阪神淡路大震災から26年、この画像が物語るもの!

26年前の平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では建物の倒壊や火災などが相次ぎ、その後の「災害関連死」も含めて、6434人がお亡くなりになりました。

地震の怖さを実感した大きな災害の記憶です。関西で起きた地震なので千葉では揺れがあったわけではありませんが、ニュース
で神戸の街のあちこちから火事が起きている画像を目にし衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
約3か月後の4月下旬に塩毛社長が「住宅建築に携わる者としてこの現実を見ておきたい」と言い、神戸にその状況を見に行きました。その際に撮影した画像の一部が下の画像です。(実際はまだまだたくさんあります)
震災からまだ3か月しか経っていなかったので私としては少し心配ではありましたが・・・
26年前の写真なのでもうかなり色あせていますが、地震の力の凄さと怖さを物語る貴重な画像なので大切に保管してあります。

 

私の親戚も神戸に住んでいましたが、幸いにも命にかかわることはありませんでした。しかし精神的ショックは大きかったようで、その後も気持ちがふさぐことも多かったようです。
日本は地震大国ですから地震への備えはいつも意識しておかなければなりません。
1.高いところにものを置かない。
2.家具は低くする
3.箪笥や本棚は固定する。
4.開き戸があかないように留め金などで工夫する。(食器棚は特に)
5.寝ているときの頭の上にものが落ちないようにしておく。
6.寝室には何も置かない
7.家を建てる時収納家具はなるべく造り付けにする。
ものがあたってケガをしたり家具の下敷きになったりわれたガラスでけがをすることを避けるよう心掛けておきたいものです。
備えておきたいものは
1.飲み水
2.レトルト食品などの常備食
3.カセットコンロ
4.小型ラジオ
5.軍手
6.ポリ袋
7.薬・救急セット
8.トイレットペーパー
9.乾電池
10.スリッパ
11.懐中電灯
12ウエットティシュ
13スマホの充電器
14.帽子
15.使い捨てカイロ
16.アルミ箔
17.ラップ
18.紙コップ
他にもいろいろとありますが、持病のあるかたは薬、ご高齢の方は入れ歯や老眼鏡、乳児がいる家庭ではミルクやおむつ、
女性は生理用品も必需品です。簡易トイレなどもあったほうがいいですね。
我が家はお風呂の残り湯は流さないようにしています。水道が止まってしまった際にトイレ使用後流せるようにです。
貴重品や現金も考慮しておきたいものです。水がなくても歯のお手入れができる用品もあるといいのかもしれませんね。
まず自分の身を守り、人と支え合い、防災の意識を持ち・・・
阪神淡路大震災や東日本大震災などの経験を暮らしの中の防災に役立てていくことこそ災害でお亡くなりになった方々の死を
無駄にしないことにつながるのではないかと思います。
家づくりに携わる者としては、地盤や耐震についてしっかりと勉強しお客様の大切な家づくりに生かす努力を惜しみなく続けていきたいと思います。
阪神淡路大震災から26年の今日に思うこと・・・です。
by coyuka