家のおしゃれ度や利便性を左右する“駐車スペース”
設計デザインのポイントや施工事例を詳しく紹介

一戸建てを建てる際に、意外と頭を悩ませるのが「駐車スペース」です。

どこにすれば車を出し入れしやすいかが決まるのははもちろんですが、どんなデザインにするかで家全体の外観のオシャレ度を左右します。

そこで、今回は駐車スペースの種類やデザインのポイントについて詳しく解説します。

最後には施工事例も紹介していますので、これから新築住宅を建てる方や、今の駐車スペースに不満がある方は、是非参考にしてください。

このコラムのポイント
●便利でおしゃれな駐車スペースにするためには、順序立てて広さや位置を検討しましょう。
●使い勝手はもちろん、ディテールのデザインにまでこだわると、家の印象がスタイリッシュになります。
●日建ホームでは、お客さまのご要望をにしっかり耳を傾け、理想の住まいづくりをお手伝いさせていただきます。




コロナ禍でマイカー需要が増えている!?全国で平均1台所有

時間と角度によって姿が変わる

近年、カーシェアリングの普及に伴って若い人の“車離れ”が話題に上がることが増えてきました。

しかし、新型コロナ感染で公共交通機関を使うことに抵抗を感じる人や、休日に都心ではなく郊外に遊びに出かける人が増えたこともあり、自家用車を持つ人がじわじわ増え始めてきています。

引用:カーといえばグー!ネット

一般財団法人・自動車検査登録情報協会の調べによると、1世帯あたりの自家用車普及台数は1.037台(2021年時点)と、1996年に初めて1.00台を越してから、それほど変動がないというデータも出ており、今後も都心部を除いては1台以上の駐車スペースを設ける家がほとんどです。

つまり、新築住宅の建設を考える際には、駐車スペースについてもしっかり検討しなくてはいけません。



駐車スペースの種類は主に4つ

「駐車スペース」と言っても、そのスタイルにはいくつかの種類があります。

  • フルオープンタイプ
  • カーポートタイプ
  • ゲートタイプ
  • ビルトインタイプ


では、それぞれの特徴を紹介します。

フルオープンタイプ

特に設えはなく、駐車するためのスペースを確保してあるだけのタイプを指します。

道路との間にシャッターや伸縮門扉などはなく、車で出入りする際は特に操作は不要で、省スペースなので狭小地でも作りやすく、低コストなのが魅力です。

ただし、玄関ポーチとの位置関係によっては、家へアクセスするのに遠回りしなくてはいけないなど、使い勝手を大きく左右してしまいます。

カーポートタイプ

カーポートとは、駐車スペースに柱と屋根だけつけるタイプです。

フルオープンタイプの次にリーズナブルで、雨や雪から車を守れます。

ただし、豪雪地帯では雪の重みでカーポートが潰れてしまう可能性も否めず、強風にも注意しなくてはいけません。

また、フルオープンタイプと同様に、玄関との位置関係はポイントになります。

柱を建てるスペースさえ確保できれば、リノベーションで後付けも可能で、出入り口に伸縮門扉などを取り付けて、防犯性を高めるのもおすすめです。

ゲートタイプ

駐車場の出入り口にゲートを造作し、そこにシャッターを取り付けるタイプの駐車スペースです。

組み立てるだけのパッケージ商品も販売されていますが、どちらにしてもまとまった費用が必要となります。

また、ゲートを建てるためのスペースも必要となるため、予算だけではなく敷地にも余裕がなくてはいけません。

シャッターなどで不審者の出入りを防げて防犯性が高いため、高級車などを駐車する場所にはおすすめです。

ビルトインタイプ

ビルトインタイプとは、建物の1階に埋め込まれているようなスタイルの駐車スペースで、独立した建物をガレージにする場合もこれに当てはまります。

主屋の1階をガレージにする場合は建物の建築費用のみで駐車スペースが作れますが、床面積を割かなくてはならないので、敷地に余裕がある場合や3階建ての住宅にする場合におすすめです。

他のガレージとは異なり車へは全く雨に濡れずにアクセスできる点が最大の魅力で、最近は車やバイク愛好家の方が隣接した部屋から窓越しに常にガレージを眺められるようにするケースもあります。



駐車スペースを“安心”&“おしゃれ”にするためにはどうすればいい?

