「二拠点生活・地方移住も夢じゃない」自宅でテレワークが実現できる間取りとは?
新型コロナ感染拡大が始まって以降、私たちを取り巻く生活環境は大きく変わりました。
今までは毎日オフィスに通勤していた人も、週の大半を自宅にてテレワークするようになった人も少なくないはずです。
しかし、いざ自宅勤務を始めてみると、「今まで気付かなかった不便さが見つかった」ケースも後を絶ちません。
そこで、今回は「テレワーク」に適した家づくりのポイントを紹介します。
本格的に自宅勤務に切り替えたい方だけではなく、地方移住や二拠点生活に興味のある方も、ぜひ参考にしてください。
●空間配置や必要な設えなど、テレワークのために必要なポイントを押さえることで、グンと仕事効率がアップします。
●日建ホームでは、お客さまのご要望にしっかり耳を傾け、理想の住まいづくりをお手伝いさせていただきます。
「自宅でテレワークを始めたものの…」多くの人が実感する問題点とは?
コロナ禍によって急遽自宅でのテレワークを余儀なくされた方も多いはずです。
公益財団法人 日本生産性本部がアンケート調査を行った結果によると、パンデミック中の2020年と比べて多少減少しているものの、未だテレワークをしている人は16%以上に上ります。
また、今テレワークを導入している人の中で、今後も継続したいと考えている人、もしくはどちらかというと継続したいと考えている方は、70%以上というデータもあります。
しかし、同調査では自宅での労働環境に対する不満も上がっており、以下のような問題点を挙げている人が多いです。
- 部屋、机、椅子、照明などの物理的環境整備が足りない
- 仕事のオン・オフがうまく切り替えられず、オーバーワークになりやすい
- 家事や育児負担が大きい
- 生活音が気になり集中できない
これらの問題点を見てみると、住宅の間取りを工夫することで、ある程度解決できる物ばかりなのがお分かりいただけるでしょう。
今後も自宅で働き続けたい方にとって、それに適した間取りにすることが、かなり重要なポイントとなるということです。
テレワークに適した間取りとは?失敗しないためのポイントは?
では、自宅で効率的にテレワークのできる環境を整えるためには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。
ここでは、主なポイントを7つ紹介します。
その① 日常生活と切り離されたワークスペースの確保
テレワークをしてみると、家にいるご家族の行動や視線が気になって、なかなか仕事に集中できないと感じる方も多いでしょう。
勤務時間に集中して作業するためには、書斎などの個室に分けられたワークスペースを確保することが重要です。
ただし、日中にご家族が不在の場合は何も個室にこだわる必要はありません。
押さえるべきポイントは、「日常生活と切り離すこと」。
家事をしながら仕事をしたり、気が散るような物がふと目に入る環境にいては、どうしても非効率です。
できるだけ生活空間と距離のある場所にワークスペースを設けましょう。
その② 生活音や環境音が気になりにくい遮音計画
いくら家族や日常生活と物理的な距離をおいても、生活音や環境音が耳に入り仕事が手に付かないという方もいるでしょう。
その場合は、やはり狭くても個室を用意することをおすすめします。
最近は、防音室用の本格的な物ではなく日常の音漏れを軽減する「音配慮用ドア」という物も増えています。(参考:DAIKEN|防音建材)
これらを設置する目的は、何も仕事中に生活音を遮断するだけではありません。
オンライン会議の音声などを漏らさない目的もあります。
小さいお子さんがいて大きな声を出せないなどという場合は、ぜひ適切な遮音計画をプランニングしましょう。
その③ オン・オフの切り替えができる配置計画
テレワークの普及によって問題となっているのが「テレワーク鬱(うつ」。
正式な病名ではありませんが、自宅勤務による社会とのコミュニケーション不足や生活リズムの乱れ、運動不足、孤独感によって、体調不良を訴える方が増えています。
これらの原因に共通するのが、仕事のオン・オフの切り替えができていないという点です。
生活エリアとワークエリアが近接していたり、混ざり合っていると、気持ちの切り替えができずに、一日中仕事のことばかり考えてしまいがちです。
「今日はここまで」ときっぱりと仕事を終えられる空間配置を意識しましょう。
例えば、敢えてLDKや寝室から遠い場所にワークスペースを置いてみてください。
自宅内で通勤するような感覚で仕事に取り組めます。
また、ウッドデッキなどの屋外空間に面していたり、大きな窓のある部屋で仕事をするのもおすすめです。
自然と日が暮れたことを体感できれば、ダラダラと仕事を続けずに生活リズムが整います。
その④ 造作家具で仕事効率アップ&省スペース
仕事が捗らない理由に、「ワークスペースが狭い」という理由を挙げる方も多いですが、これは部屋の問題ではなく、資料などの置き場所が足りないことが原因であるケースがほとんどです。
ワークスペースに十分な収納を設ければ、デスク周りがスッキリして作業効率が上がります。
そこでおすすめなのが「造作家具」です。
既製の家具ではどうしてもフィットしない場所でも、オーダーメイドの家具なら空間を無駄なくフル活用できます。
将来的に仕事でその場所を使わなくなったとしても、本棚や趣味の道具をしまうためとしても使えるため、家の中にできるだけデッドスペースを作りたくないという方は、ぜひ間取りと併せて造作家具のプランも検討してみてください。
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日建ホーム|コラム|知っているようで知らない「造作家具」とは?メリットや魅力から設計プロセスまでを解説
その⑤ オンライン会議を意識した壁面配置
テレワークには欠かせないのがオンライン会議ですが、いざ会議の時間になって部屋が雑然としていて焦ったことのある方も少なくないでしょう。
バーチャル背景を設定する方法もありますが、顔が欠けてしまったり取引先との会議にふさわしい画像が見つからないケースもあります。
そんなストレスを軽減する方法は、ワークスペースにオンライン会議を意識したシンプルな壁面を作ることです。
窓があると逆光で顔が暗くなってしまうため、できるだけ開口部のないプレーンな壁が望ましいです。
