吹き抜けの寒さ対策|冬も暖かく開放的な家をつくるための住宅性能と設計の工夫、事例を紹介

開放感あふれる吹き抜けは、家づくりで多くの方が憧れる要素の一つです。
しかし、冬の寒さが不安で導入を悩んでいるという声もよく耳にします。
冬も快適に過ごすには、建物の性能と設計の工夫を組み合わせることが不可欠です。
この記事では、千葉県を中心とした関東エリアで注文住宅を手がける工務店「日建ホーム」が、吹き抜けが寒くなる原因や温もりを保つための対策、具体的な施工事例をわかりやすくお伝えします。
理想の住まいを形にするための参考にしていただければ幸いです。
●冷気の入り口となる窓に高性能な窓サッシやガラスを採用すれば、室内の温もりを逃さず、冬も薄着で過ごせる環境が整います。
日建ホームでは、自然素材を利用した家づくりのよさを伝えるために「家づくりはじめてセット」をご希望の方にお届けしています。
ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
(※資料の送付は、当社の施工エリア(我孫子市より車で約60分以内)に限らせていただきます。)
セット内容
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資料の詳しい内容につきましてはこちらをご覧ください。
目次
吹き抜けが寒いと言われる5つの原因

吹き抜けがある家で寒さを感じるのには、建物の構造や空気の性質による5つの原因があります。
・暖める空間が広くなり暖房効率が下がる
・暖かい空気が上昇し足元に冷気が溜まる
・2階からの冷気が降りてくるコールドドラフト現象
・窓の面積が広く外気の冷たさが伝わりやすい
・住宅自体の断熱性や気密性の不足
1.暖める空間が広くなり暖房効率が下がる
吹き抜けは上下の階がつながるため、一続きの空間としての容積が大きく増えます。
そのため、個室に比べてエアコンの風が分散しやすく、部屋全体が暖まるまでに時間がかかります。
空間の大きさに適した暖房器具を選び、熱を逃がさない工夫をあらかじめ計画しておくことが大切です。
2.暖かい空気が上昇し足元に冷気が溜まる
「暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ」動く性質があります。
暖房で温まった空気は吹き抜けを通って2階へ昇ってしまい、ご家族がくつろぐ1階の足元には冷たい空気が停滞しやすくなります。
この「上下の温度差」をどう解消し、暖かい空気をいかに階下へ戻すかが、居心地の良さを左右するポイントです。
3.2階からの冷気が降りてくるコールドドラフト現象
冷たい窓ガラスに触れて冷やされた空気が、床面へ流れ落ちる現象を「コールドドラフト」と呼びます。
吹き抜けにある高い位置の窓で冷やされた空気が、1階の足元まで一気に降りてくるため、隙間風のような寒さを感じます。
これは壁の断熱だけでは防げないため、窓の配置や性能への配慮が不可欠です。
4.窓の面積が広く外気の冷たさが伝わりやすい
吹き抜けは明るさを確保するために窓を大きく、高く設けるのが一般的です。
しかし、窓は壁に比べて熱を通しやすいため、面積が広くなるほど外の冷たさが室内に伝わりやすくなります。
開放感と断熱性のバランスを考えた、質の高い部材選びが求められます。
5.住宅自体の断熱性や気密性の不足
家の隙間をなくす気密と、熱の出入りを抑える断熱という建物の基礎体力が不足していると、どんなに暖房を強めても効果が半減します。
特に吹き抜けのような大空間をつくる場合、目に見えない構造部分の性能が室内の快適さを左右します。
基準となる数値をしっかり確認し、年中快適な家づくりを目指しましょう。
気密性の高い家がもたらすメリットや、検討時に知っておきたいポイントについては、こちらで詳しく解説しています。
〈関連コラム〉
『気密性の高い家のメリット・デメリット』解説│ハウスメーカー・工務店の選び方も紹介
家づくり段階での住宅性能と設計の工夫

