敷地廻りの影の話

お家のプランニングをする上で、とても重要な要素の一つとして、

敷地廻りの建物の影が、敷地のどの位置に影響するのかを

知っておかなければならないと思います。

 

弊社では、プランニングをする前の現地調査の際に、

敷地の廻りの建物の位置・高さ・屋根の形状などを把握し、

冬至、春秋分、夏至、それぞれ9時・12時・15時に於いての敷地廻りの建物の影が

何時にどの位置に落ちてくるかの図面を作成し、影の及ぼす影響を検討しております。

冬の温かい太陽光をたくさん取り入れるパッシブ設計をしていく為には、

どの位置にどれくらいの大きさの採光窓を設置したらよいのか又、

影になるところには大きな窓を設置しないようにするなどを、

その図面を参照にしてプランニングしていくように心がけております。

 

エアコンなどの住宅設備に頼らず、

出来るだけ太陽光の自然エネルギーを利用して快適な家づくりをする

「パッシブデザイン」の設計をする事が大事な事だと考えております。

 

今後も弊社は、高気密高断熱+パッシブデザインの住宅を設計して参りたいと思います。

 

AKI.