庭木にお薦めの梅の木

早春の頃、庭木のつぼみの様子が気になる時節になりました。

通勤の道すがら、よそのお宅の梅の木を観察しながら駅に向かうこの頃です。

先日のニュースで桜の開花予想が発表されましたが、梅は一足早く関東各地で梅まつりが始まっています。

それにしても住宅の庭木に梅の木を良く見かけます。万葉の昔から万人に愛さる花木ですね。

桜も梅も春を代表する花木ですが、桜が剪定が難しく大木になるのに対して、梅は剪定に強くコンパクトに仕立てることが出来るので庭木としてお薦めです。

桜と梅の違いを表す言葉に、剪定で「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざは有名ですが、花の楽しみ方で、「桜が開花した木全体を楽しむ」のに対して、「梅は花一輪ずつをめでて楽しむ」という表現にはなるほどと納得させられるものがあります。他にも、「梅にウグイス、桜にメジロ」も相性の良い組合せの例えです。

ことわざではありませんが、俳句で「梅一輪いちりんほどの暖かさ」は、今時にピッタリの俳句ですね。

ちなみに、写真は我が家の梅の枝に咲いている花です。

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                                      by Hira