ジャパンディな空間を作る「配色」のコツ|基本ルールと6つのポイント、施工事例も紹介

「ジャパンディな空間に憧れるけれど、どんな配色にすればいいのかわからない」とお悩みではありませんか。
この記事では、千葉県を中心とした関東エリアで注文住宅を建てる工務店「日建ホーム」が、ジャパンディスタイルを実現する配色の基本ルールと実践的なポイントを詳しく解説します。
● 木などの天然素材やシンプルな家具を選び、余白を意識すると心地よい空間に仕上がります。
日建ホームでは、自然素材を利用した家づくりのよさを伝えるために「家づくりはじめてセット」をご希望の方にお届けしています。
ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
(※資料の送付は、当社の施工エリア(我孫子市より車で約60分以内)に限らせていただきます。)
セット内容
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- ✓ほんとうの木のぬくもり
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- ✓開催予定イベントのお知らせ

資料の詳しい内容につきましてはこちらをご覧ください。
目次
ジャパンディとは

ジャパンディとは、日本の伝統美と北欧の機能的デザインが融合したインテリアスタイルです。
人気の理由として以下の3つが挙げられます。
- ・心を落ち着かせるアースカラーや整理された空間が、仕事で疲れた心の癒しになる
- ・家で過ごす時間が増え、住まいに安らぎや快適さを強く求めるようになった
- ・質の良いものを長く使うという価値観が、手仕事や自然素材を大切にするジャパンディの考え方と重なる
温かみのあるシンプルな空間で心豊かに暮らすスタイルが、多くの方に共感されています。
ジャパンディスタイル以外にも応用できる、落ち着く家づくりの工夫について、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連コラム〉
落ち着く家に共通する特徴とは?新築だから取り入れたい4つの工夫も紹介
ジャパンディの配色ルール

ジャパンディの心地よい空間を作るには、基本となる色の使い方のルールがあります。
4つのステップに分けて、色の選び方をご紹介します。
ベースは「温かみのあるニュートラルカラー」
空間の大部分を占める壁や天井、床には、主張の少ない色を選びましょう。
アイボリーやオフホワイト、クリーム、ベージュといった色が基本です。
これらの色は、お部屋全体を明るく、落ち着いた雰囲気に見せる土台となります。
冷たい純白ではなく、少し黄みがかった温かみのある白を選ぶと、柔らかく居心地の良い空間が生まれます。
メインは「アースカラー」で深みを加える
ベースカラーを決めたら、次にソファやラグ、カーテンといった面積の広い家具にアースカラーを取り入れます。
アースカラーとは、ブラウンやカーキ、グリーンなど、自然を連想させる色です。
これらの色をメインに使うことで、空間に深みと落ち着きが生まれます。
アクセントは「黒や濃色」で空間を引き締める
温かみのあるニュートラルカラーとアースカラーだけでは、空間全体がぼんやりとした印象になりがちなため、少量の濃い色を加えます。
黒やチャコールグレー、ダークブラウンといった色をワンポイントで加えると、空間が引き締まります。
照明器具や椅子の脚、アートフレームなど、部分的に取り入れるのが効果的です。
配色の割合は、空間全体の1割程度に抑えると、バランスよくまとまります。
「植物の緑」を差し色にする
観葉植物や季節の枝ものなど、生命力を感じる「緑」は、ジャパンディの空間に欠かせません。
穏やかな色でまとめられた静かな空間に、生き生きとした植物を置くことで、心地よい癒しと安らぎが生まれます。
大きな鉢植えをひとつ置くだけでも、空間の雰囲気が大きく変わります。
ジャパンディな空間を作るための6つの基本ポイント

配色を理解したら、次に空間全体を構成する6つの基本ポイントを紹介します。
色以外の要素も調和させることで、より完成度の高いジャパンディスタイルを実現できます。
1.素材|天然素材の質感を大切にする
ジャパンディの心地よさは、天然素材の豊かな風合いから生まれます。
木や竹・ラタン・リネン・和紙などの自然素材を、お部屋の中に積極的に取り入れます。
例えば、無垢材の手触りの良いテーブルや、リネン素材のカーテン、素朴な風合いの陶器などです。
見た目の美しさだけでなく、触れたときの感触も大切にすることで、シンプルでありながら安らぎを感じる空間が生まれます。
ジャパンディで使われる代表的な天然素材の一つが、床に使われる「無垢材」です。
無垢床の持つメリット・デメリットや、後悔しないための対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
〈関連コラム〉
『無垢床』5つのメリット・3つのデメリット│「後悔する」言われる理由は?対策も紹介
2.家具|低重心でシンプルなデザインを選ぶ

