【ワークスペースを自宅に】間取り別に実例紹介！メリット・デメリットやおしゃれ・機能的にするコツも解説

「自宅にワークスペースを作りたい」
新築を計画中の方には、このようにワークスペースを作りたいと思う方もいるでしょう。

本記事では、注文住宅でワークスペースを設ける際に参考になるよう、間取り別にワークスペースの実例を紹介します。

ワークスペースを作るメリット・デメリットや、設計のとき知っておきたいコツも紹介しますので、ご自宅にワークスペースを検討している方はぜひ参考にして下さい。

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そもそもワークスペースとは？

そもそもワークスペースとは、仕事や作業をするために設けられた空間を指します。

コワーキングスペースのように、カフェなどの一部を仕事用の空間として貸し出す場合などもワークスペースと呼ばれますが、本記事では一戸建て住宅の一部を利用して作る空間を紹介します。

「自宅にワークスペース」間取りごとに実例紹介

自宅にワークスペースを設ける場合、必要になる仕様や設備、環境は仕事の内容やご家族との過ごし方によって異なります。
多くの事例を見て、ご自身、ご家族に合うワークスペースについて検討しましょう。

リビング・ダイニング✕ワークスペース

はじめに紹介するのは、リビング・ダイニングの近くに設けたワークスペースです。
LDKの近くに設けたことから、家族とのコミュニケーションを取りながら作業できる、比較的オープンな空間です。

一方でデスク近くに窓を設けておらず、収納があることから絶妙な”こもり感”がありますので、集中もできるワークスペースといえます。

キッチン✕ワークスペース

続いて紹介するのは、キッチンの横に設けられたワークスペースです。
キッチンからすぐに移動してデスクに座れますので、家事の合間に副業をこなしたり、家計簿を記入したりといった作業に取り組めます。

写真の事例は窓の外が鮮やかな緑に接していますので、作業することのほか、お茶を飲みつつ本を読んでリラックスするスペースとしても活用できます。

個室✕ワークスペース

ワークスペースは個室として設けることも考えられます。
個室のワークスペースは、テレビ電話など各種打ち合わせのとき、LDKとは異なる空間で集中できる点が特徴的です。

また、個室であれば来客の目に触れることもありませんので、ワークスペースを使用する方の好みや趣味に合わせて内装などの仕様をカスタマイズして楽しみましょう。

寝室✕ワークスペース

個室と似た使い方ができるのは、寝室に併設したワークスペースです。

寝室は昼間は利用されることがありませんので、個室のように集中して作業する、テレビ電話をするといった使い方ができます。
一方で夜間、パートナーが就寝するときは使えないなど、制限がある点には注意が必要です。

ロフト✕ワークスペース

小屋裏の空間やスキップフロアなど、ロフトのような空間にもワークスペースは設けられます。

ワークスペースは基本的にイスに座って利用しますし、開放感を演出する必要もありませんので、実用的には高さを確保する必要はありません。
このため、事例のように屋根勾配に沿って天井が低くなる空間にワークスペースを設けるアイデアも有効です。

階段✕ワークスペース

ロフトや小屋裏と同様に、コンパクトで天井高が低くても利用できるワークスペースは、階段下を利用することも可能です。

階段下は適度に明るさが制限されていて人が通ることが少ないですので、想像よりも集中できるワークスペースになります。

廊下✕ワークスペース

廊下もワークスペースとして活用可能です。

特に階段を上った先に生まれるホールは、通常は寝室や子ども室など各部屋への通路としての役割しか果たしませんが、ワークスペースとして利用すればホール空間を有効活用できます。

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ワークスペースを自宅に作るメリット

このように様々な間取りがワークスペースとして活用できます。
ここで改めて、ワークスペースを自宅に作る際の特徴を確認しましょう。

• 集中して仕事をする環境ができる
• ビデオ会議中の音声・背景に配慮しなくてよい
• 趣味を楽しむためのスペースとしても活用できる
• 家族も読書や勉強用スペースとして活用できる

自宅にワークスペースを作ることで、こうしたメリットがあります。

「ワークスペース」と聞くと仕事をするための場所と思われがちですが、趣味や読書、子どもの勉強など様々な目的で活用できます。
「こんな使い方は？」と複数の案を検討して、使い方に合わせた仕様にしましょう。

ワークスペースを自宅に作るデメリット

ワークスペースにはメリットがある一方でデメリットもありますので注意が必要です。

• ワークスペースで他の間取りを圧迫する
• 仕様によっては荷物置き場になる

ワークスペースを作ることで床面積を消費しますので、土地や床面積、予算が限られている場合はリビングなど他の間取りをコンパクトにする必要があります。
また、使用目的に合っていない場合は納戸のように荷物置き場となる可能性もありますので、具体的に使い方を想像してから導入することをおすすめします。

おしゃれ・機能的なワークスペースを作る4つのコツ

記事の終わりに、ワークスペースをおしゃれ・機能的にするためのコツを紹介します。

仕事の方法から必要な仕様を検討する

1つ目のコツは、仕事の方法からワークスペースの仕様を検討することです。

テレビ電話をする場合はリビング・ダイニングに付属させるより個室の方が適していますし、子どもの様子を見ながら仕事をする場合はリビングに近い方がよいでしょう。
また、一年を通して利用する場合は、夏場の暑さなどに備えてエアコンなど空調機器を設置するスペースが必要です。

このように、具体的な使い方に応じた仕様にすることで、快適なワークスペースが完成します。

仕事以外の利用方法を検討する

2つ目のコツは、仕事以外の利用方法についても検討することです。

ご自身の仕事のほか、子どもが勉強する場所として、読書する場所としてワークスペースは活用できます。
ただし、複数人が使用する場合は、ワークスペースの横幅が不足する可能性もありますので、使い方を具体的に想像した上で、広さや仕様を決めましょう。

照明・コンセントの位置などを検討する

3つ目のコツは、照明やコンセントの適切な位置を検討することです。

パソコンを使用したり本を読むワークスペースでは、照明の果たす役割が大きくなります。
使い方に合う照明でなければ目が疲れて長時間利用できなくなる恐れもあるでしょう。

また、スマートフォンやパソコンの充電などにコンセントを利用することもありますので、机の上、下など複数箇所にコンセントを用意することをおすすめします。

必要十分な収納を設ける

4つ目は、必要十分な量の収納を設けることです。

ワークスペースでは、パソコン、および周辺機器、本や筆記具など、様々な物を利用しますので、収納がなければワークスペース上に物が散乱することとなります。
写真の事例のように十分な収納を設けて、仕事用品から家族の本まで一挙に収納できるようにしましょう。

まとめ│ワークスペースのある自宅でオン・オフを快適に

「ワークスペースを自宅に設けたい」
こうした希望を持つ方に向けて、間取りごとにワークスペースの事例を紹介しました。
また、メリット・デメリットやワークスペースを作る上でのコツも解説しました。

ワークスペースがあると自宅で快適に仕事ができますが、必要な条件を揃えられなければ使いづらく、使用頻度の低い部屋になってしまいます。
紹介した事例のように多くのワークスペースを作ってきた実績のある業者に依頼することで、適切なアドバイスを受けながら自宅ワークスペースを実現しましょう。

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