【高性能な住宅・家に住む】8つのメリット・3つのデメリット│対策や建て方も解説
「家を建てるなら高性能な住宅・家に住みたい!」
このような希望を持つ方は少なくありません。
性能の高い家に住むことで、快適な生活を送ることを期待できるからです。
一方で、高性能な住宅・家とはどのような住まいなのか、詳しく把握している方は少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では、高性能住宅の基準や定義、メリットやデメリットおよび対策などについて解説します。
高性能住宅を建てる際に重要な「建て方」についても解説しますので、快適な住環境の住まいを目指している方はぜひ参考にしてください。
● デメリットは3つ、一方メリットは8つあり、多くの人に勧められる住宅です。
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高性能な住宅・家の基準や定義について
はじめに、高性能な住宅・家とは、どういった性能の住まいなのか、基準や定義についてお伝えします。
一般的に、高性能住宅は次の5つの性能が優れた住まいを指します。
断熱性 | 2025年より、断熱性能等級4の取得が義務化される。等級5(ZEH基準)を超える場合、一般的に高性能とされる。「UA値」で表現。 |
気密性 | 気密性についての明確な基準はないものの、1.0(cm2/m2)を下回る場合、一般的に高性能とされる。「C値」で表現。 |
省エネ性 | 住まいのエネルギー消費量が基準値以下の住まい。断熱材や窓、電気設備や太陽光発電など複数の要素から算定。 |
耐震性 | 地震に耐える強度を3段階で分ける「耐震等級」で表現。3が最高等級で、1の1.5倍の耐震性とされる。 |
耐久性 | 基礎や柱の耐久性やメンテナンス性など、住宅性能表示制度の「劣化対策等級」で評価される。 |
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高性能な住宅・家に住む『8つのメリット』
高性能住宅に住む場合、次の8つのメリットを感じられ快適に暮らせます。
(1)夏も冬も一年中快適な温熱環境
1つ目は、快適な温熱環境で暮らせることです。
断熱性と気密性に優れた高性能住宅では、夏も冬も外気温が中に伝わりづらく、一年中快適な温熱環境で過ごせます。
冬の寒さ、夏の暑さを感じることが少なくなり、快適な住環境を実現可能です。
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(2)部屋ごとの温度差がなくヒートショックも避けられる
2つ目は、部屋ごとの温度差がなくなることです。
季節ごとの温度変化に加えて部屋ごとの温度差も小さくなることから、トイレや洗面所など冷えがちな間取りも暖かく感じられ、急激な温度差による体調不良「ヒートショック」も防げます。
各部屋に空調した空気を送る全館空調を利用すると、さらに快適に感じられます。
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(3)空調機器を利用する機会が減り光熱費を抑えられる
3つ目は、光熱費が減ることです。
断熱性や気密性に優れた高性能住宅では、空調機器の利用頻度が減ることから光熱費を削減できます。
家計への負担も減ることから、収支状況が改善し経済的な面でも心地よい家になります。
(4)効率的な換気で清浄な空気、結露も防げる
4つ目は、清浄な空気環境になることです。
気密性の高い家は効率的に室内の空気が入れ替わりますので、室内の空気が清浄な状態が保たれます。
また、室内に適度な気流が生まれる点や、高性能な窓の導入などによって結露を防ぐことができ、窓辺のカビやダニの発生も防げます。
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(5)騒音を感じず、騒音源になる心配も不要に
5つ目は、騒音を防げることです。
気密性の高い家では、外の音を遮断できることから、車の音など騒音を感じずに暮らせます。
逆にピアノの音などが外へ伝わることも防げることから、騒音源になる心配も減らすことが可能です。
(6)地震などの災害に強く、修繕費も安価
6つ目は、地震などの災害に強くなることです。
耐震等級3を取得するなど耐震性の高い高性能住宅は、地震などの災害に強く安全な暮らしを実現可能です。
地震の発生時に家に加わるダメージを減らせることから、修繕費が安価になる点もメリットといえます。
(7)家の寿命が長く、資産価値も維持できる
7つ目は、家の寿命が長くなることです。
耐久性の高い高性能住宅では、特別なメンテナンスを施さなくても性能を維持することができ、家を長期間快適な状態に保てます。
資産価値も維持できることから、将来売却する事となった場合も高い価格での売却を期待できます。
(8)補助金や税金の優遇制度を利用できる
8つ目は、補助金や税金優遇制度の対象になることです。
2024年は「子育てエコホーム支援事業」や「ZEH補助金」など、性能の高い家に対する複数の補助制度が行われています。
税金の優遇制度なども活用して、建築費用の負担を減らしながら高性能な住宅・家を建てることが可能です。
