赤城山に挑戦しました・・・

紅葉の秋、先週末の三連休の中日に群馬県に住む次女ファミリーに誘われて、夫婦で日本百名山の一つの「赤城山」登山に挑戦してきました。

「赤城山」は「大沼」(カルデラ湖)を含む複成火山で、湖の周りを取囲む幾つもの山々の総称です。

同じメンバーで昨年チャレンジした「榛名富士」(はるなふじ、標高1,319m)は、登山口から山頂までの標高差が約300mで登りが約50分、下りはロープウェイを利用する初級コースでした。今回は登山口から赤城山の主峰の黒檜山(くろびさん、標高1,828m)までの標高差は約500mで岩場の登りが約2時間(標準時間)、山頂から先は尾根伝いに「駒ケ岳」(こまがたけ、標高1,689m)の山頂を目指してそこから麓に下る、大人の足で約4時間半の中級コースでした。大人でもハードルが高い登山コースを年中、年少の幼稚園児の二人にはかなり厳しい登山計画でした。

当日は秋晴れ、午前9時に登山を開始、連休の中日でもあり大勢の登山者が次から次に岩場を登ってくる中を、背負子の2歳児・幼稚園児二人・小学3年生の四姉妹と大人4人の計8人で声を掛けながら頑張ってようやくお昼前に黒檜山山頂に到達できました。

主峰の黒檜山の山頂からは360度眺望がひらけ、頂上から麓のカルデラ湖の大沼を見下ろす景色は、青い空と緑の木々を背景に格別な眺めで達成感満杯でした。山頂で昼食、尾根歩きをした後の駒ケ岳では、山頂周辺に淡い紅葉とススキの群生が見られ、高地ならではの秋を感じることができました。

下山コースの最後には、さすがに5歳の園児がダウンしてパパがおんぶ、さらに妻は下りの足への負担と過労で両足がつってしまい、終始最後尾を歩いていました。それでも午後3時には8人全員が麓の駐車場までたどり着いて無事にゴールしました。(総時間は6時間)

最後に、今回の旅は連休の前後にイベントが続いたために、早朝5時に出発して午後9時に帰宅する車での日帰り旅行になったため下山後も体力的にハードでした。次回の登山は余裕を持って温泉に一泊し山の疲れを癒したいと思っています。

以上

By Hira

1.登山口を出発

2.岩場の登り

2.岩場の登り

3.急斜面の登り

4.赤城山(黒檜山)山頂にて

5.頂上から大沼を見下ろす

6.尾根のススキの風景

7.駒ヶ岳の紅葉