吹き抜けの寒さを解消し、一年中快適な住まいを実現するには、家づくりの計画段階での対策が大切です。
後からの変更が難しい構造部分だからこそ、住宅性能と設計をセットで考えましょう。
主な対策は以下の3つです。
・窓ガラスや窓サッシの性能を上げる
・冬場の日射を有効活用するパッシブデザインを採用する
・シーリングファンを活用し空気を循環させる
1.窓ガラスや窓サッシの性能を上げる
住宅の中で最も熱の出入りが激しいのが「窓」です。
吹き抜けには大きな窓を設けることが多いため、窓を断熱するのが最も効果的です。
高性能な木製サッシやトリプルガラスの組み合わせによって、外の冷気をシャットアウトし、暖房で温めた空気を逃しにくくします。
結露の防止にもなり、住まいを健やかに長持ちさせることにもつながります。
高い断熱性と木の温もりを兼ね備えた木製サッシの魅力や注意点については、こちらを参考にしてください。
〈関連コラム〉
木製サッシの後悔ポイントを深掘り!魅力や他の種類との比較
2.冬場の日射を有効活用するパッシブデザインを採用する
機械に頼りすぎず、太陽の光と熱を賢く利用するのが「パッシブデザイン」の考え方です。
冬場は、太陽光を吹き抜けの窓から部屋の奥まで取り込むことで、日差しそのものが天然の暖房になります。
日中に取り込んだ熱が床や壁に蓄えられるため、夜になっても室温が下がりにくい、地球にも家計にも優しい環境が整います。
高性能な住宅に住むことで得られる具体的なメリットと、知っておくべきデメリットについて、こちらで解説しているのでぜひ参考にしてください。
〈関連コラム〉
【高性能な住宅・家に住む】8つのメリット・3つのデメリット│対策や建て方も解説
3.シーリングファンを活用し空気を循環させる
暖かい空気が上に溜まってしまう性質を、天井に設置したシーリングファンで解消します。
ゆっくりと空気をかき混ぜることで、2階に溜まった暖気を足元へ押し戻し、ムラのない暖かさを実現可能です。
一年を通して空調の効率が上がるだけでなく、開放的な空間のアクセントとして、インテリア性も高めてくれます。
快適な吹き抜けの施工事例
最後に、日建ホームが手がけた開放感のある吹き抜けの施工事例を紹介します。
景色を取り込む、開放感あふれる吹き抜けホール
こちらは、筑波山の景色を贅沢に取り込む、開放感あふれる吹き抜けホールです。

キッチンとダイニングの上部に吹き抜けを設け、日中は照明がいらないほど明るい空間です。
光と景色を多く取り込める設計は、自然との一体感を演出します。

吹き抜けに面した2階には、遠くに筑波山を望め、風を感じるホールを配置しました。
視界が抜けることで、実際の面積以上の広がりを感じられます。
吹き抜け×勾配天井でロフトまでつながる開放的なLDK
自然素材の温もりと吹き抜けで開放感あふれるLDKの事例です。

インテリアにとけ込む鉄骨階段が、軽やかな印象を与えます。

杉板張りの勾配天井が、空間のアクセントとして温かみを添えています。
2階とオープンにつながる多目的なロフトは、ご家族の気配を感じつつ自由に使える場所です。
障子から光が注ぐ、プライバシーに配慮した吹き抜け
こちらは、風の道や光の道を考えた、外とつながる心地よいリビングの事例です。

閉めると一枚の面のように見える美しい吉村障子を採用しています。
障子を閉めても、吹き抜けに設けた広い窓から光が差し込み、プライバシーも確保できます。

吹き抜けに面して書庫とワーキングカウンターを設け、勉強や読書に集中できる環境です。
個性を活かしつつ、機能的な配置を追求した住まいとなっています。
まとめ|吹き抜けの寒さ対策は性能と設計の掛け合わせが必要
吹き抜けのある家で冬を暖かく過ごすには、断熱・気密性能と、光や空気を制御する設計の工夫をセットで考えることが不可欠です。
性能と工夫が共にそろうことで寒さへの不安が解消され、吹き抜け本来の開放感と心地よさを存分に感じられます。
ライフスタイルに合わせた、理想の吹き抜け空間づくりの参考になれば幸いです。
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お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
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お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。
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