二階リビングの「後悔」「失敗」感じる瞬間とは?対策やメリットも実例とともに解説
おしゃれな家や実用的な家を建てるとき、選択肢に上がる間取りのひとつは「二階リビング」です。
しかし二階リビングについて調べると、「後悔」「失敗」といった口コミを見かけることもあり、二階リビングに対して不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、二階にリビングがある間取りについて、どんなとき後悔を抱えやすいのか紹介します。
それぞれ対策も解説しますので、住み始めてからの後悔を防ぐために二階リビングの特徴を把握しましょう。
千葉県周辺エリアの一戸建てで実現した注文住宅の実例も紹介しますので、実用性もデザインもこだわりたい方は、ぜひ参考にして下さい。
● ただし、二階リビングの後悔は対策を取ることもできますので、工夫を加えて二階リビングのメリットだけを感じられる住まいを建てましょう。
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二階リビングで感じる7つの後悔
はじめに、二階にリビングのある間取りを選択した場合に、どのような後悔を感じやすいのか確認しましょう。
主に以下の7つの場面で、二階リビングにしたことを後悔する可能性があります。
- 二階に暑い空気が溜まってしまう
- 日々の階段利用が大変に感じる
- 二階からの排水音が一階に響く
- 一階寝室の場合外からの音が響く
- 思春期の子育てが不安(一階の子ども室にこもる)
- 高齢になったときの移動が不安
- 売却したくても売れない可能性がある
暑い空気が溜まる「熱」の問題、階段を利用することで生じる「暮らしやすさ」の問題、排水音や寝室への「音」の問題、子育てや高齢になった場合、売却時など、不安や後悔を抱えるケースは多くありますので、それぞれ対策を立てる必要があります。
二階リビングの後悔・失敗への対策
紹介した二階リビングの後悔や失敗に対して、具体的に取ることのできる対策を紹介します。
以下の6つの対策を検討して、二階リビングの後悔・失敗を防ぎましょう。
- 高気密高断熱・通風に配慮した間取り
- 緩やかな階段・収納の配慮・ホームエレベーター
- PS(パイプスペース)を意識する
- 室外機・接道との関係性を意識
- リビングの快適性を高める
- 汎用性の高い間取りにしておく
高気密高断熱・通風に配慮した間取り
1つ目は、高気密高断熱など、住宅の基本性能を確保することです。
しっかり断熱し、気密性も確保した住まいであれば、外の暑さ・寒さの侵入を防ぐことができます。
たとえば、高性能な断熱材の利用、気密試験の実施といった対策が当てはまります。
また、夏場の暑い空気を排出するためには、風通しのよい家づくりを意識することが大切です。
南から北へ、東から西へ風の通りを妨げないように間取りを意識すれば、初夏や晩秋などは窓を開けるだけでも快適に暮らせます。
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【高気密高断熱は必要ない】は本当?理由と対策を解説│メリット・後悔を防ぐ方法も紹介
緩やかな階段・ホームエレベーター・収納の配慮
2つ目は、緩やかな階段にする、ホームエレベーターを設置するといった、階段利用時の負担軽減を図ることです。
二階リビングにする場合、一階は寝室や水回りが主となりますので、天井高を下げても暮らしに影響はありません。
また、階段の段数を増やすことでも一段当たりの高さを減らせます。
こうした工夫で階段を利用する際の負担は減らせます。
老後の暮らしまで考えると、ホームエレベーターの設置、または場所の確保だけでも検討してもよいでしょう。
ほかにも、一階に大型の収納を設ける、玄関前に収納を設けるといったアイデアで、階段を使用する際の手荷物の量を減らすことも効果的です。
PS(パイプスペース)を意識する
3つ目は、PS(パイプスペース:上階の排水を流す配管を通すためのスペース)を意識することです。
二階からの排水音が気になる場合、PSが寝室や子ども室といった静粛性が必要な間取りに隣接しているケースが多いものです。
PSを洗面所や1階トイレなど、静粛性が求められない位置に配置できるよう、間取りを工夫しましょう。
室外機・接道との関係性を意識
4つ目は、室外機や接道との関係性を意識することです。
二階リビングを採用する場合、一階に寝室や子ども室が配置されますが、このとき寝室・子ども室がエアコンの室外機や道路と接していると、室外機の稼働音や車の走行音が気になるケースがあります。
