春の使者

数ある春の使者の中で、当社に一番乗り(?)でやってきたのはスピードがうりのツバメでした。先ずは一羽で(雄か雌か不明)飛来しましたが、昨年と様子が違うせいか少々困惑気味。実は去年の営巣場所は只今工事中!

 

 

 

ツバメの巣は皆さんご存じの様に人が暮らす近くに作りますが人が危害を加えないと知っていて他の動物に狙われない為の対策です。庇の下、軒下は雨漏れ対策、そして巣と軒との天井高さ(?)も上部から狙われない為の安心安全対策。

昨年は巣台と天井との距離が高すぎたのでなかなか巣を作らなかったのですが大林大工さん作成オリジナルプランターBOXをベッドにしたところ心地よい高さになった為か一気に巣作りを始めました。


会社の眼前が田園地帯なので餌が豊富で子育てに適した環境なのでしょう。


日本では古来より『住まい』の意味で『巣まい』の文字を使った文章が有るとか。住宅建築会社にやってきてオンリーワンの『巣まい』をつくり、確かな子育て(昨年は2度産卵し合計10羽が巣立ちしました)をするとは・・・なんともシャレのきいたツバメペアです。 


ちなみにツバメの世界では先に到着した方は去年のペアをしばらく待っていてどうしても来ないときは諦めて他のペアを探すそうです。白鳥、アホウドリ、鶴、ペンギン、猛禽類等は一生同じペアだそうですがオシドリなどのカモ類などは毎年ペアが変わるそうでよ。