オール電化の検証(その2)

昨日の冬至が過ぎ、これからは一段と寒さが厳しくなってきます。我が家がオール電化の生活を始めて14年が経過しますが、エコキュート、IH調理器、蓄熱式電気暖房機、ソーラー発電などの電化製品の寿命がそろそろ心配な時期になってきました。幸い、これまでに起きたトラブルは、エコキュートの基盤交換が一度あったくらいですが、電化製品の寿命の目安が10~15年で保守部品の供給期間等を考えると、機器の交換など相当の出費を覚悟しておく必要がありそうです。

突然の故障で心配なのが給湯設備のエコキュートと蓄熱式電気暖房機です。暖房機は日常の手入れを久しく怠っていたので、取り扱い説明書を確認しながら吸気グリルのフィルターのホコリを掃除してリフレッシュしました。

ところで、蓄熱式電気暖房機ですが、以前のような電気料金の割引制度が無くなった現在、コスト面のメリットは少なくなりました。それでも割安な深夜電力(「電化上手」契約で昼間の約半分)で本体の蓄熱体に熱を蓄えて、輻(ふく)射熱を放熱しながら1日を通して部屋全体を優しく温める暖房方式は、温室の中にいるように快適で、老夫婦に優しくて気に入っています。機器はドイツのメーカー(日本スティーベル株式会社)ですが、製品サポート、保守体制も確かなようなので安心です。

世界的にエネルギー価格が高騰する中、省エネライフの検討は、導入コスト、機器の寿命、ランニングコスト等のトータルコストの比較も重要ですが、快適生活の価値観は人夫々、じっくり考えて選びましょう。

By Hira

        幅113㎝、奥行30㎝の蓄熱式電気暖房機

          室内に取り込んだブーゲンビリア

             快適な室内の金魚たち