キッチンパントリーのある家
ウィズコロナでも便利な特徴や施工事例

アイアンの木の棚

キッチンパントリーは、最近の住宅では定番になりつつある便利なスペースです。しかし、漠然と食料庫としてのイメージしかないという方も多いでしょう。実はキッチンパントリーには食料を備蓄しておく以外にも活用方法はあります。今回は、キッチンパントリーの定義やメリット・デメリット、おすすめの活用方法など徹底解説します。施工事例も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

おしゃれな家の定番・キッチンパントリーとは?

キッチン

キッチンパントリーとは、元々食料備蓄庫として欧米の住宅を中心に定着しました。近年は、日本でも生活感のないすっきりとしたい家や、防災対策として備蓄庫が必要な家に多く取り入れられています。スペースの限られた日本の住宅においては大きいスペースとは限らず、造り付け家具の延長のようなものもあるため、間取りによって様々なキッチンパントリーを設けられます。

 

収納タイプ(扉あり・扉なし)

スペースに限りがある場合には、キッチン脇に造り付け収納を設けましょう。これだけでも立派な備蓄庫として活用できます。リビングなどから見える場所に設置する場合は、雑然としても隠せるように扉をつけるのがおすすめです。逆に、視線が通らない場所にある場合には利便性を考えて扉なしにしてみましょう。

 

ウォークインタイプ

キッチンパントリーとして十分に機能を発揮するには、やはりウォークインタイプがおすすめです。あちこちに収納しがちな食料や消耗品を1箇所にまとめれば、動線もスムーズになり家事への負担も軽減できます。また、食料品以外にも冷蔵庫・掃除道具などを格納すれば、より生活感のないおしゃれな空間を実現できます。

 

 

キッチンパントリーのメリット・デメリットや注意点

では、キッチンパントリーのメリット・デメリットはどのような点でしょうか。まず、メリットは主に4つです。

 

・食料や日用品をまとめ買い(備蓄)できる

・キッチンが雑然としないので生活感のない家にできる

・整理整頓しやすく無駄な買い物を防げる

・家事動線がシンプルになり負担が軽減できる

 

まず、当たり前ですが生活用品をまとめて買いしても保管できるという利点があります。特に、トイレットペーパーやミネラルウォーターなどはかさばるため、まとめ買いしてしまうと収納場所に困っている方も多いでしょう。そのような場合にも、キッチンパントリーがあれば安心です。また、キッチンカウンターにはみ出てしまうようなアイテムも、パントリーにしまってしまえば常にすっきりとしたキッチンを維持できます。そして、1箇所に日用品・食品をまとめることで在庫管理がしやすく、いちいち物を取りに行く手間も軽減でき、経済的にも身体的にもメリットは多いです。

 

では、逆にデメリットや注意すべきポイントはあるのでしょうか。キッチンパントリーを作って後悔した方のご意見をうかがうと、以下の3点が挙げられます。

 

・収納しやすく作らないとただの物置になってしまう

・何を収納するかを事前に想定しておくべき

・設置場所(動線)を考慮しないと使いづらい

 

最近は住宅のトレンドであるために安易に取り入れてしまいがちですが、狭小住宅などスペースに制限がある場合に無理に作ってしまうと後悔することもあります。家事の移動距離がむしろ長くなったり、備蓄したい物が収まらず結局使わないものを入れるためだけの場所になってしまうのです。また、とりあえずで設計するといざ収納する時にデッドスペースだらけになるという失敗例も多いです。そのため、設計段階から設計士と綿密に打ち合わせをし、使う時の動線をイメージしたり何を収納したいかを想定しておくことが重要になります。

 

 

キッチンパントリーに必要な広さや活用方法は?

