DIYで塗り壁に挑戦

現在は物置に使っている6年前に一部をリフォームした隣の古屋ですが、この度ダイニングキッチンが使えるようにDIYでリフォームすることになり、その経過と作業の手順を以下に纏めました。

キッチン廻りは10年近く放置した油汚れが激しくセスキ水(セスキ炭酸ソーダ)を使って清掃、壁のクロスは黄色く汚れた上に劣化が激しく全面的に手直しすることにしました。

壁の手直しではDIYを前提に、1.クロスの張替え と2.塗り壁 を検討した結果、壁面に付いたコンセント等の細工が不要な塗り壁を選択、さらに1.珪藻土壁 と2.しっくい壁  の比較では、素人でも取扱いが簡単な「珪藻土壁」に決定しました。

写真は、ネットで購入したDIY用の珪藻土(予め練った状態で1箱20kg)とコテ塗り用具セットです。色見本も取り寄せて、14色の中から家族の意見を取り入れて淡いグリーンの色に決めました。

作業手順は、

(1)壁の釘、ビス、プレート類を撤去

(2)古いクロスを裏紙まで剥がす(クロスの上からでも可)

(3)窓回り・廻り縁・巾木・スイッチ類・床の養生

(4)珪藻土をコテと受け板を使って全面に薄く(1~1.5mm)均等に塗る

(5)スイッチ・コンセントの新しいプレートへの取換え

以上ですが、メーカー(ORGANIC WALL)の説明書では一回塗りでしたが、コテ塗りは素人が一発で上手に仕上げるのは困難なので、一回目に練習を兼ねた二回塗りを予定し、現在は一回目の塗り作業が終った状態です。

最後に「DIYで塗り壁」は手間と時間が掛かって大変ですが、作業終了時にはコテ塗りならではの壁の表面に味わいがある温かい内壁になることを期待しています。

By Hira

写真1. 珪藻土3箱(計60kg)

写真2.  コテ塗り用具セット

写真3. 古いクロスを撤去

4. 養生テープで養生

5. 開封後の珪藻土

 

 

6. 一回塗りの壁(養生中、半乾きの状態)