手賀沼で遊ぶ
秋の日差しが心地よい先日の日曜日、久しぶりに家族で里帰りした長男一家と手賀沼公園に遊びに行ってきました。
手賀沼公園には、遊具が充実した子ども広場やミニSLの運行、隣にはスワンボート乗り場があり、4歳の孫娘と半日遊ぶのにちょうど良い公園でした。
スワンボートには孫娘のご指名でジジババと3人で乗船、平成20年に北柏から我孫子に引っ越してきて始めて手賀沼のスワンボートに乗りました。手賀沼の水質は流石に透明とまではいきませんが、水面も穏やかで気持ち良くボート遊びが出来ました。
我孫子と言えば、かつては北の鎌倉と言われるほど景色の良い所として知られ、多くの文化人や著名人たちが手賀沼の湖畔に家を構えるほどでしたが、昭和時代の周辺地域の急速な市街地化による生活雑排水の影響で、昭和から平成の始めまでの長い間、全国の湖沼の水質調査で常連のワーストワンの湖沼でした。
私が隣の北柏に住んでいた頃は手賀沼は日本一汚れた湖沼で有名でしたが、その後の北千葉導水事業や排水規制などの水質保全活動のおかげで今ではボート遊びが出来るまでに水質改善され、我孫子市民の一人として感慨深いものがあります。
ところで、「湖」と「沼」の違い、知っていますか? 家族の雑談の中で出た疑問でしたが、記憶が曖昧だったので調べてみました。厳密な区別は無いようですが、水面の広さでなく深さに関係するようで、「湖」は沿岸の植物が侵入できない水深5~10m以深の深さがある水域、「沼」は水深5m以内で水中に水中植物が繁茂する水域だそうです。
手賀沼は我孫子のシンボルでもあり、これからもずっと市民の憩いの場に相応しい沼の水辺であって欲しいものです。
By Hira
スワンボートで遊ぶ
ミニSL(ドクターイエロー)