興味津々(続)

気になっていた隣の空き地の話の続きです。

6月から始まった隣家の新築工事でしたが、一般的な注文住宅の様子で9月中旬には外観もほぼ完成(外構、埋設配管等は未完成の様子)し、9月末には若い夫婦がご挨拶に来られました。実質4か月の工事期間で、日曜日も大工仕事が入っていたりでかなり急いだ工事のようでした。

北側に家が建つために気になっていた隣家の視線は、閉鎖的なバルコニー手摺と我が家の浴室と被らない平面プランで大して気にならず一安心でした。

ところで周辺の住宅地ですが、住人の高齢化、相続による宅地の処分等で建替えの時期に来ており、あちらこちらで新築・改修工事を見かけます。

それにしても他社さんの施工現場を見るにつけ、会社(工務店)の家づくりの設計、施工に対する姿勢の違いが気になります。

大手ハウスメーカーさんで柱状の地盤改良の場合に基礎の配筋を簡略にする等前向きな考え方もありますが、総2階建てでも筋交いのみで構造用面材を使わない建物、通し柱が1本も無い建物(構造金物で相応の補強をした場合には法律には適合しますが…)、現場の前面道路側に仮囲いが無い、工事車両が何時も道路脇に止まっている等です。

分譲戸建や安易な注文住宅では、販売コストの問題が大きいので多くを求めることは難しいと思いますが、注文住宅に特化した当社では、お客様の立場に立って設計のプロが企画段階から適切なアドバイスや提案を行い、また施工中の重要な工程では、現場立ち会いをお願いしてお客様の考えと相違ないかを都度確認して貰う等手間を惜しみません。

マイホームの実現を考えている方は、コストの比較だけでなくその会社(工務店)の家づくりの姿勢も重要な

チェックポイントです。

By Hira

 

     写真1-120角柱の通し柱                 写真2-構造耐力壁