおすすめします。
- コンベックス(巻尺)
- ノート・筆記用具
- カメラ
- (リフォームの参考にする場合には)既存図面などの資料
現地で気になる箇所や参考になる箇所があれば、どんどん採寸してみましょう。そうしていくうちに、段々と寸法感覚が身につきます。施工会社と打ち合わせの際も、図面からある程度の雰囲気が読み取れるようになりますので、ぜひ試してみてください。
オープンハウスイベントやルームツアーもおすすめ
モデルハウス以外にも施工会社の実績を見学できるチャンスがあります。それが、オープンハウスやルームツアーです。施主様のご協力のもと、実際に建設した住宅を一時的に公開します。
モデルハウスとは異なり、実際に暮らしている方の感想を聞ける可能性もありますし、様々なプランを見学できます。
私たち日建ホームでは、YouTubeによるルームツアーや、完了現場のオープンハウスを随時行なっています。これからマイホームづくりを検討する方や、ご自宅の大規模なリノベーションを検討している方は、ぜひお気軽にご参加ください。
〈関連ページ〉
下記チャンネルでは、完工したお宅のルームツアーや、施工事例の紹介動画を随時アップしております。興味のある方はぜひ登録をお願いいたします。
YouTube|日建ホーム株式会社
下記ページでは、各種セミナーや注文住宅完成見学会のご案内をしております。詳細を知りたい方やお申し込みをご希望の方は、ぜひご覧ください。
まとめ|モデルハウス見学は会社選びに欠かせません
今回は、モデルハウスを見る際のポイントや事前準備などについて紹介しました。モデルハウス見学は、忙しい方にとっては負担となるかもしれません。しかし、会社の強みが分かるだけではなく、間取りアイデアのレパートリーが増え、さらにはその会社の雰囲気までもが分かります。施工会社をどのように選べばいいかお悩みの方は、ぜひモデルハウスへ足を運んでみてください。
私たち日建ホームは、2つのモデルハウスを見学していただける他、随時完成物件の見学会を開催しております。また、土地探しや住宅ローンのご相談、インテリアコーディネーターによるデザインのご提案など、各専門スタッフがチームでお手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。
千葉県で理想のマイホームづくりを検討中の方は日建ホームへご相談ください
おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大事業ですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。
お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。
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家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。
お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。
お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
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