50坪の土地に家を建てるなら~千葉なら二世帯、中庭、車3台ガレージも!
千葉県の郊外なら50坪の土地に家を建てるのも現実的です。50坪なら日当たりがいい南玄関、中庭のある家、車が2~3台止められるガレージなど、プランニングの幅が広がり、アフターコロナの理想のライフスタイルが実現しやすくなります。そこで今回は千葉県の郊外の50坪台で建てる家づくりの間取りとポイントを解説します。
50坪の土地の価格の目安
まずはじめにウィズコロナの家づくりに求められる広々としたスペースも実現可能な50坪の土地はどれくらいの価格になるのか、千葉県を事例にみてみましょう。
50坪の土地の相場の目安
平均坪単価 | 50坪の坪単価 | 50坪の土地相場 | |
千葉市 | 37.2万円 | 36.2万円 | 1.811万円 |
柏市 | 32.6万円 | 34.3万円 | 1,713万円 |
松戸市 | 40.1万円 | 37.9万円 | 1,897万円 |
我孫子市 | 24.7万円 | 25.3万円 | 1,266万円 |
印西市 | 21.0万円 | 22.6万円 | 1,132万円 |
野田市 | 13.8万円 | 16.6万円 | 828万円 |
流山市 | 48.2万円 | 46.5万円 | 2,324万円 |
出典:国土交通省「不動産取引価格」2016年12月~2020年6月までの実績、ウチノチカラを参考に弊社算出
50坪の土地の価格は、千葉県北西部では、坪単価で16万円台~40万円台が目安です。我孫子市25.3万円、印西市22.6万円、柏市でも34.3万円と、自然豊かな千葉県北西部エリアはリーズナブルな価格帯で土地が購入しやすいと言えるでしょう。
千葉県で土地探しをすれば建築費に予算を充てやすい
では参考までに千葉県と同様に東京に隣接する神奈川県と比較してみましょう。
横浜市の平均坪単価80.7万円、50坪の坪単価は69.8万円で3,482万円が相場です。藤沢市の平均坪単価は67.4万円、50坪の場合は坪単価66.6万円で3,330万円が相場となります。
つまり、千葉県北西部は、横浜、藤沢と同様に東京から通勤時間で数十分~1時間圏内にも関わらず、神奈川県の郊外エリアと比較して土地の価格は3分の1程度。
同じ50坪の広さの土地に家を建てるなら、千葉県のほうが2千万円程も安く土地が購入できることも多いため、その分、住まいの建築費に予算を充てやすいと言えるでしょう。
<参考>四季の移り変わりを楽しむ家ーカッコーズテラス
50坪の土地の広さ
50坪とはどれくらいの広さかというと、平方メートル換算で165.5㎡。約13.8m×13.8m四方の区画です。イメージ言えばおよそバレーボールコートほどの大きさです。畳に換算すれば1坪は約2畳ですので100畳程度の広さになります。
50坪の建ぺい率60%の土地に建てられる家
建ぺい率などの制限があるため、家を建てることができる面積は土地の広さの60%程度の区域が多くなります。50坪の建ぺい率60%の土地なら概算で建築面積(建坪)で約30坪の家が建てられる可能性があります。2階建てにするなら、30坪×2=60坪の広さの家が建てられる可能性があるということになります。なお、建ぺい率や容積率は市町村ごとに区域指定や建築制限があるため、実際の土地がどれくらいの建ぺい率なのか自治体の窓口(都市計画課など)ホームページなどで確認して算出するようにしてください。
<参考>
注文住宅の土地探し~何から始める?土地はどうする?
50坪の土地に建てる家の間取り
では実際にどのような家の間取りのケースがあるのかみてみましょう。
【ケース1】完全分離型の二世帯住宅
国土交通省の指針によれば、4人世帯の快適な居住面積は38坪。二世帯住宅で5~6人が暮らす家であれば、延べ床面積で46坪~54坪程度が快適な広さです。
千葉県の柏市近郊などで50坪の土地が確保できれば、二世帯住宅も現実的です。仮に30坪の建坪なら、2階建てにすれば延べ床面積60坪の二世帯住宅が建てられることになります。
世帯間でスープが冷めない距離感を保ちながら、玄関や居住空間を分けられる「完全分離型」の二世帯住宅もおすすめです。
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【ケース2】中庭のある平屋はいかが?
50坪の土地があれば、建ぺい率60%の住宅街の場合、建坪30坪の住宅と20坪程度の庭のある暮らしが実現できます。近隣に3階建て以上の建物が建てられない低層住宅区域や田園地帯なら「平屋」という選択も可能です。
シンプルな長方形の平屋はもちろん、くの字、L字、コの字型などの平屋にすれば間取りの自由度、プライバシーの確保もしやすくなります。
中庭を設ければ、部屋も独立した空間にしやすく、適度な距離感を持たせることができます。中庭の植栽の緑は目に優しいだけでなく、さりげない目隠しにもなり、心の安らぎをもたらしてくれます。
中庭にウッドデッキを配すれば、リビングからひとつながりのセカンドリビングにも。オンとオフの切り替えもしやすいテレワークしやすい家も実現できます。
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【ケース3】車3台のガレージハウスも!
