自然素材の家ってどんな家?メリットデメリット、後悔を防ぐ方法や工務店・ハウスメーカーの選び方まで広く解説

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「自然素材の家」は、その名の通り、無垢の木や漆喰といった自然の素材を利用した家です。

天然の素材を使用した家は体に良さそうなイメージがありますが、ほかに体感できるメリットはあるのでしょうか。

本記事では、自然素材の家とはそもそもどのような家なのか、住むことでどのような特徴を感じられるのか、どんな工務店・ハウスメーカーに依頼するべきか?などの疑問にお答えします。


自然素材の家の魅力だけでなく、気をつけた方がよい点も含めて特徴を把握して、心地よく機能的な住まいを実現しましょう。

このコラムのポイント
● 自然素材の家と普通の家の違いについて学びます。
● メリットだけでなく、デメリットを感じる瞬間もあるため、特徴を正確につかむことが大切です。

日建ホームでは、自然素材を利用した家づくりのよさを伝えるために「家づくりはじめてセット」をご希望の方にお届けしています。

ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
(※資料の送付は、当社の施工エリア(我孫子市より車で約60分以内)に限らせていただきます。)

自然素材の家ってどんな家ですか?

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はじめに、自然素材の家とは、どのような家を指すのか解説します。

自然素材の家とは、床・壁・天井といった内装に、無垢の木や漆喰、珪藻土といった自然素材を利用した住まいを指します。

自然素材は化学物質の含有量が少ないことから、人体に優しく快適な住環境を実現することが期待されます。

自然素材の家は高い?価格について

自然素材の家は一般的な家と比べて建築価格が高くなるとされています。

その理由は以下の2つです。

  • 材料の作成に手間がかかり「材料費が割高に」
  • 施工する際は技術が必要で「手間賃が割高に」

結果として、自然素材の家は一般的な家と比べて施工費用が高くなる点は確かでしょう。

ただし、無垢のフローリングは合板フローリングと異なり張替えは不要で、漆喰や珪藻土も施工後は美しい状態が続く、一生ものの壁になります。

長期的に見ると、自然素材の家の方が経済的になる可能性があります。

自然素材の家を選択する7つのメリット

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こうした特徴を持つ自然素材の家ですが、建てることでどのようなメリットが感じられるのか整理しましょう。

  • 吸放湿性能があり夏・冬とも快適な湿度で過ごせる
  • 有害な化学物質を含まないためシックハウス症候群を避けられる
  • 自然素材ならではの風合いを持つ家が手に入る
  • 自然素材ならではの肌触りが心地よい
  • 経年変化で味わい深い風合いになる
  • 耐用年数が長くずっと使い続けられる
  • 表面だけが炭化するため耐火性能が高く火事に強い

自然素材の家を選択する5つのデメリット

一方でデメリットを感じることもあるのが自然素材の家です。

自然素材の家で感じやすいデメリットは、以下の5つの点です。

  • 材料費・施工費がかかることから建築費用が高くなりがち
  • 素材によっては傷がつきやすい
  • 定期的にメンテナンスを行う方が好ましい
  • 乾燥収縮で反りが生じることがある
  • 施工する大工の技術によって仕上がりに差が出る

自然素材の家を建てる場合は、メリット・デメリットなど特徴をしっかり把握しましょう。

自然素材の家のメリット・デメリットを体感するためには、自然素材をふんだんに使用している建築会社のモデルハウスを見学し、体感することをおすすめします。

日建ホームでは、千葉県我孫子市内に2つの異なるモデルハウスを準備しています。自然素材の家を体感しに、お気軽にご来場ください。

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自然素材の家、どんな家ができるの?実例紹介

自然素材の家を建てると、一体どのような家が完成するのか、実例を紹介します。

天然の素材にしかない、穏やかな風合いをご覧ください。

真鍮輝くシンプルなZEHの家(我孫子市)

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我孫子市に建てられた住まいは、節の見えない優しい木目の床材と真っ白な内装材が印象的な風合いの家です。

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自然素材をふんだんに使っている点に加えて、ZEH+全館空調で快適な温熱環境を実現している点も特徴的です。

気密性が高いZEHはホルムアルデヒドなどの空気汚染が問題なる場合もありますが、自然素材を利用している本事例では気になることはありません。

信州の香りに包まれる快適動線の白い家(野田市)

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野田市に建てられた住まいは、LDKと和室、ワークデスクなどが1つのフロアにあり、居場所がたくさんあることが特徴的な住まいです。

使用している床材は、長野県、信州の香りを運ぶ”松”を利用しています。

自然素材のよさのひとつは、木の独特の芳香が室内に広がることです。

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こちらの事例では、LDKの一角に小上がりの和室を設けています。

畳を構成するい草も、木と同様に芳香が感じられ、柔らかい感触が心地よさを演出します。

家族の団らんを楽しむ無垢の家(柏市)

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柏市に建てられた住まいは、深みのある色合いの無垢の床材が特徴的です。

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オープンで光と風を通す階段も無垢の木で造作されていて、一歩一歩、歩くたびに手すりに触れるたびに無垢の木の感触を確かめることができます。

