夏の風物詩

9月も半ばを過ぎて参りましたが、日中はまだまだ残暑が厳しいですね。
しかし朝晩は、涼しくすごしやすくなってきた今日この頃。
季節は夏の終わりを迎えようとしています。

夏の風物詩の一つとして、花火大会があります。
チョット変わった花火大会??があったのでお話したいと思います。

我孫子市は毎年、手賀沼で花火大会を催しておりました。

手賀沼の花火大会は、我孫子市、柏市、旧東葛飾郡沼南町(現柏市)が利根川治水100周年を記念して、1987年8月22日に手賀沼湖畔周辺の3箇所で開催したのが始まりだそうです。

湖上の3箇所で打ち上げ花火専用船を固定して打ち上げられる花火は13,500発とボリューム満点です。
中でも打ち上げ高さが330mにものぼる「1尺玉」も打ち上げているので、
少し離れた場所でも花火を見る事が出来、多くの市民が花火を楽しむことが出来ます。

私は、毎年花火大会を楽しみにしていたのですが、
2020年、2021年、そして今年2022年もコロナの影響で中止になってしまいました。。。

以前にも2009年のリーマンショック、2011年・2012年の東日本大震災で
中止になった事もありましたが、3年連続中止は大会史上初めての事です。

そんなある日、突然手賀沼に花火が上がったのです。


何発上がったでしょうか?
時間にして15分?20分?と短い時間でしたが、2回時間をあけて上がりました。

この日は、「手賀沼カッパ祭り」というお祭りが催されており、
そのお祭りのフィナーレとしてプチ花火大会をサプライズしてくれたのかな・・・と勝手に思いました。

花火が上がるのを知っていてお祭りに参加されていた人もいらっしゃたのかも
知れないのですが、私はその日の夕刻まで知らなかった為、サプライズとなりました。

短時間とはいえ、毎年楽しみにしている花火が、目の前で花咲いている光景を見る事が出来て感無量でした。

20分程度でしたが、私にとっては束の間の心の癒しとなりました。

一日も早くコロナが終息し、皆様の日常が元に戻る事を願うのと共に、
来年こそ、手賀沼花火大会が復活することを願ってやまないです。

 

Aki.