日当たりの悪い家でも快適に過ごす工夫5選|メリット・デメリットも解説

日当たりの悪い家でも快適に過ごす工夫5選|メリット・デメリットも解説

「日当たりの悪い立地でも快適な住まいを実現したい」このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。

日当たりが悪い場合でも、設計や工夫によって明るく居心地の良い家を実現することは可能です。

この記事では、千葉県を中心に関東エリアで注文住宅を手がける工務店「日建ホーム」が、日当たりの悪い家でも快適に過ごすための5つの工夫や、意外なメリットやデメリットについてわかりやすく解説します。

このコラムのポイント
● 日当たりが悪い家でも、2階リビングや吹き抜け、高窓などを設けると、自然光を室内に取り込めます。
● 日当たりの悪い家には「土地代が抑えられる」「夏は涼しい」「家具が日焼けしにくい」といった意外なメリットもあります。

日建ホームでは、自然素材を利用した家づくりのよさを伝えるために「家づくりはじめてセット」をご希望の方にお届けしています。

ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
(※資料の送付は、当社の施工エリア(我孫子市より車で約60分以内)に限らせていただきます。)

セット内容

  • ✓暮らしを育む家
  • ✓ほんとうの木のぬくもり
  • ✓モデルハウス nex カタログ
  • ✓N-style 通信
  • ✓開催予定イベントのお知らせ
家づくりはじめてセット

資料の詳しい内容につきましてはこちらをご覧ください。

日当たりの悪い家でも快適に過ごす工夫

最初に、日当たりの悪い家でも快適に暮らすための、5つの工夫をご紹介します。

1. 2階リビングを採用する

2階リビングを採用する

住宅が密集している場所や、道路から奥まった細長い土地(旗竿地)では、1階に日差しが届きにくい場合があります。

日当たりの悪い立地では、2階にリビングを設けることで、光と風を室内に取り入れやすくなります

日中、ご家族で過ごす時間が長いLDKを高い位置に配置することで、明るく開放的な空間を作ることが可能です。

2階リビングのメリットや、後悔しやすいポイントについてさらに詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

〈関連コラム〉
二階リビングで「後悔」や「失敗」を感じる瞬間とは?対策やメリットも実例とともに解説

2. 吹き抜けや高窓を設ける

家の中心に吹き抜けを設けると、2階の窓から入る光が1階の奥まで届き、家全体が明るく開放的な空間になります。

また、天井近くに設ける「高窓」は外からの視線を気にせずに済み、部屋の奥まで光が届きやすいため、プライバシーと採光を両立したいお部屋に適しています。

吹き抜けのある家では、暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまる傾向があるため、シーリングファンや全館空調の導入がおすすめです。

全館空調のメリットやデメリットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

〈関連コラム〉
「全館空調の電気代は高すぎる」と言われる理由|抑える方法やメリット・デメリットも解説

3. 中庭を設ける

中庭を設ける

住宅をコの字型やL字型に配置し、中央に中庭を設ける設計も魅力的です。

中庭は、外からの視線を気にせずに光と風を取り込める、プライベートな空間です。

中庭を囲むようにLDKを配置し、大きな窓を設けることで、どの部屋からも光が差し込み、視覚的な広がりも感じられます

4. 高気密・高断熱の住宅にする

日当たりが悪い家は冬に寒くなりやすい点が特徴ですが、高気密高断熱住宅にすることで、魔法瓶のように外気温の影響を受けにくい住環境を作れます

これにより、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるだけでなく、冷暖房の効率が上がり、光熱費の節約にもつながります。

5. 内装の色を明るくする

内装に明るい色を選ぶことは、家を明るく見せるのに効果的です。

白やアイボリーなどの色は光を反射させる性質があるため、部屋全体を明るく広く見せられます

壁や天井の壁紙を白で統一し、床材も明るい色味のフローリングを選ぶことで、日中のわずかな光も反射させ、空間全体が明るい印象になります。

日当たりの悪い家のメリット

日当たりの悪い家のメリット

日当たりの悪い家のメリットは主に以下の4つです。

  • ・土地代を抑えやすい:日当たりが悪い物件は需要が低いため、南向きの人気物件より安価で購入できる
  • ・夏は涼しく、光熱費を節約できる:直射日光の影響を受けにくいため室温が上がりにくく、冷房費を抑えられる
  • ・家具や床などが日焼けしにくい:紫外線による家具やフローリングの変色・劣化が起こりにくく、長持ちする
  • ・プライバシーを確保しやすい:立地によっては外からの視線を気にせず、プライベートな空間を保てる

