〈「夏に暑くて家に居られない」方必見〉“涼しい家”にするための住まいづくりのポイントを徹底解説

毎日蒸し暑い日が続いていますが、皆さんはご自宅でどのように過ごしていますか?

「節電」が推奨される世の中ですが、いくら省エネを意識してもどうしてもエアコンなどの空調機器に頼らざるを得ない日もあるでしょう。

実は、マイホームを建てる際に、いくつかのポイントを押さえるだけで、真夏の茹だるような暑さを軽減できます。

そこで、今回は「涼しい家」にするためのポイントを詳しく紹介します。

これからマイホーム作りを検討している方はもちろん、今お住まいの家を変身させたい方も、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント
●家の性能を上げれば、空調機器に頼らずとも「涼しい家」が実現できます。
●パッシブハウスを目指して「涼しい家」にしましょう。
●日建ホームでは、お客さまのご要望をしっかり耳を傾け、理想の住まいづくりをお手伝いさせていただきます。




“日本の夏”は年々気温上昇が深刻化

「地球温暖化」は、今や毎日のようにメディアに取り上げられている世界的な問題ですが、日本の気温も例外ではなく、年々その平均気温は上昇する一方です。

気象庁のデータによると、6〜8月の平均気温は、ここ100年で1.16℃上昇しています。

引用:気象庁|日本の季節平均気温


「たった1℃程度」と思う人も多いかもしれませんが、この少しの気温上昇は地球環境に大きな影響を及ぼすだけではなく、人体にも変化をもたらします。

家に何も対策をしなければ家の室温も連動して上昇し、室内熱中症の原因になりかねません。

また、温度を下げようとして、一日中エアコンをつけっぱなしにすれば省エネどころではなくなります。

今後もさらなる気温上昇が懸念されているため、家の中で省エネを意識しながらも快適に過ごせるようにするためには、早めの対策を取ることが重要と言えるでしょう。

引用:全国地球温暖化防止活動推進センター



実は熱中症になる場所で最も多いのは「家の中」

熱中症というと、炎天下で長時間過ごしたり、運動して水分補給をしなかった場合に発症するイメージが強いかもしれません。

しかし、最近は「室内熱中症」になる人がとても増えています。

総務省消防庁・熱中症情報によれば、2017年以降の熱中症発生場所で最も多いのが「住居内」というデータも出ています。

特に、まだ体温調節がうまくできない幼いお子さんや、少しの環境変化でも体調を崩しやすい高齢者の方は、気をつけなくてはいけません。

また、在宅ワークをしている人に多いのが、仕事に没頭しすぎて水分補給を忘れてしまうというケース。

パソコンなどの電子機器は、かなり発熱をするので、一日中仕事をすると、室温は必然的に上がってしまいます。

  • 室内で過ごしている間に気が付かないうちに室温や湿度が上昇してしまう
  • 暑い屋外で過ごした後室内に入って、エアコンなどで体を急激に冷やしすぎてしまう
  • 夜間になって屋外の温度が下がっても、室内に暑さがこもったままで、そのまま空調機器をつけずに寝てしまう …


このような原因から、知らぬ間に脱水症状になって室内熱中症を引き起こしてしまうのです。



“涼しい家”にするポイント6つ

借景 日建ホーム
  • 室内熱中症などの発症を抑え、健康リスクを軽減できる
  • 空調機器のランニングコストを抑えられ、省エネにつながる
  • 快適に過ごせて居心地のよい住まいになる …

「涼しい家」にすることで得られるメリットは、私たちの生活にとって大きな意味を持ちます。

では、どうすれば「涼しい家」を実現できるのでしょうか?

ここでは、主なポイントを6つ紹介します。

ポイント① 高気密高断熱に

一番重要なポイントが、「室内に暑さを伝わらせない」ようにすること。

また、空調機器で冷やした室温をキープすることも重要です。

そのためには、家自体の気密性・断熱性を高めなくてはいけません。

  • 壁や天井に十分な断熱材を充填する
  • 窓などの開口部を高断熱サッシにする
  • 断熱材入りの屋根材を取り付ける …

これらを取り入れることで、室内が外気温の影響を受けづらくなり、空調負荷が軽減できるだけではなく、室温が常に安定しやすく、健康面でのメリットも得られます。

最近は、環境への配慮から「高気密高断熱住宅」を広告などに掲げている住宅メーカーはたくさんありますが、工法や材料選びなど十分な知識と経験が必要となるため、設計施工に慣れた会社に相談しましょう。

〈関連コラム〉
日建ホーム|コラム|千葉県で高気密・高断熱住宅を建てたい!知っておきたい性能やメリットは?

ポイント② 日射遮蔽を意識する

建築における「日射遮蔽」とは、室内に差し込む日射を遮り、室温の上昇を抑えることを意味します。

適切に日射遮蔽をすることで、冷房エネルギーを15〜45%削減できるという研究結果もあるほど、室温上昇抑制にはとても効果的です。

  • 窓には熱線反射ガラスなどの日射侵入率の低いガラスを選ぶ
  • 特に日当たりの良い窓には、シェードやオーニングなど日除けとなるものを取り付ける
  • 庇や軒を設けたり、インナーバルコニーのある間取りにする
  • 外壁を日射反射率の高い仕様にする
  • 太陽光パネルを取り付け屋根との間に空気層を設ける …

これらを意識するだけで、太陽の熱が室内に伝わりにくくなります。

ポイント③ 湿度調整と十分な換気

梅雨時期に少しでも気温が上がると、晴れた日よりも暑く感じることがありませんか?