キッチンパントリーとしてのメリットを生かすためには、ある程度の広さを確保しなくては意味がありません。収納タイプの場合には、最低でも0.5畳は確保しましょう。奥行きが狭い棚や間口が狭い収納スペースでは、結局買い貯めた物は収納できず細々とした物を入れる程度にしか使えません。ウォークインタイプは2畳以上あると動きやすいでしょう。ただし、冷蔵庫を格納する場合は扉を開けるスペースも考慮し、棚は計画的に配置してください。奥行きが40cm以上ある棚は、物が奥に入ってしまい使いづらかったり在庫状況が把握しにくくなるため注意が必要です。ポイントは、「何をどれくらいしまいたいか」「家電製品も格納したいのか」という点です。家族構成や生活スタイルによって最低限必要なスペースを確保しつつも広さを変えなくてはいけません。

 

 

キッチンパントリーは本当にいる?いらない?適した生活スタイル

お客様から「本当にキッチンパントリーって必要なの?」という質問をいただいたり、「とりあえず便利そうだから設置したい」というご要望をいただくことがあります。キッチンパントリーはメリットが多いものの、スペースに限りがあれば他の機能と取捨選択しなくてはいけません。そこで、キッチンパントリーを便利に活用できるご家庭の例を紹介します。

 

・忙しくて休日に食料や生活用品をまとめ買いするご家庭

・大家族のご家庭

・節約やコロナ対策として買い物の回数を減らしたいご家庭

・生活感を出したくない方

・保存食作りが好きな方

 

 

まず、共働きなどのご家庭で休日にまとめ買いをする方にはキッチンパントリー はぴったりです。特に、缶詰やパスタなどの乾燥食材、レトルト食品などはまとめ買いしておくと日常でも便利ですよね。そのようなかさばる物も、パントリーに収納すれば食事を簡単に済ませたい場合に重宝します。また、最近はコロナ禍で買い物の回数を減らしている方も多いでしょう。そのような方にとっても、十分な収納場所は魅力的です。そして、生活感が出やすいキッチンの電化製品や掃除用品もパントリーにしまっておくことができ、モデルルームのようなインテリアを目指す方におすすめしあます。また、果実酒や漬物、ジャムなど長期保存できる料理が好きな方にとっても、キッチンパントリーは便利です。逆に、こまめに買い物に行く方や2人暮らしのご家庭など、ストックしておく必要がない場合はスペースを別の用途に充てた方がよいかもしれません。

 

 

キッチンパントリーのある暮らし方|施工事例を紹介

私たち日建ホームでは今まで便利なキッチンパントリーを取り入れた住宅を施工してきております。ここではその一部を紹介します。

見せるものと見せないもののメリハリをつける

LDK

造作カウンター付きの木×ステンレスのキッチン

こちらはリビングに開けたスタイリッシュなキッチンがポイントの住宅です。温かみのある木目とスタイリッシュなステンレスキッチンのバランスが良く、背面にあるタイル仕上げのアクセントウォールが空間をすっきり引き締めてくれます。

アイアンの木の棚

造作のアイアンの棚はお気に入りをディスプレイできる見せる収納

リビングから見える造作のオープン棚にはお気に入りの食器など見せたいものを置き、雑然とした印象を与えてしまう日用品などはキッチン横のパントリーにしまえます。生活感のないおしゃれな家を維持するためには、収納スペースにメリハリをつけることが重要です。家全体を整理整頓し続けるというよりも、見えない部分はフレキシブルに収納できるようにしておけば、日々の片付けも苦になりません。

 

 

まとめ|便利なキッチンパントリーをご提案します

便利なキッチンパントリーについてメリット・デメリットから施工事例まで紹介しました。キッチンパントリーは家事をする人にとってはとても魅力的なスペースです。ただし、住む方の生活スタイルによって無駄な空間になってしまう場合もあります。そのため、作る前に本当に必要かどうか、どのように活用するかを想定するようにしましょう。私たち日建ホームでは、皆さんが便利に使えるキッチンパントリーをご提案いたします。新築時はもちろん、リノベーションでキッチンパントリーを作ることもできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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日建ホーム編集部

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一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

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