八景歩きで我孫子再発見

紅葉のシーズンにはまだ早い先日、我孫子広報のイベント欄にあった「我孫子のいろいろ八景歩き」布佐・新木三大緑地公園コース(約5km)に運動不足の解消を兼ねて妻と二人で参加しました。

当日の天気予報は雨でしたが、主催の市職員と「我孫子の景観を育てる会」の係り数名と10数名の参加者がJR布佐駅に集まりました。幸いにも駅前のスタートから気象台記念公園のゴールまで雨に降られず、景観を育てる会の方の興味深い解説を聞きながらコースの各ポイントを散策することが出来ました。

中でも印象に残ったのが、「布佐(和田)城址」、「竹内神社」、そして「布佐平和台の街並み」でした。

布佐(和田)城址は今では土塁が残っているだけですが、NHKの「鎌倉殿の13人」に出てくる侍所別当の和田義盛の子孫が立てこもったという伝説が残っているそうです。

例大祭で有名な竹内神社は和田城址のすぐ近くにあり、社殿は50段近い急な石段を上る高台に位置しています。本殿の造りも素晴らしかったのですが、石段前の鳥居の左右の狛犬が子連れの唐獅子で珍しかったことが印象に残りました。

コースの途中を通過する布佐平和台は、40数年前に民間不動産が開発した総区画約1,400戸の大型団地ですが、分譲の際に建築協定や緑化協定が締結されて、その緑豊かな街並みが「住まいのまちなみ賞」を受賞し、高齢化が進んだ現在でも自治会によって美しい街並みが守られていることに感心しました。

今回参加した八景歩きは我孫子市の4エリアに計12のコースがあり、また機会があったら参加したいと思っています。

以 上

By Hira

 

鳥居と急な石段

本 殿

狛 犬(子連れの唐獅子)