湿度が上昇すると人間はより不快に感じて体感気温が上がるため、「涼しい」と感じるためには湿度管理は欠かせません。

引用:Panasonic

室温をそれほど下げなくても湿度さえ下げれば、人間は涼しく感じます。

ですから、24時間換気システムや除湿機を用いて、室内を常に適切な湿度に保つように心がけましょう。

〈関連コラム〉
日建ホーム|コラム|新築&リフォームに24時間換気システムを!その必要性やメリットを徹底解説

ポイント④ 外断熱二重通気構造で熱気を排出

「外断熱二重通気構造」とは、柱などの構造躯体を断熱材で覆い断熱層を形成した上で、それを挟むように外壁側・内壁側に通気層を設ける工法です。

床下に取り付けたダンパーから外気を取り入れて小屋裏のダンパーから排気することで、室温を自然と下げることができます。

引用:「外断熱・二重通気工法における排熱効果の定量化(第1報)実測データに基づく排熱効果の検証」

自然と床下から小屋裏、屋外へと空気の流れが生まれるので、夏には断熱層が冷却され、室温上昇を抑制するのです。

ちなみに、冬場には床下・小屋裏ダンパーを閉めることで、室内の暖気を閉じ込めます。

ポイント⑤ シーリングファンで体感温度を下げる

一般的に、風速・毎秒1mの風が当たった場合、体感温度は1℃下がると言われています(ウェザーニュース調べ)。

つまり、室内が29℃でも心地よい風があれば28℃ほどの体感になるということです。

もちろん扇風機でも構わないのですが、部屋全体に風を送れて尚且つスタイリッシュなのが「シーリングファン」。

室内に空気の対流を生み出し、温度ムラをなくして冷房の冷やしすぎを防ぎます。

ちなみに、寒い冬場には、天井付近に溜まる暖気を撹拌させて、足元の冷気を和らげる効果もあります。

ポイント⑥ 空調機器を使いたい場合は「全館空調」も

家の気密性・断熱性・遮熱性を高めたとしても、日によっては「空調機器を付けなくては室内にいられない」という日もあるでしょう。

通常のエアコンでも良いですが、おすすめなのが「全館空調」です。

最近は新築住宅で取り入れられる件数もだいぶ増え、性能はもちろんコストパフォーマンスも向上しています。

「電気代がかかる」と思われがちですが、メーカーによっては一年中一日中稼働させても、電気代が5,000〜6,000円の追加で済むものもあります。

初期コストは通常のエアコンよりもかかりますが、家中を快適な温度に保てる上に、機器の寿命もエアコンより長いため、長い目で見れば決して損ではありません。

太陽光発電システムと組み合わせて、自然エネルギーを活用するのもおすすめです。

なお、日建ホームでは、全館空調を導入した高断熱(UA値0.27)、高気密(C値0.3程度)の温熱性能を実現したモデルハウス「LIVING DESIGN nex」をオープンしました

全館空調の心地よさを体験したい方は、ぜひ一度お越しください。

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「夏涼しい家」=「冬暖かい家」

造作テレビボード・バルコニー

「夏に涼しい家」を実現させるということは、裏を返せば「冬に暖かい家」になるということです。

外気温の影響を受けずに、室内の温度を快適に保つことができます。

実は、この考え方がコンセプトになっている住宅が、「パッシブハウス」です。

自然エネルギーと最小限の人工エネルギーを組み合わせて快適な生活を作ることが目的で、下のような要素が盛り込まれます。

  • 断熱する(住宅全体の断熱性能を上げる)
  • 空気の漏れをなくす(室内の暖気を漏らさない工夫)
  • 熱橋をなくす(外気の影響を受けにくくする)
  • 断熱性能・保温性能が高い窓を設置する
  • 太陽エネルギーを取り入れやすい&遮蔽しやすい窓の配置
  • 熱交換換気の採用(室内の快適気温を維持しながらの換気)


自然の力を適度に取り入れたり、逆に防いだりしながら、いかに最小限の人工エネルギーだけを使って生活を送れるかがポイントです。

夏には涼しく冬には暖かい。

そんな理想的な暮らしを、パッシブハウスなら実現できます。

〈関連コラム〉
日建ホーム|コラム|パッシブハウス&パッシブデザインは究極の省エネ住宅 メリット・デメリットを解説




まとめ|電気だけに頼らず自然の力を使って涼しい家に

猛暑の日にエアコンで急激に涼しくすると、体がだるくて体調がイマイチ…そんな経験をしたことのある人は少なくないでしょう。

今年の夏は「節電要請」が国から発令されるなど、省エネをより一層意識せざるを得ない状況です。

そんな今だからこそ、家の性能をグレードアップさせて、自然の力を利用した「涼しい家」を実現させてみませんか?

住宅の気密性・断熱性・遮熱性を向上させるだけで、夏の暑さはかなり軽減できるはずです。

新築はもちろんのこと、リノベーションでできることもありますので、ぜひご検討ください。

私たち日建ホームは、お客様に安心していただける住まいづくりを徹底しています。

土地探しや住宅ローンのご相談から、建築予定地の地盤調査、設計士・インテリアコーディネーターによるデザインのご提案など、各専門スタッフがチームでお手伝いさせていただきます。

どうぞ、お気軽にご相談ください。



千葉県で“涼しい家”の建築や、既存住宅のリノベーションをご検討中の方は日建ホームへご相談ください

おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。

お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。

お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。

お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。

お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。

お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。



モデルハウスや展示場で家づくりを体感しましょう

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日建ホーム株式会社

著者情報

日建ホーム編集部

日建ホーム編集部

私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」という気持ちで親身になって寄り添いながらお客様の家づくりに真摯に取り組んでまいります。
一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

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