外観

車の出し入れや駐車がしやすい場所にするためには、いくつかのポイントがあります。

ここでは、「安心」「おしゃれ」にフォーカスしてポイントを紹介します。

安心な駐車スペースにするポイント

  • 停める車種によって土間コンクリートの仕様を変える
  • 敷地が狭い時には無理して並列駐車にはせず、建物に沿って縦列駐車に
  • 限られたスペースで屋根付きにしたい時には、片柱カーポートがおすすめ
  • 土間コンクリートに目地をつけると、駐車する時の目印に


まず、駐車スペースをコンクリート打ちにする場合は、停める車種などによってコンクリート厚さを変えなくてはいけません。
人や自転車が通る場所は比較的薄いコンクリートでも構いませんが、大型車を駐車する場合は決められた厚さ以上のコンクリート厚にする必要があります。
使い始めてすぐにヒビが入ってしまっては補修に費用がかかりますので、駐車スペースを検討する場合はある程度どのような車を止めるかを想定しておきましょう。

駐車方法を検討するのも大切です。
運転に自信がない方の場合は、狭くても並列駐車(建物に直行した駐車方法)にしたくなりますが、幅や奥行きに余裕がなければ、結局駐車する時に技術が必要となります。
特に狭い敷地の場合は、縦列駐車(建物に並行した駐車方法)でもシミュレーションしてみてください。
前後に余裕のあるスペースを確保できれば、並列駐車よりも簡単に車を出し入れできる場合もあります。

「スペースに限りがあるけど、雨から車を守りたい」そんな方には片柱カーポートがおすすめです。

細い柱を建てる場所さえ確保できれば、比較的低コストで屋根をつけられます。
屋根があるだけで雨の日の車の乗り入れがグンと楽になるため、敷地に制限があるお宅でもよく設置されます。

土間コンクリートに目地を入れるものおすすめです。
コンクリートにかかる荷重や衝撃を分散できてヒビ割れを防ぐだけではなく、まっすぐに駐車するためのガイドラインにもなります。


おしゃれな駐車スペースにするポイント

  • 土間コンクリートにはこだわらず、舗装で個性を出す
  • コンクリート打ちの場合は、目地にこだわる
  • 周辺のエクステリアや植栽にもこだわる


「駐車スペース=土間コンクリート」とイメージする方が多いと思いますが、実はそれ以外にも駐車スペースの床面を仕上げる方法はあります。
例えば、レンガやタイル、砂利などを利用しても、駐車スペースは舗装できます。
ただし、全面芝生にしてしまうと駐車する場所だけ成長しなくなってしまうため、あまりおすすめできません。
どうしても植物を駐車スペースに植えたい場合は、車の負荷を軽減できる緑化ブロック(植生用ブロック)にしましょう。

引用:日本コンクリート株式会社|植生用ブロック



予算の関係で全面コンクリート打ちにする場合には、ひび割れ防止の目地にこだわってみてください。
枕木を埋め込んでみたり、ピンコロやインターロッキング、砂利、芝生などレパートリーに富んでいます。
目地の模様や間隔によってもだいぶ印象が異なるので、是非設計士にイメージ図などを作成してもらいましょう。


そして、最近はリーズナブルなカーポートやシャッターゲートにもスタイリッシュなものが増えてきています。
周辺のフェンスや門柱などとトータルコーディネートすれば、家の外観がグンとおしゃれにまとまります。

引用:LIXIL

また、車のタイヤに踏まれないスペースは芝生などの地被植物を植えることできますし、フェンスにつる性植物を植えてグリーンカーテンを作るのもおすすめです。



駐車スペースの設計デザインフローは?

では、駐車スペースについて検討する際には、どのような順番で考えればいいのでしょうか?

ここでは、設計デザインを検討する際のフローを紹介します。

前面道路と敷地の位置関係を確認

まずは、前面道路と敷地の位置関係と、一方通行などの交通法規を確認しましょう。これらをチェックすると、必然的に駐車スペースの場所が定まる場合もあります。

〈車種や駐車に必要なスペースの把握

次に、どんな車を何台停めるか決めましょう。それを設計士に伝えると、駐車に必要なスペースが決まります。自転車やバイクも停める場合は、その台数も必ず伝えなくてはいけません。

〈玄関や庭との位置関係を検討

庭をどこに配置するかや玄関との位置関係を検討しましょう。少々家までのアクセスが長くなっても駐車しやすい場所にするか、玄関から雨に濡れずに済むようにするかによって、駐車スペースの位置は向きが変わります。ビルトインにするかしないかもこの段階でじっくり考えてみてください。

