秩父エリアをプチ旅行

先月のちょうど若葉が映える頃に、食事体験のギフトカードを利用して夫婦で秩父地方をプチ旅行してきました。

食事体験の場所は交通の便が悪い秩父の山の中だったので、普段なら車で出かけるところですが、今回は昼食のコースにワイングラスが付き、さらにワイナリー工場の見学とワインの試飲ができるということで、鉄道とバスを使って秩父エリアを旅行することにしました。

行きに乗車した「秩父鉄道」は定期的にSLが走る路線として有名で、2両編成の電車に撮り鉄のメンバーとシニアの登山客で満員、熊谷から長瀞渓谷を通って終点の三峰口近くの皆野で降り、さらにバスに乗って20分、さらにバス停から歩くこと20分でようやく目的のワイナリー工場に辿り着きました。

食事体験は、ブドウ畑を散策した後にワイン工場を見学し、お昼に直営のレストランでワインと秩父の食材を使った欧風料理を楽しむという内容でした。

国産ワインといえば山梨が有名ですが、秩父地方もブドウの栽培に適しているそうで、ワイナリーでは小規模ながらも年間約5万本のワインを生産しているとのこと、レストランで食事といっしょに頂いたワインは、近くのウイスキー工場で使われたオーク樽を再利用したピートの香りが特徴の印象深い味のワインでした。

試飲コーナーではワーナリーで生産するすべてのワインを試飲することができ、その中から気に入ったワイン4本をお土産として家まで宅送して貰い、十分に満足した食事体験になりました。

帰りは西部秩父駅に出て西武線で池袋へ、これまでに馴染みの無かった秩父エリアをローカル電車に乗って日帰りするプチ旅行でした。

追記)秩父ワインに興味のある方は、「兎田(うさぎだ)ワーナリー」で検索してみて下さい。

by Hira

秩父鉄道の車窓からの風景

目的地の皆野駅

ブドウ畑の風景

兎田ワイナリー

直営のレストラン

秩父ワインの試飲

試飲した秩父ワイン