いい夫婦の日

月初めの「立冬」を過ぎてからは、朝夕一段と冷え込みを感じて暖かい上着を着たくなるこの頃ですが、11月22日は暦では「小雪」、「いい夫婦」の日でもありました。

当日は夫婦二人共に休みの日で、以前から一度行ってみたいと思っていた東京都文京区の「小石川植物園」に行ってきました。

当植物園は、前身が江戸時代に薬草を育てていた「小石川御薬園」で「小石川療養所」としても有名な場所です。その昔、徳川家の白山御殿があった300年の歴史ある日本で一番古い植物園で、国の特別史跡、特別名勝にも指定されており、現在は東京大学大学院の付属施設になっています。

当日はハードスケジュールで、午前中に鎌ヶ谷の病院でインフルエンザのワクチンを接種し、その足で文京区のふるさと歴史館で開催していた「小石川植物園異聞」特別展を観覧して当植物園の歴史を予習し、そこから20分近く歩いてようやく植物園に到着しました。

園内の敷地は広大で散策コースとしてもピッタリ、紅葉の見頃には遅い感もありましたが、時を感じる大木のイチョウ、モミジ、ケヤキ、プラタナス等々の紅葉は実に見事でした。

当園には各所に見どころが多数あったのですが、閉園時間4時半にもかかわらず入園が遅かったので駆け足での散策になりました。最後は二人でお疲れ様会、気持ちよく酔って帰宅し夫婦でいい一日を過ごすことができました。

By Hira

クスノキの大木

いろはモミジ

大イチョウ

分類標本園

日本庭園

門番(公園の住人)