間取りを検討する時点で、静粛性が求められる部屋を音の発生源となる場所から離して設置することが重要です。
十分な広さの土地がある場合は、家と道路との間に十分な広さの庭やアプローチを設けることも効果的です。
リビングの快適性を高める
5つ目は、リビングの快適性を高めることです。
二階リビングの場合、子どもが帰宅した場合に一階の子ども部屋に直行されれば帰宅したのかが分かりません。
思春期など子育ての時期が気になる方は、子ども室の面積を最小限にしたうえで二階リビングに十分な広さを設けて、子どもが自然とリビングに集まる住まいを目指しましょう。
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汎用性の高い間取りにしておく
6つ目は、汎用性の高い間取りにすることです。
転職や転勤で住まいを売却する必要が生じたとき、一般的でない間取りの場合売却に時間がかかったり、想定通りの価格で売却できない恐れがあります。
将来転職・転勤がある場合、二階リビングでもシンプルで使いやすい間取りにして、買い手がつきやすいよう意識しましょう。
二階リビングだから得られる7つのメリット
このように二階リビングには、デメリットがありますが対策を取ることも可能です。
一方で、どのようなメリットがあるのかについても確認しておきましょう。
LDK和室がつながる一体的な間取り
二階リビングは屋根からの荷重だけ支えればよいので、柱や壁の量を減らすことができます。
このため、視線が遠くに抜ける開放的な間取りを作りやすい点がメリットです。
通行人や車からの視線を感じない暮らし
二階にリビングがあることは、通行人や車からの視線を気にしない暮らしにもつながります。
外からの視線を感じながらの暮らしではくつろげませんが、二階リビングであれば視線をカットでき、プライバシー性の高い暮らしを送れます。
ただし、周囲の建物の窓の位置を確認し、リビングの窓が隣家の窓と向き合わないようにするなど近隣への配慮が必要です。
十分な採光で冬場に暖かく暮らす
採光の面でも二階リビングは効果を発揮します。
周囲を建物に囲まれた環境であっても、二階リビングなら十分な採光を見込めます。
特に冬場は太陽の光が差し込んで十分な明るさ、暖かさを期待できるでしょう。
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十分な通風で衛生的な暮らしに
二階リビングで効果的なことは、採光に加えて十分な通風を期待できることです。
一体的な間取りにしやすい二階リビングは、適切に窓を配置することで風が吹き込み快適な住環境となります。
湿気や汚れた空気、シックハウスの原因物質なども排出できますので、衛生的な暮らしになるでしょう。
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二階でくつろぐ際に騒音が気にならない
リビングでくつろぐ際に、室外機や車などの騒音が気にならなくなる点もメリットといえます。
一階にリビングがある場合、エアコンの室外機や前面道路を通過する車による振動、音が気になることがあります。
しかし二階リビングであれば、騒音源と物理的に距離を置けますので、静かなリビングを実現できるでしょう。
小屋裏を活用した開放的な天井
二階リビングを採用する場合、小屋裏(屋根と天井の間に広がる空間)を利用することも容易です。
小屋裏が見えるように施工すれば開放的な内装になりますし、ロフトとして登れるようにすれば書斎や収納としても活用できます。
一階の壁・柱が増えて耐震性アップ
二階リビングは耐震性が高くなることも知られています。
一階が水回り、および寝室や子ども室といった個室になりますので、壁や柱を十分に配置することができ、耐震性が高まります。
まとめ│二階リビングで快適な暮らしを実現
二階リビングで感じることの多い「後悔」「失敗」や対策、メリットといった特徴について解説しました。
開放的な空間を完成させやすい二階リビングは、温熱環境や音など、後悔や失敗につながることもあるようです。
ただし、紹介したように対策を取れば後悔を避けられます。
後悔・失敗を避けて二階リビングを建てるなら、後悔やデメリットに工夫で対策を立てられる工務店・ハウスメーカーに依頼することをおすすめします。
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