自然豊かな立地であるほど車は生活に欠かません。千葉県の郊外エリアでは車が1人1台のご家庭もめずらしくはありません。
さらに近年は二拠点居住、田舎暮らし、ソロキャンプ、アウトドアライフといったアフターコロナのライフスタイルにも車のある暮らしもあらためて重視されています。
ガレージのサイズは、車1台分が約5坪。車3台分で15坪が必要です。ビルトインガレージにすれば1階部分にガレージを組み込むことも可能ですが、可住面積が広い千葉県で50坪の敷地面積があれば、平屋の別棟としてもガレージも建てやすいでしょう。
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【ケース4】ファミリークローゼットのある家
ファミリークローゼットとは、家族が一緒に使える収納のこと。玄関横のシューズクロークを拡張したり、ランドリールームに収納を併設するなど、様々なタイプがあります。50坪の敷地面積があれば建坪も広めに確保できるため、収納を集約したり、分散させるなどの工夫することで広めの収納が確保できます。
玄関からできるだけリビングやキッチンなどの居住空間に埃やウイルスを持ち込まないように、「ただいま動線」にシューズクローク併設のファミリークローゼットも人気です。
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50坪の土地に建てる家の間取りの工夫
では50坪の家を建てる場合、どのような間取りの工夫が考えられるのか、バリエーションを考えてみましょう。
収納を広めに確保する
まず延べ床面積を広めに確保できるため、自然災害や感染症対策などでも必要性の高まったパントリー、ファミリークローゼット、ウォークインクローゼット、ウォークスルークローゼットなどを確保するなど、ライフスタイルの変化も想定して収納を広めに確保することができます。それぞれのクローゼットに数畳分ずつ確保して、さら個室にも収納も確保することも可能になるでしょう。
部屋数をプラス1確保する
部屋そのものを増やすことも実現可能になります。アフターコロナの家づくりで求められる、広々した居住空間と部屋数の多さ。当初、3~4LDKだったプランを4~5LDKで検討できるということになります。多目的に使える可変性の高い間取りの客間スペース、テレワークや趣味の部屋として活用できる書斎やワークスペースなどが確保できます。
平屋、ほぼ平屋という第三の選択肢
さらに50坪の敷地ならちょうどいいサイズ感の30坪の平屋も現実的な選択肢になります。平屋と二階建てをコの字型のレイアウトで別棟のように配置したり、二階に一部屋分のコンパクトな居住空間を確保すれば、平屋と二階建てのいいとこどりができる「ほぼ平屋」というスタイルも可能になります。
ほぼ平屋の家は、自然とつながりやすいフラットな暮らしと、プライバシーを確保しやすい二階建ての良さを組み合わせることができる、平屋でもない二階建てでもない第三の選択肢です。仮に水害等への備えが必要な立地であっても、いざという時に垂直避難もできる2階スペースも確保できる安全安心な家づくりにもつながります。
二世帯住宅なら完全分離型、別棟型なども
50坪の敷地面積を超えてくると二世帯住宅でも完全分離型を検討する方が多くなります。玄関、居住空間、水回り(キッチン、お風呂、トイレ、洗面所)を各世帯ごとに分けるのが完全分離型です。完全分離型といっても、様々なタイプがあります。①左右に世帯を分ける左右分離、②1階と2階で世帯を分ける上下分離型、③平屋の棟、二階建ての棟にして世帯を分ける別棟分離型などがあります。
50坪で建ぺい率60%の住宅街なら2階建てにすれば60坪の家の延べ床面積が可能です。下記のコラムでもご紹介したように、完全分離型の家の延べ床面積は50坪~60坪ですので、二世帯住宅にも適した敷地面積と言えます。
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敷地内の建物の位置を考える
50坪の敷地なら、間取りだけでなく、敷地内のどの位置に建物を建築するか、土地の使い方もバリエーションが増えます。建物を隣接道に近い位置に配置して庭をプライベート空間にするか、庭にゆったりとしたアプローチを配して南玄関の建物を敷地の奥に配置することも可能になります。敷地の中で採光、通風にも最適な位置取りもできるうえに、家庭菜園やガレージの位置決めも自由度が高まるため、家づくりの楽しみが広がります。50坪の敷地は、このように庭や自然との距離感をコントロールしやすくなりため、アフターコロナの快適な住まいづくりの快適性、プライバシー、省エネ性能など自由度の高い家づくりが可能になるのです。
まとめ
50坪の土地に家を建てるなら、二世帯住宅、平屋、ガレージハウス、ファミリークローゼットのある家など様々な選択肢があります。二世帯住宅なら完全分離型、平屋もしくはほぼ平屋なら中庭のある家、ガレージハウスなら3台のビルトインガレージも可能です。これまでの日本の住宅事情にあわせた部屋数をおさえた家づくりに1部屋をプラスし、ライフスタイルの変化にも対応しやすい30坪程の平屋も実現できることから、50坪の土地の家づくりは郊外でのアフターコロナの家づくりがしやすい土地の広さと言えるかもしれません。
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