床・壁といった内装だけでなく、階段・収納などのユーティリティも天然木で造作すると、本事例のように一体感を感じる住まいが完成します。

自然素材の家を選んで後悔・失敗することもあるの?対策も紹介

たくさんのメリットがあり、温かな独特の風合いを得られる自然素材の家では、実は後悔する瞬間があることも指摘されます。

具体的に、以下の3つの場面で失敗・後悔を抱える可能性があります。

  • キズがつくたびに気持ちが沈んでしまう
  • 自然素材に対してアレルギー反応が出た
  • 自然素材の見た目が想像と違った

(1)キズがつくたびに気持ちが沈んでしまう

1つ目は「キズがつくことで気持ちが沈むこと」です。

無垢の木材、特にスギやヒノキといった針葉樹系の樹木は触れたとき温かさを感じる一方で、物を落とすとキズやへこみが生じることがあります。

対策としては、ヤマザクラなど比較的固めの広葉樹系の木を利用することや、家具の下にクッション材を置くことなどが考えられますが、実は2~3か月住み続けると、キズも味わいのひとつに思えて来て、気にならなくなる方が多いようです。

(2)自然素材に対してアレルギー反応が出た

2つ目は「自然素材でもアレルギー反応が出る可能性があること」です。

自然素材のメリットのひとつは、化学的に生成された新建材の使用量を少なくし、人体に有害な物質を遠ざけることにあります。

しかし中には、特定の種類の木に対してアレルギー反応が出る方もいますので、材料選定の際には直接触れることをおすすめします。

(3)自然素材の見た目が想像と違った

3つ目は「素材の雰囲気が想像と違った」というもの。

自然素材は人工物と異なり、たとえば同じ種類の木でもひとつひとつが異なる色味や模様を持っています。

このため、ある見学会で見た内装材に憧れて自然素材を選択したのに、出来栄えが想像と異なる、といった事態が起きる可能性もあります。

ミスマッチを避けるためには、「〇〇邸の見学会で見たキッチン床材が、節がなくすっきりしていて好みだった」など、期待する見た目を正確に伝えることが大切です。

自然素材の家をおすすめできる人・できない人

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ここまで解説した自然素材の家。「おすすめできる人」「おすすめできない人」とがありますので、事前に把握しておきましょう。

自然素材の家をおすすめできる人

  • 自然素材の温かみを好む人
  • 経年変化を楽しめる人
  • アレルギーや化学物質に敏感な人

自然素材の家をおすすめできない人

  • 施工費用を極力安く抑えたい人
  • 細かなキズが気になる人
  • 新品の仕上がりが好きで経年変化を嫌う人

自然素材に興味を持ちながら、ご自身が自然素材の家に合うのか分からない、不安になる方は、専門家に相談するのもおすすめです。

自宅で気軽に相談できる「オンライン相談」を利用して、日建ホームまでお気軽にご相談ください。

オンライン相談

自然素材の家を建てる!工務店・ハウスメーカーの選び方

記事の終わりに、自然素材の家を建てたいと考えたときに知っておきたい工務店やハウスメーカーの選び方を紹介します。

自然素材の家を建て慣れた工務店・ハウスメーカーを探す

自然素材の家を選択するなら、無垢の木や漆喰と言った自然素材の扱いに慣れた業者に依頼しましょう。

無垢の木も漆喰も扱いが難しく、専門的な知識や技術が必要になります。

仕上がりや耐久性に大きな影響を与えますので、日頃から自然素材の扱いに長けた人・業者に依頼しましょう。

施工事例を確認して、デザインの雰囲気が好きな会社を選択

施工事例の確認も必ず行いたい事柄です。

同じ無垢の木・漆喰を扱う業者でも、外観や内装のデザインは会社によって驚くほど変わります。

施工を依頼する可能性のある会社のホームページを確認し、掲載されている施工事例を確認するようにしましょう。

また、実際にどのような家ができるのか、モデルハウスや完成見学会に参加して家の雰囲気を体感することも大切です。

見学会・モデルハウスで建物・担当者の人柄を確認

最後に、見学会やモデルハウスに赴いたときには、応対してくれた担当者や会話できるようであれば社長にも話を聞くことで、どのような理念で家を作っているのかを確認しましょう。

家づくりを行うのは、設計者も施工者も人です。
建物の好みのほか、人となりや性格が合致する人と一緒に家を建てられれば、家づくりは成功に一歩近づくでしょう。

まとめ│自然素材の家は特徴の把握から

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自然素材の家とはどのような家なのか、メリット・デメリットなどの特徴を中心に解説しました。

7つのメリット・5つのデメリットに代表されるように、自然素材の家は独特の特徴を複数有していて、合う人、合わない人で差が出る住まいです。

見た目のデザインだけではなく、手触り足触り、経年変化で変わっていく色合いなど、無垢の木・漆喰などの特徴を把握してから、自然素材の家を建てましょう

千葉県で自然素材の家の建築をご検討中の方は日建ホームへご相談ください

おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。

お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。

お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。

お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。

お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。

お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。

モデルハウスや展示場で家づくりを体感しましょう

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見学予約受付中

じっくり体感していただくために、モデルハウス見学は予約制にて承っております。見学をご希望される方は、お電話または下記ページのご予約フォームからお申し込みください。

〈お問合せ先〉
TEL:04-7188-5222
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〒270-1119 千葉県我孫子市南新木 2-17-20
営業時間 : AM 9:00 ~ PM 6:00


著者情報

日建ホーム編集部

日建ホーム編集部

私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」という気持ちで親身になって寄り添いながらお客様の家づくりに真摯に取り組んでまいります。
一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

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