コンセントの極性とアース

今回はコンセントの極性とアースの話です。

電気の専門家ではないので詳しい話はできないのですが、知っていたらちょっと役に立つかもしれないという内容になります。

 

どのご家庭にも必ずコンセントが付いていると思いますが、コンセントの縦穴の長さが違うのはご存じでしょうか。

 

縦穴の短い方に電圧が掛かっていて、長い方には電圧が掛かっていないのですが、それぞれを極性といいます。コンセントを差すときに、この極性がずれていると、家電などのスイッチをOFFにしていても、待機電流の浪費や電磁波が発生します。(稼働時には電気が流れるので、極性があっていても電磁波は発生します)

 

使っていないときはスイッチは消しているけど、コンセントを繋げたままという家電製品があれば、極性を合わせた方が省エネかつ余計な電磁波を出さずに済むので少し気にしてみると良いかもしれません。

極性を簡単に調べるには、簡易な電場検知器などがある便利です。(ネットで4000円程度で購入できます)

実際に、私の家の家電でいくつか測定しました。

まずはコーヒーミル。どちらの写真も電源はOFFの状態です。

次にトレッドミル。こちらもスイッチのON/OFFはしても、コンセントはつけたままにしていることが多いです。電源はOFFの状態です。

恥ずかしながら機器の表面に埃がたくさんついていますが、これは電源がOFFでも静電気が発生しているからです。極性があっていれば、家電にほこりも付きにくくなる(かと思います)。

 

また冷蔵庫もアース端子のないコンセントになっていたりするものもありますが、出来るだけアースを取るようにして頂くのがよいかと思います。私の家の冷蔵庫もコンセントにはアースがついていなかったので、冷蔵庫に裏の筐体(アース端子)からアースを取りました。(やり方は冷蔵庫の金属に接しているネジにアース用の線を挟み、コンセントのアースターミナルに接続するだけなので簡単にできますが、冷蔵庫を動かすのがちょっと大変でした)

こちらは冷蔵庫なので電源は入っています。(当然なのですが)

ご参考になれば幸いです。

 

TAKANAKA