何の木?

2月始めの春一番が吹いてからは日中温かい日が増えて、梅の花もあちらこちらで咲き始めました。霜柱と寒さで荒れ果てていた我が家の庭も、植えっぱなしの水仙やチューリップ、アヤメなどがようやく芽生え始め、これから開花までが楽しみです。

ところで、室内で冬越した植物たちの中で、透明なカップの中から芽を出しているこの植物、何だか分かりますか?

実はサラダで美味しく頂いた後のアボガドの種をカップに水を浸して芽を出させたのですが、鮮やかなグリーンの葉はちょっとした室内の観葉植物になっています。

後の写真は、以前に育てたものを植木鉢に移して数か月経ったものです。こちらは立派にアボガドの木に育っています。

市販のアボガドの大半はメキシコ産なので寒さにはやや弱い植物ですが、樹勢は強くて上手に育てると数メートルの常緑の高木になるようです。実を収穫するまでは期待できませんが、観葉植物として楽しむ分には費用もかからずお手軽にチャレンジ出来て最適です。

お子さんのいる家庭では、身近な種から発芽する発見を簡単に楽しめ、その後も成長を身近に観察することができで学習にもなるので是非チャレンジをお薦めします。

By Hira