二つの神宮のお話し(その1)
当社の営業エリアには千葉県香取市も含まれており、香取市を訪れる度にいつかは香取神宮をゆっくりと散策してみたいと思っていました。
そこで、先週吉日に妻を誘って千葉の香取神宮と茨城の鹿島神宮に御朱印を貰いにワンデイドライブをしてきました。
二つの神宮ですが、明治になるまでは社号に「神宮」と名が付く神社は、伊勢神宮(内宮)、香取神宮、鹿島神宮の三社のみで大変由緒のある神社です。(今では、霧島神宮、明治神宮、平安神宮、熱田神宮…など沢山あります。)
香取神宮は下総国、鹿島神社は常陸国の一ノ宮(一番格式が高い神社)で、利根川を挟んで対(つい)に立地する両神宮をいっぺんにお参り出来るのはラッキーです。
今回取り上げた香取神宮は、全国約400社ある香取神社の総本社で、ご祭神は日本神話の「出雲の国譲り」で活躍した二神のうちの経津主大神(ふつぬしのおおかみ)(もう一神は鹿島神宮のご祭神の武甕槌大神(たけみかづちのかみ))です。
朱色の大鳥居から続く表参道は石灯篭が左右に建ち並び、さらに総門、楼門をくぐると、檜皮葺(ひわだぶき)の屋根に黒漆と極彩色で彩られた荘厳な社殿が現れます。社殿の廻りは自由に散策することができ、拝殿、幣殿、本殿が連なる権現造(ごんげんつくり)の社殿をまじかに観察できます。
香取神宮には他にも樹齢約1000年と言われる巨杉や奥宮(おくのおみや)、要石(かなめいし)など見どころが多数あり、身近な参拝スポットとしてお薦めします。香取大神は、家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、勝運、交通 安全、災難除けの神として深く信仰されています。
By Hira
大鳥居
表参道
社 殿
御朱印