どうしても確保できない場合は、会議中だけパーテーションを置いたり、ロールスクリーンなどを下ろすと良いでしょう。
その⑥ 複数人が働く場合はシェアスペース or 完全分離
いくら集中できるワークスペースが欲しいと言っても、ご夫婦共に自宅でのテレワークをしている場合は、個人個人の空間を十分確保できるとは限りません。
一つの家で複数の人が働く場合は、ワークスペースを“シェアする“方法と、物理的に距離を取り“完全分離する”方法があります。
お互いがパソコンで黙々と作業をする場合には、割り切って一つの空間を共有してみましょう。
収納やプリンター置き場など、仕事に付随するスペースを圧縮できますし、生活エリアと切り離しやすくなります。
一方で、オンライン会議を頻繁に行う場合や一人でないと集中できない場合には、1階と2階にそれぞれのワークスペースを設けるなど、物理的に距離をとらなくてはなりません。
いくら生活エリアと切り離したいからといって、互いの書斎を隣り合わせにしては分離した意味が薄れてしまいます。
シェアスペース型と完全分離型のどちらがいいかという訳ではなく、仕事内容やその人の特性によって適した方法は異なります。
まずはご家族でどちらがより仕事に集中できるのかを話し合ってみてください。
その⑦ 将来的に別の用途で使えるようにする
テレワークのためのスペースを作る際には、将来的な使い道についてもじっくり検討してください。
仕事に特化した空間に作り込みすぎてしまうと、それ以外の用途で使いづらくなってしまったり、リタイアした後はただのデッドスペースになる可能性もあります。
仕事以外の時間は趣味を楽しめるようにしたり、しっかりとした個室にはせずに収納家具などで区切るなど“半個室”にしておけば、将来的にリノベーションする際にもコストを抑えられます。
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在宅勤務への切り替えをきっかけに“二拠点生活”や“地方移住”を検討する人も
テレワークへの切り替えをきっかけに、地方への移住や二拠点生活を検討し始める方が増えてます。
今までは通勤の利便性を優先にして家の広さや周辺環境を我慢してきた方にとっては、在宅勤務が中心の生活となれば、自然豊かな郊外でゆったりとした生活を送ることも決して“夢物語”ではなくなるでしょう。
様々な自治体が移住誘致や移住支援を行なっていますが、その中でも私たち“日建ホーム”が本社を構える千葉県は、都心へのアクセスの良さや自然の豊かさとのバランスが良いことから、人気の移住先として注目されています。
住宅取得への補助事業も充実しており、東京などの都心部と比べると地価も安いため、リーズナブルに理想のマイホームを建てたい方におすすめです。
日建ホームは、移住を検討している方の土地探しからローン相談、補助金申請、設計・施工、アフターメンテナンスまで丸ごとサポートいたします。
少しでも千葉への移住をご検討中の方は、どうぞお気軽にお問合せください。
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まとめ|テレワークスペースを充実させて有意義な生活に
テレワークは、自宅でマイペースに仕事を進められるメリットがある一方で、日常生活と切り離しにくくオーバーワークになりがちというデメリットもあります。
仕事効率を上げるだけではなく、休日の時間も有意義に過ごせるように、オン・オフの切り替えができうるようにすることが大切です。
そのためには、ポイントを押さえたワークスペースの整備がかかせません。
家の中での配置など、ご自身はもちろんご家族にも負担をかけないような間取りを意識しましょう。
私たち日建ホームは、お客様に安心していただける快適な住まいづくりを徹底しています。
土地探しや住宅ローンのご相談から、建築予定地の地盤調査、設計士・インテリアコーディネーターによるデザインのご提案など、各専門スタッフがチームでお手伝いさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
オンライン相談も随時承っております
日建ホームでは、現在遠方にお住まいの方のために、随時オンライン相談も承っております。
日頃お仕事でお忙しい方や、小さいお子さんがいらっしゃって現地での打ち合わせが難しい方、隙間時間に打ち合わせしたい方はどうぞご活用ください。
千葉県でテレワークしやすいをご検討中の方は日建ホームへご相談ください
おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。
お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。
お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。
お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。
お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。
お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。
日建ホームはどこよりも早くから「住宅の高気密高断熱化」に取り組んでいます
私たち“日建ホーム”は、ハウスメーカーでも大手ビルダーでもありません。
千葉県我孫子市に本社を構え、とことん「地域密着」にこだわった建築会社です。
1988年創業以来30年以上、千葉県北西部や茨城県南部でたくさんの住宅を建設してきました。
お客様の理想を現実化することはもちろん、私たちが大切にしているのが「高気密高断熱の家づくり」。
どのハウスメーカーよりも早い1999年から、高気密高断熱住宅の建設に取り組んでいます。
「地域の特性を理解しているからこそ実現できる快適な“高気密高断熱の家づくり”」これこそ私たちの強みです。
千葉県・茨城県で土地探しを始めたい方や、長く住み続けられる住まいを建てたい方は、ぜひ“日建ホーム”までお気軽にご相談ください。
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