ジャパンディ空間の家具は、装飾が少なく、すっきりとした機能的なデザインが基本です。
ソファやテーブルなどの家具の背が低いと、空間に余白が生まれ、お部屋全体が広く感じられます。
また、視線が低くなることで、落ち着きとリラックス感のある雰囲気が生まれます。
3.空間|余白を意識する
ジャパンディの空間づくりでは、物をたくさん置くのではなく、あえて何もない「余白」を残すことを意識します。
空間にゆとりを持たせると、置かれた家具や小物の美しさがより一層際立ちます。
日用品など生活感が出やすいものは、扉付きの収納にしまって、すっきりとした印象を保ちましょう。
4.照明|自然光と柔らかい間接照明を取り入れる

ジャパンディの空間では、日中は太陽の光を室内に多く取り込み、夜は複数の間接照明を組み合わせます。
フロアランプやテーブルランプなどを組み合わせると、柔らかく温かみのある光により、空間に奥行きが生まれます。
5.装飾|植物と手作りのアイテムを選ぶ
部屋の装飾は、数を絞って一つひとつ丁寧に選びます。
観葉植物や季節の枝ものは、自然とのつながりを感じさせてくれます。
アートや小物を飾る場合は、職人の手作りによる温かみのあるものを選ぶと、空間に深みが加わるのでおすすめです。
たくさん飾るのではなく、お気に入りのものを厳選して少しだけ置くと、洗練された印象になります。
6.バランス|北欧「7」に対し、和「3」の割合にする
ジャパンディを作るうえで、北欧と和の要素の配分は、北欧スタイル7割、和の要素3割のバランスで組み合わせるのが基本です。
ソファやダイニングテーブルといった主要な家具は、シンプルな北欧デザインでそろえ、照明や花器などに和のテイストを少し加えると、うまくまとまります。
ジャパンディの住宅実例
ジャパンディの考え方を取り入れられたお住まいを3つ紹介します。
風景に溶け込む借景の家
こちらは、周囲の美しい風景を暮らしに取り込む「借景」を大切にしたお住まいです。

リビングには北欧の住宅でよく見られる暖炉を設け、ご家族が集まる温かい空間の中心としました。
アクセントとなっている木製ルーバーは、光や視線を柔らかく調整し、和の雰囲気も感じさせます。
信州の香りに包まれる快適動線の白い家
こちらは、白を基調とした明るい空間に、木の温もりをたっぷりと取り入れたお住まいです。

室内に柱を見せるデザインにすることで、広々とした開放感を演出しています。

キッチン背面には大容量の収納を設け、引き戸を閉めることで生活感を隠せるよう工夫しました。
彩の家
こちらは、色の使い方にこだわり、洗練されたジャパンディ空間を実現したお住まいです。

リビングのアイアン階段やキッチンの収納部分などに、アクセントとして効果的に「黒」を取り入れました。
一方、和室の壁紙やキッチンのタイルには穏やかな「グリーン」を選び、空間に彩りと統一感をもたらした心地よい空間です。
ジャパンディの「和」の要素を活かした空間づくりは、和モダンな内装とも多くの共通点があります。
和モダンなおしゃれなリビングの事例について、こちらでご紹介しています。
〈関連コラム〉
かっこいい和モダンなリビングの実例8選|おしゃれな配色と6つのコツを解説
まとめ|ジャパンディ空間の決め手は配色
ジャパンディの配色は、まず壁や床を「温かみのあるニュートラルカラー」で整えます。
次に家具やラグに「アースカラー」を取り入れて深みを出し、照明や小物に「黒や濃色」を少し加えて全体を引き締めるのが基本です。
これらのポイントを参考に、ご自身だけの心地よいジャパンディ空間をつくり上げていただければ幸いです。
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お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
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