自然素材の家の魅力と、自然素材の家での暮らし
自然に囲まれた暮らしは魅力的ですよね。家を建てる際にも「自然に囲まれたエリアに住みたい」「身近に自然を感じたい」といった願望がある方も多いかもしれません。家の周りの環境にも自然があると嬉しいですが、家の中に自然素材を使うと家での暮らしもより魅力的なものになるはず。そんな自然素材の家の魅力と実際の暮らしについてご紹介します。
自然素材の家の魅力
自然素材の家に魅力を感じている方の中には、何が魅力かというよりも漠然と憧れている方もいるのではないでしょうか。しかし魅力について具体的に知ることで、家づくりのイメージが膨らむはずです。
・温かみのあるデザイン
自然素材の家の魅力は、なんといっても温かみのあるデザイン。無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材は、素材本来が持つ独特の見た目や優しい雰囲気といった持ち味があります。自然素材をふんだんに取り入れることで、必要以上に装飾することなく素材を活かした温かみのあるデザインに。自然素材といっても種類はさまざまなので、好みのテイストに合わせて素材を選んだり塗装したりと雰囲気を変えることができますよ。
・自然素材の機能性
自然素材はデザイン性が高いだけではなく、機能性の高さも魅力の一つ。無垢材の床は素足で歩いてもひんやりすることなく暖かく感じることがあります。無垢材の床は合板の床のように接着剤で貼り付けるという行為をしていないため、「木」そのものだといえます。自然の中の木は枝や葉っぱに水を届けるための管が備わっていますが、床として使用する際に乾燥させると管だった部分が空洞となります。この空洞が空気層となって断熱効果が生まれるという仕組みです。
漆喰や珪藻土には消臭機能があるため、臭いがこもりがちな料理を作っても部屋の臭いがそこまで気になりません。また漆喰は強アルカリ性という特性からカビが発生しにくく、珪藻土は調湿機能によって部屋の湿度をコントロールしてくれます。デザイン性はもちろん、欲しい機能によって素材の使い分けを行うと良いかもしれません。
・快適性
自然素材の家の魅力として、快適性もあげられます。快適に暮らすためには、間取りや動線はもちろん、過ごしやすさも大切です。過ごしやすい家にするためには、家を建てるときに使用する素材の持つ機能性も関わってきます。冬に暖かさを保ったり、湿度をコントロールできたりできる家だと快適に過ごせるはず。機能性のところでご紹介したように、自然素材は優れた機能を持つため、快適性の高い家になるといえます。
・健康への配慮
自然素材の家は健康への配慮という面でも魅力的です。自然素材の家では素材を活かした家づくりを行うため、化学物質の含有量が少ないのが特徴です。分かりやすい例で言うと、合板の床には接着剤が使われていますが、無垢材は木そのものなので接着剤が使われていません。ほんの少しの差のように感じられるかもしれませんが、家一軒分の木材と考えるとかなりの差に。健康を意識して家を建てたいと思っている方にとって、自然素材の家は適しているといえます。
また健康被害の面だけではなく、精神的な面でも自然素材の家はおすすめ。自然素材の代表ともいえる無垢材にはストレス軽減や癒しの効果があり、安心感を与えてくれます。木に含まれるフィトンチッドという精油成分は森林浴のような作用をもたらしてくれることもあり、他の素材で作られた建物よりも木造の建物の方がイライラや不安といった感情が抑えられるといわれています。せっかくマイホームを建てるのであれば、精神的にも落ち着く家で暮らしたいですよね。
自然素材の家での暮らし
自然素材にはたくさんの魅力があることが分かりましたが、自然素材の家ではどのような暮らしになるのでしょうか。実際に日建ホームが建てた施工事例を参考にしながらイメージを膨らませてみてください。
・薪ストーブのある家
薪ストーブがあるこちらのお家では、杉板張りの外観と薪ストーブのための煙突が特徴的な外観となっています。
リビングとダイニングの間に薪ストーブがあり、寒い冬でも暖かく快適に過ごすことができます。暖かさももちろんですが、家に薪ストーブがあるという特別感やそのデザイン性も大きな魅力です。
リビングとダイニングはひと続きになっていますが、ダイニング側が吹き抜けに。リビング上部の吹き抜けはありますが、ダイニングが吹き抜けになっているのは少し珍しいかもしれません。しかしソファよりもダイニングテーブルの方が高さがあるので、天井が高いと開放感を感じられて嬉しいですよね。
白タイルが素敵な洗面台のある洗面所と勝手口がつながっており、洗濯の動線も抜群。勝手口には収納がたっぷりあるので、洗濯に使うものや出かける時にパッと手に取りたいものを置いておくことができます。
・吹き抜けが中心にある家
三角地を有効に利用した配置にすることで、おしゃれな外観のお家が完成しました。
リビングダイニングの上には吹き抜けが広がり、家全体が吹き抜けでつながっている感覚に。家族の気配を感じられる素敵な空間です。
リビングのテレビボードは、ダイニング近くまで続くカウンター。椅子を置くと勉強机やリモートワークのデスクとしても使うことができます。カウンターと吊り戸棚はお揃いの美しい木目で、リビングに統一感を与えてくれています。
玄関近くには6畳の和室を配置し、オレンジ系と青系のツートンカラーで吊り戸棚がアクセントに。少しくすんだ色味で和室にもマッチしています。
背面収納が充実したキッチンは、濃紺のタイルでスタイリッシュな雰囲気にしてくれています。
・ブックライフを楽しむ家
こちらもリビングとダイニングに吹き抜けのある事例です。奥には小上がりの和室があり、小上がりの高さを活かした収納もたっぷり。
吹き抜けを見上げると明るさと広がりがあり、開放感をもたらしてくれます。
家族でブックライフを楽しむために収納棚を造り付け、段差を設けることで座って読書できるスペースに。こども図書館のようなワクワクする空間となっています。
キッチン横にはブックシェルフ、奥には収納棚、と造り付けの収納を設置することで統一感を出すことができます。
玄関横には広い収納を設け、出かける時に必要なものや外で使うもの、汚れやすいものなど、たっぷり収納することができます。
・豊かな暮らしを楽しむ平屋
子育て世代の家づくりとは異なり、歳を重ねてからの家づくりでは、家で過ごす時間が長いことを考慮する必要があります。自分の時間、二人の時間、たまに集まる家族との賑やかな時間、それぞれを楽しめるような平屋の建築事例です。
造り付けの造作家具や窓の配置に工夫されているので、食事をしながら目線を斜めに逸らすと外の景色を楽しむことができます。
リビングとダイニングの横に和室が併設されることは多いですが、こちらは奥にあるリビングと隣り合わせで和室を配置。小上がりの和室も魅力的ですが、こちらは将来を見据えてバリアフリーのフラットな和室になっています。
洗面室は広さに余裕を持たせたり、足に優しいコルクを床材に使用したりと、安全性に配慮した設計。
まとめ
自然素材の家の魅力をお伝えした上で、自然素材の家の暮らしを事例とともにたくさんご紹介してきました。日建ホームでは、お客様のご要望をしっかりお伺いした上で“自分の家を建てるように“心を込めて丁寧に家づくりを進めてまいります。千葉県で注文住宅をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
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