住宅と音

こんにちは!TAKANAKAです。

 

以前は趣味でギターを弾いていたこともあって、実は結構音楽が好きなんです。どんな音楽かっていうと、時期によってだいぶ偏りはあるのですが、60年代からの洋楽・邦楽ロック、ブルース、ニューウェイブ、JAZZなどをよく好んで聴いてました。ただ今マイブームなのはボカロ曲です。

 

個人的な趣味の話はこの辺にしておいて、建築(戸建住宅)と音について思ったことを書いてみます。

建物の中には、さまざまな音があります。

ポジティブにとらえれば、音楽ホールにように積極的に音響計画していくものもあるし、逆に騒音を外部から内部(又はその逆)に侵入させたくない音もあります。

 

建築と音環境について考える場合、なにを目的としているかでその建物や音の特性の反射、透過、吸音、遮音を考えることになります。

 

そのなかでも一番多く考えるのは遮音になると考えます。何故かというと積極的な音響計画をするにしても、騒音の悩み・トラブル解決にしても音を遮ることはどちらにも必要になるからです。(騒音の場合は、騒音源を無くすか小さくすることが可能なら、そちらが先決になりますが)

 

私の家は壁越しによく音が通る家で、昔はギターを弾いていると家族からクレームが来ることはしょっちゅうでした。

ギターが弾けないストレスで親と喧嘩することもありました。(今思うとたしかに騒音以外の何物でもないような気もしないでもない。。)

 

今では、いろんな建材が日進月歩で開発され、住宅品質も向上し、耐震性、温熱環境、空気環境、バリアフリーなど安心して快適に過ごせる家が増えています。

 

そして、気密性の高い複層サッシなどで遮音性もあがり、外部からの騒音の侵入は軽減されてきています。

 

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが集計した「住宅相談統計年報
2019」でも、戸建住宅の遮音不良の相談は1%にも満たないので、あまり問題にはならないように見受けられますが、それではこの話も終わってしまうので、また次回、住宅と音に対して思うことを書いていきたいと思います。

(つづく)