果樹の楽しみ

梅雨も明けて夏本番になり、青果店の店先にはこれから旬の果物がたくさん並びはじめます。

庭木に果樹を植えておくと、旬の季節にちゃんと実を付けてくれるので、家族で季節感が楽しめますよ。さすがにお店で売っているような立派な実にはなりませんが、自宅で収穫する果実の味はまた格別です。

我が家では、ブドウ、ブルーベリー、デコポン、イチジクなどを植えていますが、育てるのが簡単で確実に実を付けるのが小型のイチジクでお薦めです。

「場所いらずのミニイチジク」のタグに惹かれて3年前に買った10㎝足らずの3本の苗は、今も植木鉢でベランダで育てていますが、今年は1mほどの高さまでに成長し、1本の木に十数個~二十個近い実を付けてくれました。先日、最初に収穫した一個を里帰り中の娘と試食したのですが、上品な甘さと食感は最高でした。(写真の実はまだ未熟でした。)

ちなみに、イチジクは漢字で「無花果」と書き、食べているのは実ではなく花托(花床)だそうです。また、お店で売られているイチジクの殆どは「ドーフィン」という大実の品種で、我が家のイチジクは、「アーチペル」「アーティナ」「ショートブリッジ」といって小・中実の品種です。

By Hira