風水害とマイ・タイムライン

8月5日の天気予報です。日本列島の周辺に3つの台風が同時に発生、そのうちの台風10号は日本列島に沿った進路予想となっています。

これから秋にかけて、台風や長雨の季節になりますが、国土交通省などの公共機関が発信する防災関連の情報によると、多発する異常気象は想定外の雨量を降らせ、大小の河川を氾濫させる危険は以前よりも高くなっています。

近年の災害例では、令和元年台風19号による長野県千曲川及び茨城県那珂川の氾濫、令和2年7月豪雨による熊本球磨川流域の氾濫など、誰もこれほど甚大な被害を予想していなかったでしょう。

そこで、わが身に置き換えて、

・お手持ちの市町村が発行するハザードマップは最新版ですか?

・自分が住んでいる地区にはどのような災害のリスクがあるか確認しましたか?

・その際の避難経路、緊急避難場所、避難所を確認していますか?

・行政から発信される注意報、警報のタイミングでどのような備えや行動をすべきか考えたことがありますか?

・マイ・タイムラインを聞いたことがありますか?

タイムラインは台風や大雨時の行動を警戒レベル(時系列)で予め決めておくもので、マイ・タイムラインは我が家でとるべき行動(いつ、誰が、何をする)を警戒レベルに合わせて決めておくものです。

マイ・タイムラインの作り方はネット等に公開されています。ネット検索、学習して我が家の事情に合ったマイ・タイムラインを作成しましょう。

ちなみに、我が家の地域の災害リスクは、「利根川堤防決壊による洪水時」で浸水深さは5m以上、浸水継続時間は3日以上でした。
By Hira

参考資料

広報あびこ 令和2年9/1号「あびこハザードマップ」完成、安全な避難行動 大雨時のタイムライン

広報あびこ 令和3年7/1号「避難指示」が発令されたら必ず避難してください

 

5月20日から新たな避難情報に変更されています