夏の終わりに

暦の上では「立秋」が過ぎ、先週の月曜日には「処暑」を迎えて、そろそろ暑さが落ち着いてきても良い頃なのですが、このところの異常気象でまだまだ夏の終わりが見えてきません。

庭先に7月の中頃から涼し気に咲いていた桔梗の花(写真1)が、いよいよ最後の蕾を残して終わろうとしています(写真2)。途切れなく花を咲かせてくれたので、花の痕を数えてみたところ四十数か所もありビックリしました。数年育てて充実した株(宿根草)はまた来年も期待できそうです。

こちら(写真3)は鹿児島の田舎の親戚から株分けして頂いた名もない夏(初秋?)咲きの東洋ランです。大した手入れもしていないのですが株分けするまでに育ち、毎年咲く清楚な花は東洋ランに特有の高貴な香りを漂わせて心を和ませてくれます。

ところで、9月はバラを育てている方にとっては大切な秋の剪定(整枝)作業の時期です。関東では、第一週までに伸びて混み合った枝を剪定して整えてやると、10月から11月の秋に立派な花を咲かせてくれます。

あまりの暑さにこれまで夏の庭作業を怠けていましたが、今週は除草、薬剤散布、庭木の剪定などで忙しい一週間になりそうです。

By Hira

写真1 7月中旬に撮影

 

写真2 昨日撮影の桔梗

 

写真3 名もない東洋ラン