〈必要な設えを検討〉

カーポートはガレージシャッターだけではなく、バイクラック(自転車置き場)や立水栓、コンセントなどもあると便利です。ただし、色々盛り込みすぎると、駐車する際に邪魔になる可能性もあるので注意してください。

〈エクステリアや家の外観と合わせたトータルコーディネートを検討〉

おしゃれになるかどうかは、このポイントにかかってきます。いくら駐車スペースのデザインにこだわっても、家の外観やエクステリアと合っていなくては意味がありません。必ず建物全体のパースなどを俯瞰してみて、周囲から浮かないか確認しましょう。


〈関連コラム〉
下記コラムでは、家の外観を決めるエクステリアや玄関アプローチについて解説しています。是非併せてご覧ください。

日建ホーム|コラム|家の第一印象を決めるのはエクステリア デザインのポイントや注意点・失敗例を徹底解説
日建ホーム|コラム|玄関アプローチはお家の第一印象を決める。デザインのポイントや事例を紹介



施工事例|スタイリッシュな駐車スペースのある家

私たち日建ホームでは、さまざまなスタイルの駐車スペースを設計してまいりました。

そこで、ここではその中の一部を紹介します。

雨に濡れないビルトインガレージはやっぱり便利

ビルトインガレージ 日建ホーム
遊び心ある、雨を愉しめる全天候型ビルトインガレージ

こちらは、3階建てのうちの1階をビルトインガレージにした事例です。

暗く圧迫感の出がちなビンルトインガレージですが、白でシンプルに仕上げて明りとりの開口も設けました。

また、玄関まで雨に濡れることなく移動できるのもポイント。

駐車しやすい+室内へアクセスしやすいスタイリッシュで機能的な駐車スペースになりました。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|青空を眺める白い三階建て

広々とした駐車スペースで誰でも停めやすい

外観 平屋 日建ホーム
広々とした敷地に建つ、おしゃれなツートンの外観


こちらは、水平ラインが印象的なカーポートを設置した駐車スペースです。

玄関ポーチ上の屋根にまで届くように設置されているため、ビルトインガレージと同様に玄関まで傘なしでアクセスできます。

また、敷地内で車の向きを変えられるほどの広さがあるため、運転初心者の方でも安心して駐車でき、洗車なども自宅で可能でしょう。

こちらのように、あえてシンプルな駐車スペースにして、建物のデザインを引き立たせるのも手法のうちのひとつです。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|子ども達とのびのび暮らす 幸せの平屋

別棟のガレージが高級感を演出

こちらは、主屋とは別に玄関ポーチを挟んでガレージを作った事例です。

主屋の一部をガレージにすると、どうしてもエンジン音が気になってしまいますが、これならその問題も軽減できます。

また、こちらのように玄関ポーチを挟んだ場所に配置すると、まるで別荘のような高級感さえ漂います。

雨に濡れずに出入りが楽な、ビルトインガレージ脇の玄関

玄関ポーチは屋根の下で広めにとっているため、自転車を停めることも可能。

大きく開けた壁の開口部から、愛車を常に眺められる点も、車好きの方には堪らないポイントでしょう。

〈事例の詳細はこちら〉
日建ホーム|Works|ビルトインガレージのある 自然あふれる平屋LIFE



まとめ|おしゃれ&便利な駐車スペースで快適に暮らしましょう

日頃からよく車で外出する方にとっては、駐車スペースが便利か不便かによって生活が大きく変わるでしょう。

また、車好きの方にとってはいつでも愛車を綺麗に保てるようにしておかなくてはいけないはずです。

家の外観をおしゃれにしたい方にとっては、家の顔となる駐車スペースもしっかりこだわってみてください。

新築住宅を建てる際には、つい家の間取りや外観デザインに注力しがちですが、駐車スペースは後から移動したり大幅に変更することができない場合も多いため、当初から十分に検討する必要があります。

私たち日建ホームは、お客様に安心していただける住まいづくりを徹底しています。土地探しや住宅ローンのご相談から、建設予定地の地盤調査、設計士・インテリアコーディネーターによるデザインのご提案など、各専門スタッフがチームでお手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。



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著者情報

日建ホーム編集部

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私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」という気持ちで親身になって寄り添いながらお客様の家づくりに真摯に取り組んでまいります。
一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

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