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高性能な住宅・家を選ぶことで、こうした複数のメリットがあります。
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高性能な住宅・家に住む『3つのデメリットと対策』
一方で、高性能住宅にはデメリットもありますので紹介します。また、デメリットを感じないための対策も合わせて紹介します。
(1)費用が高め(対策:補助金利用・支出減を計算)
1つ目は、建築費用が高くなる場合がある点です。
高性能住宅では、性能の高い断熱材や窓を利用することから、建築コストが高くなりがちです。
対策としては、補助金を活用して実質的な建築費用の増加を軽減することのほか、以下のように高性能にすることによる支出の減少を加味することも効果的です。
- 高気密高断熱による光熱費の削減
- 優れた温熱環境による体調維持・通院回数の減少
- 結露の軽減による壁内のカビ・腐食の軽減
- 高耐久な外装の利用によるメンテナンスコストの減少
- 地震発生後の修繕費の軽減
(2)空気がこもる(対策:適切な換気経路を検討)
2つ目は、高気密によって空気がこもることです。
適切な換気が取れなければ空気がこもりがちになり、湿気やシックハウス症候群の原因物質が滞留することなどが指摘されます。
効果的な対策は、適切な換気経路を検討することです。
換気扇及び給気口の位置や数が適切であれば、湿気やアレルギー物質を効率的に排出できますので、適切な換気計画を立てられる業者に依頼することが重要です。
(3)窓が少なくなりがち(対策:工務店選びを重視する)
3つ目は、窓が少なくなりがちであることです。
耐震性を確保すること、断熱性を高めることを目的とする場合、窓よりも壁を多くするほうが効率的に目的を達成できます。
しかし、窓が少ないと閉塞感が生まれる恐れがありますので、窓を十分確保しても耐震性や断熱性を維持できる、高性能住宅を建て慣れた業者への依頼がおすすめです。
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高性能な住宅・家を建てるには?
記事の終わりに、高性能な住宅・家を建てるために知っておきたい考え方をお伝えします。
断熱性の数値目標を掲げる会社に依頼する
高性能住宅を目指す場合は、断熱性について数値目標を掲げている会社に依頼することをおすすめします。
Ua値を指標とする断熱性について数値目標のある会社であれば、一定の性能を確保することを期待できます。
ホームページを確認して、具体的な数値目標が掲載されている会社に依頼しましょう。
▶C値0.30 UA値0.42│日建ホームの高性能な住まいについて
気密試験をする会社に依頼する
気密性を確保するためには、気密試験をしている会社がおすすめです。
気密試験は、対象とする建物で実際にどの程度の気密性があるのか確認できる試験です。
こちらも数値目標を定めた上で、数値目標を下回る場合に再施工するなど徹底した管理ができる会社がおすすめです。
耐震等級3が標準仕様の会社に依頼する
耐震性については、耐震性の最高等級である耐震等級3を標準仕様とする会社がおすすめです。
標準的に耐震等級3の住まいを設計することでノウハウが蓄積され、デザイン性を確保しながら十分な耐震性を得られる建て方を習得できるからです。
耐久性の高い建材や工法を利用する
耐久性については、瓦屋根や軒の出た家など、耐久性の高い建材や工法を利用する会社がおすすめです。
こうした建材・工法を利用する会社であれば、耐久性を確保するための建て方やノウハウが蓄積されることを期待できるからです。
施工事例を確認し、長持ちする仕様の家づくりをしているか確認しましょう。
まとめ│高性能住宅は日建ホームで
高性能な住宅・家とはどのような家なのか、またメリット・デメリットや建て方に至るまで全般的に解説しました。
高性能住宅に住むことで快適な住環境になることに加え、地震に遭遇した際も安心して暮らし続けられますので、快適・安心な住まいになることを期待できます。
注文住宅を建てるなら、高性能住宅を支える5つの性能を満たせる工務店・ハウスメーカーに依頼しましょう。
千葉県で”高性能な住宅・家”をご検討中の方は日建ホームへご相談ください
おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。
お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。
お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。
お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。
お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。
お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
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