日建ホームの住宅展示場「なごみの家」の美しい窓の表情♪

お打合せスペース併設の日建ホームの新展示場「nex」が完成して以来、今までずっとお客様とお打合せをしていた「なごみの家」(日建ホーム展示場)に行く機会が減り、ちょっと寂しがってはいないかしらと意識して足を運ぶようにしています。

この季節眼前に広がる田んぼの緑がとても美しく窓を開け放つと風も流れてとても心地よいのです。

「なごみの家」は平成18年11月に完成した日建ホームの家づくりのコンセプトを具現化した展示場で、自然素材をふんだんに使用しています。驚くべきはいまだに木の香りが漂い、玄関を入るとその効果もあってか心が不思議と落ち着きます。

「なごみの家」の特徴は高い天井のダイニング。リビングではなくダイニングであることに理由があります。それは家族のコミュニケーションを大切に考える観点から大きなダイニングテーブルが中央にある・・・そのテーブルを中心に家族が思いのままに同じ空間の中でそれぞれ好きなことをし、一緒に過ごす時間を大切にすること。例えば読書をするお父さん、編み物をするお母さん、勉強をする子供たち・・できればおじいちゃん・おばあちゃんも一緒だとそれはもう年代の違う3世代の会話がある家族の理想形。そうそうワンちゃんやねこちゃんが走り回っていても楽しいですね

広々としたシンプルな間取りは年月を経ても古びない飽きの来ないデザイン。木と珪藻土で人になじむ環境に優しい素材を使用しているせいかとにかく落ち着く空間です。ウイズコロナで気持ちも不安定になりがちな昨今ですがほっとできる我が家ならその気持ちも自然と前向きになるのではと思われます。コロナを経験して我が家のあり方を見直している方が増えていると聞きます。都会の喧騒から離れロケーションの良いところに住まいを求める流れが加速するかもしれません。コロナは「家」がいかに重要かを考える機会となったのかもしれません。

さて、現在の「なごみの家」の窓の表情を見てみてください。

ダイニングの大きなテーブルの全面に大きな窓があり・・・

その窓はするすると壁の中に入って全開口に・・・敢えて暗めの画像をアップしてみました。

障子を閉めるとさらに落ち着く空間。。この障子は吉村障子と言って建築家の吉村順三氏がデザインしたものですべての枠の寸法が同じになっており閉めた時にまるで一枚の障子に見えるようにデザインされています。障子は光を拡散しやさしいシルエットを生み出しています。まさに障子の美・建具の美ですね。

窓を大きく開け放ち外のウッドデッキとつながれば広がり感もさらに増す。。。

この「なごみの家」でいったい何組のお施主様とお打合せを重ねたのでしょう。床の傷がその小さな歴史を物語っているのです。でもまだまだ活躍できるはず・・それは「家は生きている」ということを感じさせてくれるなんとも魅力ある魂のようなものを漂わせているからなのです。経年変化、経年美化を見ていただける他にはなかなかない木の家の貴重な実例として今までのようにお客様をお迎えしてほしいと思うのです。この家に住んだら長生きできそうと思わせる「なごみの家」に来てみてください!

家づくりの神様が宿っていますから。。。

 

by coyuak