日当たりの悪い家のデメリットと対策

日当たりの悪い家のデメリットと対策

日当たりの悪い家にはメリットがある一方、デメリットもあります。

ここでは、日当たりの悪い家で考えられるデメリットと、解消するための対策をご紹介します。

昼間でも部屋が暗い

太陽光が直接差し込まないため、昼間でも室内が自然光で十分に明るくならない場合があります。

LDKを2階に配置したり、吹き抜けや窓の位置の工夫により、明るい印象に仕上げることも可能です。

湿気がたまりやすく、カビや結露が発生しやすい

日当たりが悪いと室内に湿気がこもりやすくなるため、洗濯物が乾きにくくなります。

湿気を取り除く方法として以下の2つがおすすめです。

    • 除湿器やサーキュレーターを活用して、乾いた空気を循環させる
    • 浴室乾燥機や衣類乾燥機を導入して、洗濯物を乾かす

梅雨や冬はとくに洗濯物が乾きにくく、生乾きの臭いやカビの原因になるため注意が必要です。

冬は寒く、光熱費が増える

日光が入らないと冬は部屋が暖まりにくく、暖房器具の使用時間が長くなります。

対策として高気密・高断熱住宅にすることで、熱が外に逃げにくくなるため、少ないエネルギーで効率的に室内を暖められます

暖房と一緒にサーキュレーターやシーリングファンを使って空気を循環させることで、部屋全体をムラなく暖めることが可能です。

高気密・高断熱住宅のメリットやデメリットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

〈関連コラム〉
【高気密・高断熱の家】住んでみて感じる7つのデメリット「気持ち悪い」「息苦しい」はなぜ?対策やメリットも紹介

日当たりの悪い家でも快適に過ごすQ&A

日当たりの悪い家でも快適に過ごすQ&A

最後に、日当たりの悪い家について日建ホームがよくいただく質問とその回答をご紹介します。

Q. リビングを明るく開放的に保つための間取りの工夫は?

A. 日当たりを確保しにくいリビングを明るく開放的に保つには、窓の位置や大きさが大切です

吹き抜けや高窓を設けることで、光を取り込み、部屋全体に明るく開放的な印象を与えられます。

また、リビングとダイニング、キッチンを一体化させた間取りにすることで、光が家全体に行き渡り、より広々と感じられます。

Q. 日当たりの悪い家は風水的に良くないですか?

A. 風水では、自然の光や風が家の中を巡ることが良いとされています

しかし、日当たりが悪い家でも、照明を工夫して部屋を明るく保ったり湿度を調整したりすることで、快適な空間を作れます。

まとめ|日当たりを気にせず、理想の家を実現

日当たりの悪い家は、土地代を抑えられたり、夏涼しく過ごせたり、家具が日焼けしにくいなどのメリットがある一方で、暗さや湿気、寒く感じやすいなどのデメリットもあります。

しかし、これらは設計や設備の工夫、日々の暮らしの対策によって、解消できる場合がほとんどです

この記事が、日当たりの条件にとらわれず、ご家族のライフスタイルやその土地の特性を最大限に活かした家づくりの参考になれば幸いです。

千葉県で”日当たりの悪い土地”をご検討中の方は日建ホームへご相談ください

おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。

お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。

お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。

お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。

お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。

お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。

モデルハウスや展示場で家づくりを体感しましょう

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: b4e48bbde01bf1767ac571bc50bb79b8.jpg

見学予約受付中

じっくり体感していただくために、モデルハウス見学は予約制にて承っております。見学をご希望される方は、お電話または下記ページのご予約フォームからお申し込みください。

〈お問合せ先〉
TEL:04-7188-5222
E-mail : nikken@n-home.co.jp

〈アクセス〉
〒270-1119 千葉県我孫子市南新木 2-17-20
営業時間 : AM 9:00 ~ PM 6:00


著者情報

日建ホーム編集部

日建ホーム編集部

私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」という気持ちで親身になって寄り添いながらお客様の家づくりに真摯に取り組んでまいります。
一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

詳しいプロフィールはこちら
FacebookTwitterInstagramYouTubepinterest